3歳の孫がミカンを手にして「あけて」と言った。すかさず「アケルでなく、ムイテと言うんだよ」と家内。
言語習得段階では「あけて」が正しい。我家の子供達が幼児のときも「あけて」と言った。中のものを手に入れるには、あける必要があるからだ。だいたい、「剥く」なんて言葉は幼児に「向いて」ない。平和を脅かす言葉ではないか。
イギリスのエッセイストであるロバート・リンドの随筆だったか、電車の中で、向かいの座席の者がミカンを食べる場面が出てくる。筆者いわく、ミカンや葡萄は食べたあとが汚い。その前にピールしなければいけない。こんなことは人前でやってはいけないと批判している。この場合は、英語でもopenは使わない。
ところが、「行く」・「来る」の場合はどうであろう。
「ババのうちにまた来るかい?」と家内。「くる」と孫。すかさず「クルでなくて、イクでしょう?」。こういう会話では、他の孫達も異口同音に「くる」と必ず言う。これは正しい用法だ。
英語でも上記の場面では、goではなく、comeを用いる。goでは、他の場所に行くことになり、用法としては誤りだ。
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