元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

《パソコン用語の分かりずらさ》←翻訳者の怠慢・無能

2007-07-05 17:25:44 | エッセイ

   世に出回っているパソコンに関する用語やマニュアルに、いかに通じないものが多いことよ。これひとえに翻訳者の怠慢・無能以外の何物でもない。
  コンピューターはアメリカから来たものだから、元は英語だ。それを読んで、日本語にした者が、語学力がなく、また日本語もろくろく知らなかったために、今日の混乱を招いたのだ。反省・改善のかけらも無い。

  私が初めてPC9801に触れたMS-DOS全盛期の頃を思い出す。
 例を挙げよう。「何かのキーを押してください」ときた。「何かのキー」なんて日本語あるの? 「何科の木ィ」--? --「浪速のジョー」、「浪速の春団治」なら知ってる。この、ナニワノ(→ナニカノ)の抑揚で、アクセントのないヤツである。
 私はキーボードをあちこち捜した。「えーと、ナニカノ--、ナニカノ--、元カノ?」--いくら捜しても無い。
 後日分かったのだが、英語 any key の訳なのだ。それだったら、訳すな!中学生でも英語のほうなら分かるじゃんか、じゃんか、ジャカ、ジャカ。どうしても日本語にしたいのだったら、「どのキーでもいいですから...」とできないものか。
 「立ち上げる」もそうだ。私など、パソコンの前に座っていたのだが、やにわに立ち上がって、あの重いブラウン管を肩の上に持ち上げてしまった。いやー、マイッタ、マイッタ。落とさないかと、冷や汗かいたよ、まったく。あれって、set up のこと?「~を~して、最初の画面を出しましょう」ではどうだろう? 
 最近お目にかかったのは「検索エンジンにわたす」。わたす(=私)、ワーカリマセン。passでもあったのかな?「~に登録する」なら分かります。 どだい、「エンジン」だの搭載だのって、おどかすなよ。ひっくり返ってしもうた。ワタス、チョー気が弱いのです、ハイ。


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