昨日の対局、天元戦予選・黄翊祖九段戦(白)
この局面は、決め所と思っていた。
白1は、取られる運命ですが、利きをはっきりさせた。
黒1から、黒3で取られますが
白4から読み筋通り。
ここで、信じられない事件がおこる。
白1から、白3と一生懸命に黒4子を
取りにいったのは、とんでもない勘違い。
黒4から黒8と打たれて、右辺に白は取られ。
何故か、右辺の白石と中央の黒4子は、
タネ石だと思い込んで、攻め合いかと。
「白は5手あるけど、黒は、3手か4手。」
などと、読んでいて小さく取ってしまった。
白1で・・・
白1から、白3と打てば、5目以上の得。
とんでもない勘違いは、プロとして恥ずかしいばかり。
20年くらい前に、両アタリをウッカリしたことありますが、
このような、初歩的なミスは初めてだし、考えられませんね。
この後も損をして、頭がクラクラしましたが、
作ってみたら、半目勝ち。
結果は、ただの幸運でしたが、内容は酷すぎる。
今後、このようなミスが無いように気をつけます。