infoseek のときのホームページでは、アドレスを載せていたので、結構、問い合わせがあった。こちらのブログでは、「コメント欄」でしか、連絡をとれないようにしていた。だから、当然ながら、問い合わせがしずらい。
夏の暑いときに物置の奥から取り出す気にはなれない。涼しくなったら、整理しなければとは思っているのだが---
本日、問い合わせができるように、プロフィール欄にメールアドレスを載せた。infoseek のときのように、私のブログ記事と全く無関係の内容のものが来ないことを願っている。もし、妙な「お誘い」のhttp があったら、見つけ次第、即座に削除しますので悪しからず。それでも無くならなければ、再度、アドレスを解除するしかない。
以前売却したように、我が家に来てもらうのが一番いい。そうなると、首都圏在住者に限られる。昔、私が若い頃で総武快速が無い時代に、茂原から渋谷の中村書店へ出かけて行って高野喜久雄の詩集「独楽」を入手したことがある。そのように、或る本を希望してきても、その人がどれだけ、その本を入手したいのか、その熱意がなかなか私には伝わらない。----そんな、こんなで、今日まで蔵書の整理を引き延ばしてきた。だが、いよいよ、先がなくなってきた。ダンボール詰めの書籍を担ぎ上げる腕力は、昔からない。何しろ私は、チョークより重いものを持ったことが無い身だ。
最近、和歌山の人から問い合わせがあり、一度は、その人に売るつもりになったが、実際に売るとなると、手続きが面倒なことが分かり、約束は果たせなかった。
今日、地元にあるヤマト運輸に行って、いろいろ訊ねてきた。そのさい、問い合わせの本も持参した。*私の蔵書(一部)の中にある下記の書籍だ。
17 ウエツフミ原文併記全訳全5巻 吾郷清彦 、 26 古事記以前の書 吾郷清彦
*いずれ、修正して改訂版を出したい。
先ず、(和歌山へ送るとして)宅急便の送料である。実際に量ってもらった。
17→1,050円、26→840円
これだと、一冊送るのも、六冊送るのも、そんなに差は無いことが分かった。
前者なら25,000円で売ってもよいが、後者を3,000円で売るには考えてしまう。
つまり、一冊では、売るほうも買うほうも躊躇する。数冊まとめて売るしかないようだ。ただ、「独楽」のように、交通費がいくらかかっても欲しいという本はあるはずだ。
我が家で言うと、総武線の船橋駅か常磐線の松戸駅で相対売買するのなら、歓迎だ。だが、そういう場合は少ないだろう。かつては、海外から購入希望のあった本もある。国内にしても、遠方だと宅急便に頼るしかない。
その場合も、問題がある。購入者は「本を送ってくれたら、金を払う」と希望するし、こちらは「入金を確認できたら、本を送る」ことにしたい。楽天など、多くの場合は、後者らしい。だが、それでは購入者は不安であろう。だから、「代引き」がいい。このことに関して、ヤマトに訊ねた。その場合は、「契約手続き」が要るとのこと。売る側と業者の間で、現金の授受はせず、すべて、カードなどの決済だそうだ。
その前に、これまでの契約は会社が相手で、個人を相手にしたことは(これまで)無いとのことだ。
こういう状況だから、首都圏在住者を相手にするしかないだろう。或いは、(私が嘗てやったように)大型ザックを担いでやってきて、数十冊を購入してもらうしかないのではなかろうか。
最後に、2007年の「蔵書」の中身は、ホンノ一部である。例えば、白柳秀湖のものなら、10冊以上あり、これも処分の対象だ。その他、名前を未発表の古書が物置には沢山詰まっている。