おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

かなしい・・・

2012年12月14日 | LOVE
ハムスターって、なんで、すぐに、死んでしまうんだろう・・・。

ハクが死んでしまって、今朝、魔女っ子は、大泣き。
母は、カバンを間違って、仕事に行ってしまった。

「かわいそうに・・・」
そういいながら、夕方、ハクをなでて、魔女っ子は、レッスンに・・・。
母、ひとりで、ハクのお墓を作った。

墨田の花火

2012年06月06日 | LOVE
仲良しのお友だちからもらった挿し木の紫陽花。
墨田の花火。
やっと、花をつけました。

魔女っ子は、運動会の予行。
早く帰ってきたけど、母は、ひとりプール。

昼寝をして、友だちと遊んだ魔女っ子。
勉強の方は、ほんの少しだけ・・・。

北島康介のサイン!

2012年03月12日 | LOVE
きのう、回転寿司の帰りに、めずらしく古本市場に寄った。
魔女っ子が、パパのDS(ゲーム)を使うので、魔女っ子用に、DSを買うことにしたのだ。
母は、そのあいだに、児童書を見る。
と、北島康介の本を見つけた。
買ったことのない本。
しかも、300円。
もちろん、買うことにした。

家に帰って、ページを開いてみる。
「えっ!?」
なんと、「夢をはじめよう」とのメッセージ入りサインが!!

「これって、北島のサイン!?」
さっそくネットで調べてもらう。
北島選手のサインだった。

嬉し過ぎて、感動して、舞い上がってしまった。

魔女っ子が、初めて試合を棄権した日。
北島選手に、励ましてもらっているようだった。

大好き

2012年02月15日 | LOVE
おかあさんへ
元気ですか?!私は元気です。
いつも、おかあさんには感謝しております。
1つは、毎日おいしいご飯を作ってくれること。
2つ目は、洗タクやそうじをしてくれることです。
そして何より、1年生の冬に入院して毎日遠い病院に何時間もかけてみまいにきてくれてありがとうございました。
ねつがでた時には、病院につれて行ってくれるおかあさんが好きでもないけど、きらいでもなくて、大好きです。
これからも、末永くよろしくお願いします。
あと、中学行ったらお弁当大盛りでよろしくね(にこちゃんマーク)
将来お金持ちになって、おかあさんの好きな塩キャラメルと世界一周旅行をプレゼントします。
おかあさんいつも、ありがとうございます。
大好きです。

今日の授業参観で、魔女っ子が、読んでくれた手紙。

6年生にもなると、魔女っ子も照れてしまうし、母も照れてしまう。
でも、「大好き」って言葉。
とても自然。

いい顔

2011年11月22日 | LOVE
今日、母が、ひとりプールから、魔女っ子より遅れて帰ってくると、
「ふふっ」
魔女っ子が、すごくいい顔を、近づけてきた。
母が、どきどきするくらいのいい顔。
「どうしたん? なんか、いいこと、あったん?」
すると、魔女っ子、
「あんな・・・」

4月以来来なかった生理が、やっと来たのだとか。
下着も見せてくれる。

「ちゃんと、できた?」
「うん!」
用品も、ちゃんと使えたようだ。
ほんとうに、嬉しそう。

そんなに喜ばなくても・・・、と、思うけど。

今日は、ミニバスと、夜練習。
魔女っ子、元気。

北島選手と泳いだ!

2011年09月10日 | LOVE
今日は、「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトの本番。
お天気が良過ぎて、暑過ぎるくらいだった。

混乱も騒動もなく、スムースに案内される。
受付を済ませ、そこは、コカコーラ。まずは、ドリンクをいただいて、くじを引く。
何のくじなのか、最初はわからなかったが、後になって、第二部の「スイミングセッション」のギャラリー席のくじだということがわかった。
母の番号は、1組⑥
なかなか良さそうな番号で、嬉しい。

さて、会場は、なみはやドーム。
係員の誘導で、魔女っ子と離れた母。
メインプールが良く見える席を選んで座ったのだが、プールに水が入っていない。
「どうするんやろう・・・」
「今から、水、溜めるん?」
同じスイミングクラブのお母さんと、顔を見合わせていたら、どうやら、メインプールは使わず、サブプールで、北島選手と泳ぐらしい・・・、と、だんだんとわかってきた。

なるほど。
というわけで、子どもたちの見える席へ移動する。
「どこにいるんやろう?」
子どもたちは、ロビーに置かれたイスに座り、正面にステージが作られている。
見に行くと、魔女っ子、しっかり、最前列に座っている。

スタンドで、しばらく待っていると、母たちも呼ばれ、子どもたちのまわりに立つ。
と、まずは、第一部の「夢と目標設定」

司会進行されて、北島選手の登場。
水泳を始めたときから今までの画像が映し出され、その説明を、北島選手がしてくれる。

その後は、夢と目標設定の発表。
北島選手の夢は、「金メダル」
「これしかないでしょう」
と、北島選手。
子どもたちといっしょなんだなぁ・・・、と、母、思う。

司会者に選ばれた子どもたちも、夢の発表をしたのだが、みんな、
「オリンピックで、金メダル」
なので、可笑しかった。
司会者と目が合ってしまって、つい、笑い合ってしまう。
今回、4年生から、6年生の子どもたちが、200人集まったのだが、そんなにたくさんの金メダルって、すごい数。

それに、質問も、みんな同じで、
「どうやったら、速くなれますか」
そして、その答えは、やっぱり「練習」で、北島選手は、もう、速くなる時間が限られているけど、
「みんなは、きゅうに、何秒も縮んだりするから」
と。

そのあとは(といっても、かなり興奮していたみたいで、記憶があいまいになってしまって、後先がわからなくなっているかもしれないが・・・)、アテネと北京のオリンピックでの泳ぎの画像を見て、その違いを子どもたちに考えさせたりもした。
(答えは、北京では、大きな泳ぎになっているが、そのひとかきに最大限の力が発揮されていた。
力の配分も、アテネでは、最初から飛ばしていたが、北京では、最後まで力尽きないように、考えられていた、と・・・)

「試合が終わったあとのよろこび方が違っていた」
なんていう意見をいう子もいて、それも可笑しかったのだけど、とにかく子どもたちは、こちこちに緊張していた。
まるで、ひとりの子を押したら、ドミノ倒しができそうなくらいだった。
魔女っ子も、恐る恐る挙手していて、ちっとも当ててもらえなかった。
そんな中、北島選手は、たっぷりと話をしてくれた。

次は、第二部の「スイミングセッション」
100人ずつ、AとBのグループに分かれて、セッションを受ける。
魔女っ子は、Aグループで、先。
預かっていた魔女っ子の荷物を渡すと、誘導されて着替えに行き、母たちは、遅れて、ギャラリー席へ案内される。
母の番号、1組⑥は、やっぱり最前列だった。

まずは、子どもたちの入場。
準備体操。

それから、北島選手の登場と、北島選手が設立したスイミングスクールのインストラクター、細川大輔選手をはじめとする4人の紹介。
それから、子どもたちは、水に入り、水の中から、北島選手の泳ぎを、見学させてもらう。
母たちも、北島選手の泳ぎを、間近で見せてもらう。
感動・・・。

そのあと、最初に教わったのは、蹴伸び。
「一番、大事」
と、北島選手。
耳の後ろで、腕をしっかり伸ばして、お腹を引っ込めて・・・。

インストラクターの先生たちのお手本の後、順番に、子どもたちも、蹴伸び。
魔女っ子の順番も来る。
魔女っ子の位置は、ちょうど、細川大輔選手のいるところで、指導もしてもらう。
北島選手も、4人のインストラクターののことを、順番にまわって見てくれる。

次は、「かかとを意識した」蹴り。
その次は、腕のかき。
と、平泳ぎを教えてもらう。

それから、北島選手と競争するリレー選手の選抜。
7コースを横切って泳ぎ、タイムを競い、上位16名が選ばれる。
魔女っ子、タイムは、10秒5
3位で、リレーに参加できた。
北島選手と一緒に泳げるのだ。

インストラクターの先生がそれぞれ入った4つのチームと北島選手が競い合う。
魔女っ子のチームは、女性の先生。
魔女っ子は、2番手で、真ん中を泳ぐ北島選手のすぐ隣。

インストラクターの先生は、3番手で、50メートル泳ぐ。
子どもたちは、みんな、平泳ぎだが、インストラクターの先生は、クロール。
と、その後を泳いだ魔女っ子のチームの子が、つられて、クロールで泳いでしまう。
魔女っ子のチームは、北島選手を抜いて優勝。
「ステージへ上がってください」
といわれて、
(えっ、いいの?)
と、思いつつも、胸がいっぱいになるくらいよろこんでいたのだが、司会者の、
「ちょっと待ってください。ただいま、協議に入りました」
の声。

結局、魔女っ子のチームは、負けになってしまい、すごく、がっかり。
あまりにもよろこんでしまったので、ほんとうに、かなり、がっかりしてしまった。
優勝は、北島選手で、4チームの中で一番だったチームの子たちは、北島選手に、金メダルをかけてもらっていた。
うらやましい・・・。
でも、リレーに出られただけでも、よかった。

北島選手から、全員に金メダルが贈られる、ということで、帰りに受け取れることに。
とても、立派な金メダル。

最後は、4つのグループに分かれて、プールの中での記念撮影。
魔女っ子、北島選手の隣で撮ってもらい、しかも、北島選手に触れたのだとか・・・。

スイミングセッションが終わると、メインプールのスタンド席へ戻り、昼食を取りながら、流れている北島選手の映像に、釘づけになった。

猛暑の戻った土曜日。
家に帰って、北島選手のツイッタ―を見ると、
「アクエリアス未来への夢始めようプロジェクトin大阪終了。たくさんの子供達と触れ合えて最高の時間でした。ありがとう。
と、書いてあった。

北島選手の大事な大事な一日を、子どもたちのために、魔女っ子のために、使ってくださって、ありがとうございました!
すごく大きな宝物をもらった気持ち。

魔女っ子は、あたりまえのように、夜練習に行き、母は、これを書いている。

「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクト

2011年08月27日 | LOVE
今日の昼ごろ、ポストに封筒がひとつ。
ふと見ると、コカコーラのマーク。
心臓が、どきん、と、鳴る。

応募した、「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトからの郵便だ。
いそいで、魔女っ子を呼ぶ。
北島選手の名前を聞いた途端、飛んできた魔女っ子。
封筒を開ける。

「あかんかっても、当たり前やねんから、落ち込んだらあかんで」
母がいうと、魔女っ子、
「だいじょうぶ。おめでとうって、見えてるもん」
「ほんま!?」
「やったぁ!!」

魔女っ子と母、抱き合って、よろこび合う。
こんなことって、久しぶり。

9月に行われる「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトに参加できることになった。
憧れの北島選手に、なみはやプールで会える。

学校からチラシをもらってすぐ、自分の夢などを書いて、イラストも添えて、応募していたのだが、
「もし、参加出来たら・・・」
と、考えるだけでも、卒倒しそうだったので、なるべく忘れるようにしていた。

ああ、でも、それが、ほんとうになった!

今日の魔女っ子は、朝練習と夜練習。
母は、ひとりプールで、すごく混んでいて泳ぎにくい中を、たぶん2キロくらい泳いで、帰りには、大雨に降られてしまった。
自転車で往復していれば、こんな日もあることは、覚悟していたが、それにしても、ひどい雨で、雷はすぐ近くで鳴るし、すごく怖かった。

でも、しばらくは、「キタジマ」という呪文を唱えるだけで、なんでも乗り越えられそうだ。

懐かしい!!

2011年07月17日 | LOVE
「ごはんも ちっともおいしくないみたい。
おにくも おいもも かたくて サラダはパサパサ、レモネードも へんなあじ。」

ああ、ここ、ここ。
「だいすきっていいたくて」の一節。
懐かしくて、懐かしくて・・・。

幼かった魔女っ子の声が、今にも、背中から、聞こえてきそう!

だいすきっていいたくて

2011年07月15日 | LOVE
魔女っ子が、今日、懐かしい絵本を借りてきた。

「だいすきっていいたくて」
カール・ノラック ぶん
クロード・K・デュボワ え

魔女っ子が、退院して、間がない頃。
魔女っ子は、車イスと装具の生活を送っていた。

小学校の職員室の前に、校長先生が選んだ絵本が置かれていて、魔女っ子が気に入って、覚えるまで読んだのが、「だいすきっていいたくて」

退院してから、動けない魔女っ子のために、そこでだけ自由になれるプールに、毎日、通っていた。
まだ、魔女っ子、泳いだりしていない頃で、歩く母の背中に抱きついて、
「だいすきっていいたくて・・・」
と、暗唱してくれた。
毎日・・・。

幼かったころの魔女っ子。
「かわいかったなぁ・・・」
と、思い出す。

二重の虹

2011年07月13日 | LOVE
きのうの夕方、
「虹が出てるで」
と、パパから電話。

母、さっそく、堤防に行ってみる。
端から端まで、みごとな虹。

お姉ちゃんに電話をかけてみる。
「虹、出てるで」
「知ってるわ! 二重に出てるで」
「えっ、ほんま?」
母の方が教えてもらう。
ほんとうに、二重の虹。
すごい。
パパにも、知らせる。
「二重の虹やで!」

一旦、家に帰り、
「早く早く!」
家にいたお兄ちゃんを連れて、母、再び堤防へ。

しばらく虹を見ていた。

時間は、ちょうど7時頃。
(魔女っ子は、レッスン中だな・・・)
残念に思っていたら、なんと、チームのみんなで虹を見たのだとか。

「コーチが、いつもは開けへんドア開けて、見せてくれてん」
しかもそれがFコーチで、母には、とっても意外だった。
「Fコーチって、ロマンチストやねんなぁ・・・」

とにかく、魔女っ子も虹が見られて、よかった。
なんだか、幸せな気分だった。