元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

エコノミークラス症候群? ---帰りの夜行バスが原因

2015-12-26 11:29:32 | 健康

元の記事は奈良東部の紅葉巡り(赤目渓谷・談山神社・笠置山)--[その3]の中の末尾に書いたものである。それを「健康記事」として、独立させた。

(2) エコノミークラス症候群 ---帰りの夜行バスが原因
  我々が利用した夜行バスは、3列トイレ付き。トイレ付が逆に災いしたようだ。普通なら、東京に着くまでに、SAなどで数回トイレタイム。車内にライトが点灯し、運転席から知らされる。あとで分かったのだが、トイレ付きなので、そういうことは一切無し。私は同じ姿勢でずっと椅子に座って寝ていた。そろそろ、東京に着く頃かと暗い外を見たら、建物はない。時計を
見ると、6時過ぎ。トイレに行っておこうかと、席を立った。ところが、戻るときに異変が起きた。下から上まで、踏み段は2か3。それが辛いのだ。バクバクで呼吸困難。倒れこむようにして座席に戻った。

 それから、また寝たのだろう。眼を覚ましたが、まだ東京ではない。外が明るい7時ころ知らされた。東名高速集中工事とかの渋滞で、2時間以上遅れているとのこと。
 東京駅鍛冶橋駐車場に着いたのが9:35分。ところが、バスから降りたら又バクバクで呼吸困難。思うように歩けない。仲間も心配してくれたが、時間をかけて、ようやく東京駅入口に到着。私はそこでザックを下ろし、血管を広げる薬を飲んだ。実は、動脈硬化症で、私の血管年齢は90歳近く。血管の断面図でいうと、70%は塞がっていて30%の通路を血液が通ってい
る状態。あと5%塞がったら手術、と医師には言われている。

 なんとか、我家に辿り着いたが、どうやらエコノミー症候群。11時間も同じ姿勢で動かなったのだから、当然だろう。ネットで調べたら、飛行機でもバスでも、同様な状況になると出ている。
症状はいったん治まっても、1週間以内に再発することもあるとも書いてある。

 それで、3連休が明け、猛烈に混んでいたが、地元の総合病院に行った。半日以上つぶしたが、エコノミー症候群ではない、との診断。「それだったら、今頃死んでいるよ」と医師。
「だったら、何んだったのですか?」と私。「血流の問題だよ、2・3度トイレ休憩があったはずだが」と医師。「それが無かったのです」と私。「とにかく、足踏みしたりして下半身を動かすことだよ」と言われた。だが、今回のようなバスでは、体操もできなかった。今後、夜行バスではSAで必ず起こしてもらい、外に出ることを心がけようと思った。


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