今年も、、、

いろいろな事があった今年もあと２時間あまりで幕を閉じます。
3.11の地震から発生した世界規模の災害は、調査報告書が出されていよいよ人災であった事実がはっきりしました。
人の心が利権に汚れ、いかに多くの責任を負っているかという自覚が薄れてしまった一握りのまさに「徳薄垢重者」たちの間違った判断が数10万人の人たちの生活を奪い、約3万人の人の命を奪った。
鎌倉期に「体曲がれば影斜めなり」と喝破した聖人がいた。
被災者救済に最善を尽くすべき政府を構成しているM党は、打つ手が無くて与党としての役目が果たせず無駄な会議を重ね、実働出来ない人事を繰返した。
来る辰年にはあの様なドタバタの政局は見たくない。

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昨日23日の新聞１面を見て驚いた！。
今秋から特に注目を集めたTPPに関して早くから三橋氏とともに反対論を展開していた京都大学大学院准教授の中野剛志氏の「TPP亡国論」という本の広告が在ったが、何と！隣には姜尚中の「あなたは誰？私はここにいる」（伊集院と落合恵子が絶賛したとか）という本の広告が並んで載せられていた！。
広告をうったのは集英社（集英社新書）だったが、
ここ２年程の間に日本を危うくし、従軍慰安婦というありもしなかった事象をいかにも在ったかのように作り上げた側に立って発言をし、全く事実と違う思想を若者たちの心にすり込める立場を利用する反日国賊とも云える姜（東大と云う国の最高学府に籍を置く）と、真に国の行方を憂いて警鐘を鳴らす中野氏の著書（おそらく真反対の内容）を選りによって並列して売ろうと云うS社の姿勢も疑いたくなる。

手なぐさみ、、

11月の中頃から自分としては本格的にBlenderというアプリをつついて見ている。
いわゆる3Dのobjectが作れるアプリだが、マウスボタンの機能に癖があるので時どき戸惑うのです。
未だに判らない事が沢山在るのだが、日本語が使用出来るスキームを採用して、集中してやると1日半ぐらいでこのようなものが出来た。((^^;

汚染水流出、、

紙面では150ℓが流出したと云っているが汚染水は大量にあり、たった150ℓが正確に計量された量だとは信じがたい。
そこでネットで調べると関連記事が見つかったが、やはり150ℓと書かれている。
そして＝含まれる放射性物質の総量は、年間の海洋放出限度の１２％に相当する２６０億ベクレル。ほとんどはベータ線を出す放射性ストロンチウムとみられるが、東電は「海水で薄められるため、近くの魚や海藻を毎日食べ続けたとしても健康への影響はほとんどない」と説明した。今後、漏えいの場所や原因を特定する。
　東電は「汚染水が９００メートル沖まで拡散し、濃度は６万分の１に薄められると仮定。汚染水が拡散した水域の魚や海藻を毎日食べ続けても成人の年間被ばく線量は０．００３７ミリシーベルトにとどまる」と算定した。=と在るが、内部被爆が問題視されるストロンチュウム90の濃度は原子炉などの規制法で定める海水の濃度基準の約300万倍という。ストロンチュウム89が110億ベクレル。ストロンチュウム90は150億ベクレルだそうだ。

広い海洋で大量の水に薄められるから大丈夫というがそのような数値に換算したごまかしよりも、現実に汚染水が流出した責任の大きさをどう受け止めるかが問題であろう！。

一面に並んだ数字、、、

先月の終わり頃から福島原発に関する事後のデータがいろいろ出て来ているが、やはり予断を許さない要因もあるようだ。
6日の報道で公開された自主避難者150万人に対しての賠償金がほぼ2000億円だと云う。
政府が指定した警戒区域また計画的避難区域などを除くという、この発表の「自主避難者」というのがどうも分からない。
想像するに正式発表の避難区域以外の場所に避難された人たちをさしているらしい。
被災時の混乱と衆知方法の不備などがあったであろうことは、容易に想像出来るのだが今迄検討されていなかったということなのか？？。
更に避難をせずにとどまった人も含めての数だと云う。
更に解からないのが、妊婦と未成年者で40万が12月末迄の金額だと云う。
上記以外の成人は一律8万円だそうだ。
一方で１企業の損失隠しの費用が1348億円だと云う。
これはO社の2010年度の利益の約18倍の金額だという。
同じ１面に２つの金額が載ると嫌でも比較する。かたや150万人で、対するのは１社だ。