十段戦本戦・張栩九段戦(黒)
自信のない形勢でしたが、
黒1に回れて、それなりかと思った。
白2黒3に、白4は予想していなかった。
なぜなら・・・
黒1から、黒3のカウンターがある。
白6まで取られるのも酷いが、
黒7までの実利も大きい。
当初は、この予定でしたが
張栩九段が打ってきたので、
右上が味悪いのかと、深く考えず予定変更してしまった。
実戦は、黒1~黒5と打ち、白6を許して
黒7からの攻めを期待しましたが、
白10まで、それほどでもない。
やはり、予定通り2番目の図に従うべきでした。
その後、いろいろ粘ってみたものの
思わしい変化もなく負け。
十段戦は、準々決勝で敗退。残念です。。。