[その3] 一目八景・青の洞門と富貴寺・熊野摩崖仏
レンタカー---ナビとの格闘
当初の予定
JAPAREN(8:00)→大分IC→[高速道路]→日出JCT→玖珠IC→深耶馬渓・一目八景[→奥耶馬渓]→耶馬渓ダム→羅漢寺→青の洞門→宇佐神宮[昼食]→熊野摩崖仏→真木大堂→富貴寺→両子寺→(17:30)ガソリンスタンド→(17:40)ジャパレン→(17:50)大分空港
実際の走行コース
JAPAREN(8:30)→210号→大分IC→[高速道路]→日出JCT→安心院IC→
500号→387号→27号→折戸温泉→28号→深耶馬渓・一目八景[散策]→28号[玖珠IC方向]→387号[→28号を一目八景まで戻る]→28号→(耶馬渓ダム)→
(本耶馬渓)→[500号分岐先の店で昼食]→青の洞門[散策]→(宇佐神宮)→富貴寺[散策]→(真木大堂)→熊野摩崖仏[散策]→ガソリンスタンド→ジャパレン*→(16:30)大分空港 ※ピンクは実際に訪れた場所です。
今回の失敗は、レンタカーを別府ではなく大分の営業所にしたことだ。別府から出るのに、大分まで戻ることになる。このことはJAL liner のドライバーにも指摘された。
実は、地元の旅行会社で「ぴっ旅」にするとき、レンタカーは別府と申し込んだのだ。そしたら、別府には無いと言われ、大分にした。「ぴっ旅」のレンタカーはオリックス系ジャパレンと決まっている。
あとから考えたら、レンタカーの組み込みはしないで、自分で別府で探せばよかったのだ。ジャパレンでなければ、別府で探せる。
これまで、カーナビを1回しか利用してなかったので、全てのコース設定をレンタカー会社の青年に頼んだのがいけなかったようだ。私の書いて渡したプリントを見ながら順次行き場所を入れているようだが、なかなかうまくいかず、手間取っている。終いにはドライブマップを渡した。女子社員にも訊ねながら、何とか設定完了。だが、宇佐神宮から先は、メモリー(?)が一杯で入らないという。それは自分でやることにして、出発。
道路に出ていきなり「空港方面」の標識に遭遇。これはいかんと避けたのがいけなかったのか。気づいたら、国道210号を走っていて、高速道路からどんどん離れて行く。途中でUターンをし、かなり走ってようやく大分ICに入ることが出来た。
日出JCTに注意しながら走っていくと、音声なしなので、大丈夫と思っているうちに、「中津方面」と出てきた。こちらは、「湯布院、湯布院」と唱えているが、「中津」という場所を知らない。そのまま走っているとどうも、おかしいな、と思い始めた。
ナビを見ると、幾つかの候補地が並んでいるが、深耶馬溪が末尾のほうにある。
「玖珠」で降りると告げたのに、行く先の順を逆に設定したのではないか?
さあ、大変。今日は全てがおじゃんかな、と諦めかけた。
先日、JAL liner の運転手に今日のスケジュールを見せ、いろいろとアドバイスをしてもらった。私が一番訊きたかったのは、私の予定表で時間の無理があるかないか、であった。
「だいじょうぶ」とお墨付をもらった。だが、そのあとのセリフが気になる。「道を間違えなければね」----
その通りになってしまったのだ。そのうち「安心院(アジム)」の標識が見えてきた。そこで高速を降りる決断をした。
降りてから、これまでの設定を全て解除し、行く先を「折戸温泉」と入れて、それに向かって走らせることにした。行き違う車など無い、山の中の鄙びた村道(?)を、ナビを信じて走る。
まあ、そんなことで、2時間くらい(?)ロスして一目八景に辿り着いた。ここでは、ゆっくり時間をかけて景色を堪能した。
さて、次は耶馬溪ダムへ向かおう。と思ったら、ここでも大失敗。スタートでナビが右と言ったので、それに従ったのがいけなかった。まるで逆方向に走っていたのだ。いくら走ってもダムが出てこない。とうとう、国道387に合流してしまった。やっと気づいて、Uターン。先刻の一目八景に向かう。
何で逆を走ったのか、あとで分かった。ナビは少し先のポイントを言うのだ。駐車場から出るときに、それを言うのが間違いの元。私の場合は、ナビが「右」と言っても左に行かねばならなかった。少し走って先のT字を右に行く、その右のことを、せっかちのナビが、駐車場を出るときに「右」と言ったらしい。
そんな体たらくで、今回は候補地の半分しか廻れなかった。ナビのことで、今回学んだことがある。
(1) 行く先の候補地を幾つも入れない。複数にすると、ナビが勝手に判断して、
順序が狂うことがある。1つ入れて、そこへ着いたら、それまでのを解除し、
新たに、次の候補地を1つ設定する。この繰り返しを行っていく。
(2) スタート時の方向はナビの音声を無視して、地図を見て自分で判断する。
宇佐神宮から先は、この方法で予定のコースを次々と走ることができた。
深耶馬溪・一目八景 *駐車場も入山も無料です。
何とか辿りついた一目八景は、なるほど迫力満点の岩峰群です。
ここで昼食をとりました(青の洞門手前)。食堂を出たときは、すでに1時をかなり周っていた。
青の洞門*駐車場も散策も無料です。
岩を穿つ姿の禅海像 ここが最初の洞であろうか
川の向こうに洞門が見える
洞門駐車場脇の川辺
洞門が出来る前は、岸壁を横に走る白い所を通ったのであろうか--
青の洞門手前の駐車場です。 これは宇佐神宮の鳥居です。
すでに2時を過ぎているので、ここはカット。
富貴寺*駐車場は無料。入山料200円。
熊野磨崖仏*駐車場は無料。入山料200円。
ここに辿りつくには、かなりハードな登りがある。片道20分くらいだろうか。途中からは大石を階段代わりに転がしてあるが、下りは特に歩きづらい。受付で竹の杖を貸してくれたのは、なるほどと、頷ける。
時間は未だ4時だったので、このあと、両子寺へ行けなくはなかった。だが、日が暮れるのが早いので、大事をとって、そちらはカットした。そのため、予定より1時間以上早くレンタカー会社に車を返した。
※ガソリン代は1,500円に達しなかった。
今回の旅で、最後に一言。
○ ホテルニューツルタ 温泉も食事も応対も合格。
食事のとき、テーブルの上の量が少ないと、最初は思った。だが、後から
作りたてのものを次々と出してくるのだ。トータルとして、十分な量で、この
出し方は良い。温泉も、さすが別府だ。
○ JAL liner 合格
ドライバーもガイドもベテランで、安心して乗っていられたし、ガイドは、かなり
経験を積んでいるようだ。ポイントをきちんと掴んでいるし、話もうまかった。
何とも貴重な体験は、黒川温泉からホテルまでうちの二名だけの貸切だっ
たことだ。