※最下部のバーを右にスライドすると、隠れた部分が見えます。
朝から良い天気で風も無い。こんな日に家にいる手はない。自転車も直ったし、「秋の日のヴィオロンのため息」を聴きにデジカメを片手に愛車を走らせた。先ずは我が家の近く、稲荷前三叉路を通過し、初富小の裏から五中まで1キロ以上続く「野馬土手」の道を行く。→鎌ヶ谷にもあったミニ万里の長城
稲荷三叉路の手前。残念ながら道路や宅地のため、この文化財はこの箇所の半分が破壊された。
野馬土手が国の史跡に指定されたのを機に、初富小学校グランドの前に設置された。
ここから1キロ以上続く野馬土手は、残念ながら途中で何箇所も破壊されているが、下の写真のように、自転車1台がやっと通れる幅の快適な散歩道だ。
5中裏の野球場では親の応援のもと、子供たちが秋の陽を浴びていた。
そこから鎌ヶ谷市を抜け、北総鉄道の西白井駅近くから「所沢市民の森」まで続く緑道を行く。2キロくらいあるだろうか。
この緑道の途中に七次台第二公園というのがある。下の写真はその公園の見晴台。
緑道の終点にある「所沢ふるさとの森」。中に散歩道がある。すぐ北側は国道16号。
この森道を離れ、神崎川へ向かう。
この下り坂は畑の中を走る快適な道だ。道端にはドングリや椎の実などが、所狭しとばかり落ちている。赤い実をつけた柿の木や山茶花も目立つ。鷲神社の前に地元の人が使う舗装の道があり、神崎川沿いに源流まで続く。ちなみに、この川は競馬学校脇の弁天池から始まる。昔はかなりの量の湧き水だったらしい。
神崎川の源流に向かって、我が家のほうへ戻ることにする。田園風景が広がり、秋まっさかりだ。
農道みたいなこの道を独占して走る。静かで虫の声もする。「ヴィオロンのため息」が聞こえてきそうだ。この先に北総鉄道がある。辿り着くと、その高架下のどこかから、ヴィオロンではなく、トランペットの音色が漂ってきた。
競馬学校の西側の道には菊などの秋の花が咲き乱れていた。途中で農家の野菜売り無人スタンドがあったので、葱や薩摩芋などの百円野菜を購入し、前籠に入れて帰ってきた。