【鬼怒川6橋めぐり】--昨年9月に完成した楯岩大吊橋を加えると6橋になる。
日時;2009-12-17
天気;小雪
[徒歩コース]約8キロ。「くろがね橋」の足湯に浸かったり、「ふれあい橋」には陶製絵手紙が沢山展示されている。さらに、楯岩大吊橋の先にある「楯岩見晴台」に登ったり、「古釜の滝」を見ても、トータル3時間程度のウォーキングとなろう。
おおるり荘(9:00)→(宿のバス)→鬼怒川公園駅→鬼怒岩橋→滝見橋→くろがね橋→ふれあい橋→立岩橋→楯岩大吊橋→楯岩見晴台→古釜の滝→大吊橋→(12:40)ラーメン店(昼食)→鬼怒川温泉駅→(電車)→新藤原駅→おおるり荘
朝から雪になったので、「ミニ奥入瀬渓谷」とも言われる恋路沢ハイキングを中止して、6橋巡りに切り替えた。初めの鬼怒岩橋を渡る頃には、雨具や傘が必要になり、手袋をしないと手が悴んだ。
吊橋の滝見橋で雪景色を楽しみカメラを向けた。
「くろがね橋」に来ると歩道を占拠されていたNHK(?)のドラマ撮影中で、芸者姿の女優に対して監督が演技の注文を付けているようであった。役者以外のスタッフの数が多く、我々は後ろから来る車に気をつけながら橋を渡った。すると、そこに足湯があり、屋根がついていたので雪宿りをかねてお邪魔した。
くろがね公園から見た鬼怒川
ロケハンはあっと言う間に車ごと姿を消した。気づくと、その歩道にこのような裸婦像があった。美しいボディーラインで、私だけでなく女性たちも、しばらく見惚れた。
作者の観察眼というか技量というか、これこそ正にエロスの傑作であろう。いろんな角度から撮影したが、一眼カメラでなかったのでボカシができず、背景に車など、雑多なものが入り込んだため、写真はこれ1枚にしておく。
「鬼怒子の湯」という足湯で。雪の中を歩いてきたので、悴んだ手や足には恵みの湯であった。
「ホテル・ニューおおるり」の前の立岩橋周辺には、未だ紅葉が見られた。
正面が楯岩の岸壁
2009-7-19完成の「鬼怒楯岩大吊橋」(仮称)。この橋(無料)を渡った対岸に林道へ導く階段があり、林道を右に行けば「楯岩見晴台」、左に行けば「古釜の滝」へ至る。左右とも、5分くらいであろう。
大吊橋を渡る(撮影はWさん。右のも→)楯岩鬼怒姫神社はトンネルの向こうにある。
この左手上に目のくらむような見晴台がある。 冠雪の那須の山々(Wさん撮影)
鬼怒姫神社から烏帽子岩頂上にある見晴台へは階段が付けられている。足元に気をつけて慎重に登る。
大吊橋の上から見た楯岩と鬼怒川の渓谷。
古釜の滝。西沢渓谷の「魚止めの滝」に似ている。
舘岩の大岸壁。左手の松ノ木の奥に見晴台があり、そこで鐘を鳴らすことができる。
ここからは食事処を求めて車道を駅へ向かう。だが、人の往来はなく、町全体に活気がない。不景気なのであろうか。ようやく主要十字路の近くでラーメン店を見つけた。店には先客はいなかったので、我々12名で占拠。
鬼怒川温泉駅から電車に乗って新藤原まで行き、そこから宿まで戻る。夕食までたっぷり時間があり、私は誰もいない大浴場に2回入って夕食を待った。
翌18日は、「ゆけむり号」が松戸まで送ってくれるのはいいのだが、出発が11時過ぎだという。これでは、どこへも行けない。止むを得ず、17日に行けなかった者を連れて、再び楯岩見晴台と古釜の滝往復をして、バスの時間まで過ごした。