都内の人で、車で我家まで来れるというので、話がとんとん拍子に進んだ。古書売却(1)とは、以下の文面である。
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矢切止夫の本なら、いくらでもある。ネットの「古書店マップ」で調べたら、ほとんど売価が載っていた。[?]の本は載っていなかったので、私が付けた。[*]印は、実松譲の本である。膨大な蔵書をバラで売ると手間が大変だ。それでダンボール1箱に纏めた。古書店の売価がちょうど4万円になる(no.16は価値本)。そこで、纏めて2万5千円の売値にした。
売買手段は以下の3通りがあるが、希望としては①が優先。
①車で来てもらい、本の確認後売買
②電車で最寄の駅まで来てもらう→車で我家まで送り迎え(本の確認)→クロネコやまと
事務所へ→(ダンボールの荷を)自分で自宅へ送る手続き→最寄駅へ
*ダンボール、紐、鋏、筆記用具などは当方で準備しておく
③やまと便。送料は購入者負担(送料は1,500円前後か?)
*これだと売買が同時にできないので、あまり勧められない。
※当方への連絡先はプロフィール欄のメールアドレスです。
no 書名 古書店売値
1 浅野内匠頭 峠の群像たち 800
2 天皇の時代 楠正成 950
3 大石内蔵介 峠の群像たち 800
4 シェークスピアは英王室御用作家 1500?
5 戦国裏がえ史 乱世仕置人 1500
6 戦国 名将の参謀 2000
7 るそん助左ヱ門 1500
8 若き日の武将とらばーゆ 戦国仕留人 800
9 望郷 明治女性史 女たちの動乱史 2000
10 任侠意外史 幕末 650
11 まことの秀吉の実像は 真書太閤記 800
12 乱世仕置人 影武者 1800
13 ずっこけ武勇伝 山田長政 800
14 黄門漫遊記の謎 水戸光圀 1500
15 転職とくほん 戦国武者修行 900
16 特殊発生史 9200
17 幕末の群像 1500
18 戦国武将現代的経営学 1500?
19 上杉謙信は男か女か 800
20 日本人の血脈 八切姓の方則決定版 3000?
21 八切日本外史 1500
22 家康は世良田徳川の出身だった 1500
23 日本海軍英傑伝[実松譲] 1200*
24 巣鴨[実松譲] 1500*
合計金額 40000
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「矢切史観」というのがある。上記(19)や(22)の本のように、学校で教わる通説とは大いに異なるものだ。
矢切氏生前に山岳部で使うキスリングを背負って、直接買いに行ったことがある。歴史の闇を色々教えてもらったが、後日ダンボールで送ってもらった分も含めて、大量に購入した。
手紙をもらったり、電話で話したこともある。そうした縁で、上記24冊の中には贈呈本も数冊ある。それで、上記の購入者には、以下の書籍を無料サービスとした。従って、下記の本は、もう我家には無い。
1 日本のピラミッド 武内 裕 大陸書房
2 日本の宇宙人遺跡 武内 裕 大陸書房
3 謎の出雲帝国 吉田 大洋 徳間書店
4 謎の東日流外三郡誌 佐治 芳彦 徳間書店
5 謎の竹内文書 佐治 芳彦 徳間書店
6 謎の神代文字 佐治 芳彦 徳間書店
7 謎のカタカムナ文明 阿基 米得 徳間書店
8 真説 古事記(コンピュータをもった神々)山田 久延彦 徳間書店
9 蓬莱(伝奇小説) 今野 敏 講談社 * 始皇帝の命で不老長寿の薬を求め、
大船団を率いて紀伊半島の新宮に辿り着いた徐福の物語
※本日(10/18日)、その人が車で来てくれたので、上記の本を見せ、売買を完了した。
これらの本を購入するくらいだから、すでに矢切本も読んでいて、話が弾んだ。相当な読書家で知識も豊富な方だが、研究者や作家ではなく、普通の勤め人だということだった。
さて、矢切本の売却第一弾が終わったので、次々と矢を放とうと思う。上で「矢切止夫の本なら、いくらでもある。」と言った。30冊以上入るダンボールがまだ物置に4つ、部屋にもダンボール2個分以上が他の本にまみれて未整理のままある。
※数日後に古書売却(2)--矢切止夫、吾郷清彦、加茂喜三など の改訂版を出す予定。
それが済んだら、上記「おまけ」に付けた類の本。その次に-----研究者や作家が、そこから新たな著作を試みる貴重なネタ本や資料もある。昔、シェル出版が限定発行した高価な本などだ。
英語研究者向けの書籍や、(高野喜久雄詩集/山川方夫初版本のような)日本文学関係-------いろいろ他分野のもある。