《人気のJR烏山線[関東唯一のジーゼル車]沿線を訪ねる》
――龍門の滝、烏山(昼食)、山里ウォーク→温泉、宇都宮(餃子)――
日時:11月15日(木)---[ウォーキングは8キロ程度]
交通費:約3千5百円 *鎌ヶ谷(1.160円)東武宇都宮 JR宇都宮(570円)烏山
交通:往:鎌ヶ谷(5:23)--(6:30)春日部(6:54)----(7:42)新栃木(7:51)----(8:25)東武宇
都宮--[徒歩25分]--- JR宇都宮(9:16)-----(10:00)滝{龍門の滝見物}(11:05)-
---(11:10)烏山 {市内で*昼食}(12:39)--(13:07)鴻野山---{元気あっぷむらま
で山里ウォーク6K}{温泉入浴?} *元気あっぷむら:(tel) 028-676-1126
入浴料600円
復:◎15:40発, 宝積駅行き無料バス 宝積→宇都宮{市内で餃子などの夕食}
東武宇都宮(18:28)--(19:03)栃木(19:07)----(20:08)春日部(20:20)柏(21:10)----
(21:29)鎌ヶ谷
本文--*印の写真はH.W.Moonさん撮影のものです。
このコースは、普通では我が町からは日帰りできないし、運賃が高額になる。いろいろ考えているうちに、東武を利用して宇都宮まで行き、市内をJR宇都宮駅まで歩けば交通費も抑えられるし、日帰りも可能ということを発見した。そこで、私など早朝3時半に起きて準備をした。
東武宇都宮駅からJR宇都宮駅まで徒歩25分かかった。
早朝の東武線・春日部駅にて*
JR宇都宮駅から烏山線への直通に乗車した。わずか2両で、自分でボタンを押さないと乗車できない田舎の電車。椅子に座っていると、床下で眠りを誘うような、船酔いを誘うような連続音。これがジーゼル電車なのだと実感。
空は青空。田園地帯の中をジーゼル車は走る。大金駅に近づくと、前方に尖がり帽子のような建物が現れた。カメラを出すのが遅れて駅に着いてしまった。駅舎が邪魔で良い写真が撮れない。
反対側から電車が入ってきて、完全に隠れてしまった。観光物産館の建物のようだ。単線なので、この駅で上下線の交換を行うのだ。地元の乗客が教えてくれた。「帰りに撮るといいです。下りが出発してから上りが出ます。そのちょっとの時間にホームに出て撮ればいい」
だが、停車中ではなく、駅から少し離れたところで、車掌室からカメラを向ければいいということが、分かった。しかし、実際にはそううまくはいかない。下は、帰りに
H.W.Moonさんが撮影したものです。
終点烏山駅の1つ手前が「滝」という駅で、この駅のすぐ近くに、文字通り滝がある。
今や、パスモとかスイカの時代だ。ところがJRなのに、この駅では通用しない。私のように、昔ながらのキップはそのまま手渡しで下車。キップでないものは、清算もできず、電車賃を払い、なおかつ、宇都宮駅改札通過の証明手続き。この用紙を手に、帰りに宇都宮駅で、また手続きをせねばならない。要するに、JRでも降車駅が無人だと、スイカなどは使えず、面倒な手続きが必要だと分かった。→キップ購入のほうが面倒は無い。
歩いて10分で、右に太平神社、左手を下れば竜門の滝だ。
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滝駅に戻り、全員、切符を買って、隣の終点駅・烏山駅へ。市内を散策する時間が無く、そのまま回転寿司の「元気寿司」へ。わたしは、座る前に、那珂川は「関東の四万十川」だそうなので、そこまで徒歩でどのくらいかかるか、店員に訊いた。「そこの吊橋(烏山大橋)まで5分くらい」と言われたが、実際は店から15分もかかった。
「やな」の仕掛け場所まで行きたかったが、時間が無い。橋の脇から写真を撮ってすぐさま引き返す。橋から駅まで25分かかる計算。時計を見ると12時5分。電車は12:39分だ。
ようやく間に合ったが、「山あげ会館」に立ち寄る時間などなかった。
今度もパスモなど使わず、全員、鴻野山(こうのやま)駅までキップを購入して電車に乗る。こんどは、1両車。大金駅では前記のようにシャッターチャンスを狙ったがうまくいかなかった。
鴻野山駅からは「元気あっぷむら」までのウォーキング。水路沿いの道もあるが、旧街道の名残を求めて車道を選んだ。所々に点在する神社仏閣はそれほどの風格は無かった。道路は舗装で広く、車も少ないが、変化に乏しい。途中、高さ20mはありそうな人工の展望台があったが、見渡す限り何もない(私は登らず)。近くに古墳もあるようだが、たいした被葬者ではないだろう。
妙福寺というところで休憩をとった。確かに秋の風情だが、寺の宣伝になるようなものはない。ただ、枝垂れ桜の枝ぶりは見事。春には素晴らしいだろう。
農家の家で自家製の野菜などを売っていた。ゴマや落花生もある。ユズの大袋が目を引いた。ここでだいぶタイムロスをしたようだ。道の随所で黄色や赤の樹木が見られる。
この辺は「ゆずの里」というだけあって、道沿いの農家や畑の各所にユズの木があり、皆たわわに実をつけていた。ユズの生産農家であろう。
行く手の丘陵の上にお城のような建物が見え、その坂を上って行くと、ようやく「元気あっぷむら」に着いた。途中、3ケ所で各10分の休憩をとったので、到着は2時:50分。帰りのバスは3:40分だ。これだと時計を見ながら入浴しなければならない。着替えなど用意はしてきたのだが、相談の結果、温泉入浴を断念。
バスの時間まで、販売所で、農家手作りの野菜などを見て回った。確かに安いので、女性たちはいろいろ購入したようだ。
無料の赤いバスに乗って宝積寺(ほうしゃくじ)駅へ。そこでパスモなどの再利用可能手続きを済ませ、宇都宮駅へ。
駅案内所で、「東武宇都宮駅近くで餃子のうまい店は?」などと訊ねたら、長崎屋の地下にある「来らっせ」を紹介された。異なる店で注文しても、同じテーブルで異なるものを食べられるようになっているのが特徴かな。焼き餃子や水餃子などは、さすが宇都宮、といえるかどうか疑問である。
店を出た頃は、すっかり暗くなっていたが、予定の時間通り地元に戻ってきた。
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