元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

十三塚の謎

2008-07-25 16:43:08 | 異端日本史・民俗学

 朝から日照りだが、熱中症にかかるような距離でもないので、一人で自転車を走らせた。半分近く木陰の道を選んだが、帰りは急に脚に力が入らなくなり、疲労を実感した。風が無ければ参ったかもしれない。

 下記の地図はライブドアーのを利用し、所在地を「ペイント」でずらした。十三塚は「ケイヨーゴルフセンター」裏の森の中にある。16号側から入る山道は分かりずらい。センターのP上の信号から左折する車道を使い、(標識は無いが)裏から森の中へ入るほうが分かりやすい。左手が栗林で、右手が雑木林の森の道だ。

 此処は、中央の大きな塚の左右に6つずつ、小さな塚が一直線にきちんと並んでいる。さて、この十三塚とは何なのだろう?案内板にもあるとおり、いまだに解明されていない。日本全国各地に昔はあったようだ。だが、開発の波と共にどんどん消滅していったとのこと。各地で発掘調査もされたようで、中に埋蔵品も人骨もなかったという報告だ。

 民話などでは、霊の世界と結んだ、おどろおどろした話が各地にあるらしい。鎌倉時代に始まり、江戸時代に流行したという、この風習?

 私は、この森の中で、一人瞑想する。---十三湖、埋没した十三湊、東日流外三郡誌、ゴルゴサーティーン、十三夜講、埋蔵金、落武者、---次々と妄想が頭の中を駆け巡る。

  だが、やぶ蚊の襲撃で、現実世界に引き戻された。---この近くに冨(トミ)塚という地名があるな、鳥見(トミ)神社もある、---何か臭うが、いやいや、全国展開するには、トサのほうが面白そうだ---


 こちら側の端から中央の塚まで6つ、中央の塚から向こうに自転車を置いた場所まで6つ、計13個のマウンドが一直線に並んでいる。

 


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