自分が発行している機関誌の新春号の冒頭に載せる予定の文章。
懸案の消費増税は一時棚上げされて、年末を控えた国民は束の間ホッとしたが、11月中旬に中国で開かれたAPECでの習の仏頂面は殆どの我が国民に「不快感」を植え付けた。TVで流れた映像の後ろには日の丸も無かった。
その会議の直前に南鳥島周辺の海域に大挙して中国船が現れてサンゴをごっそり取ろうとした。
台湾近海の港から300艘に成ろうかという大船団だった。漁船と云う報道だったが、果たしてそれを鵜呑みにしても良いのか。かっての尖閣諸島での問題行動を此処でも繰り返し、日本の出方を探ったことは明瞭だ。政府筋の「遺憾」声明は奴らの国にどのような方法で伝わったのか知らないが、網を引き上げた船団はさらに東南方向へ去ったとの事。
帰って着たら取り締まるなどと云っているが、そんなことを信じる者は居ない。
今回の安倍首相に対する習の態度で、諸外国での評価は更に下がったそうだ。