悠々雑感ーnext

日々の雑感や思いついた事、
何処かで聞いて何かで読んで心に残った事などを……。

原発停止、、

2012-01-29 18:35:48 | 原発
27日から徐々に出力を落として鹿島原発の2号炉が今日停止した。
中電の電力は全て水力と火力で賄われている情況だが、自分のパソとエアコンは動いている。
 鹿島原発では1号機が既に10年の11月から定期検査に入っているので2基の原子炉全てが停止する事態と成っている。
 完成目前と云われた3号機は制御棒駆動機構=CRD=の動作不良のため新規稼働時期を未定としている(島根原子力本部)。
 27日時点で国内54基の原発で稼働中は3基だけとなった。
 2号機の定期検査では燃料棒130本を取り替え、一部のCRDを交換。6月中旬には工事を終えるが、通常ならば工事が終わったあと1ヶ月程度の調整運転をして規定の出力に達するか否かなどを確認したら定期検査を終えたとして、営業運転に移るそうだ。

議事録、、

2012-01-25 09:47:53 | 政治/経済&文化etc
 年が明けて10ヶ月前のことがいろいろ解って来たのだが、中でも政府の中枢が対策会議の会議録を作っていなかったということが判って来た。議事録が残されていないから当時の担当各省が何を問題点と考えていたかも、どのように対策を立てたかも全く解らないし、後世の参考にも成らない。何にも中身の無い会議であったとしても反面教師的な利用の仕方が出来るものだが、それすらのぞめない。
 そしてやっと原子炉内部の様子(ほんの一部)を写した画像を見ることが出来たが、このような具体的な調査に踏み出すことが出来ない情況を作りだすのが原子炉事故だという認識が全く欠落している安全委員会や保安院であったことが具体的に暴露された。予備電源とか二次回路とかを設けておくべきことが前年の10月に指摘されながらも、スルーされたとは全く信じられないし、この無神経さは驚くべきことだ!。
 少し前の情報では非常事態が起きた場合に押すべきボタンが設置されていたのだが、その部分の訓練はこの数10年間されたことが無かったと云う。事故が起ってからも水を掛ける手段が消防のホースだったりヘリで空中の高所から掛けるなど、プラモデルかジオラマ程度の手法だった。いずれも事故の過小評価と再利用の可能性を高く計算していたのだ。東海村にある原研では当時1000人以上の職員が10日間にわたって自宅待機を命じられたそうだ。その理由が「施設に電気が来ない=トイレが使えない=だから休ませた」という三段論法だったそうだ。
 結局民主党は分析が出来ず対策がとれず具体的に動けない政党であることを多くの人に速く気付いてもらいたい。被災地の多くの人びとは収入もままならず特にお年寄りで仮設住宅に一人で居る様な方々は新聞もパソも無いから、上記のような事どもはなかなか伝わらないであろうから一番の被害者が現実を知らないと云う矛盾した情況なのだ。

原発が残すもの。

2012-01-11 19:13:38 | 原発
原発の事故に関して別の機会に書いたりもしているのだが、一旦放射線が炉内にしろ炉の外に出てしまえば、人間は近寄れないし電源が回復していない状態であれば真っ暗闇で調査どころか動き回ること自体が出来ないのだ。
そこでロボットカメラと云う方法が考えられる(阪神淡路大震災後に提案された無期限軌道=キャタピラを具えた低重心の多関節型)のだが、優秀であるはずの日本の技術は発揮されず、アメリカから取り寄せたという代物が現場で倒れたりして使い物に成らなかったことも判明した。
何事によらず対策を立てるためには相手を良く知ることが大切で、そのためのさまざまなデータを集めるものだが(各国の諜報機関などがそのいい例だ)、原子炉内のデータは全く集めることが出来なかったに等しい。炉内は放射線が充満しているからだ。
以上書いたことなど私の様な素人でも最初の段階で知っていることだ。
とにかく夏までのところで東電と安全委員会と政府は夫々の担当部署で回復出来ない失態を演じた。
この原子炉事故に関して私が理論的背景として信頼することに成ったのは京大の小出先生なのだが、最初期の頃からWeb上でいろいろ発言をされているけど、最近の肉声を聞くことが出来るサイトが此処に在ります。
>//www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=RYcwsPp5Zwg

やっと、、

2012-01-08 20:20:29 | 政治/経済&文化etc
ノダが防衛大臣と消費者担当相の山岡の更迭を決意したそうだ。
参議院の委員会で西田氏や稲田氏がしつこく追求し、追い詰めていたけど〝知らぬ存ぜぬ〟と逃げ回っていた答弁は全く見苦しく、「こんな連中に国や防衛を任せられない!」と強く思わせられたものだった。
年が明けたら年末にあれだけ騒いでいたTPP 関連情報がいっこうに聞こえてこない。そしてとうとう〝女系天皇〟という日本にとって大変重要な皇室に関わる事項まで言い出して国民の目先をかわしながら、増税の段階的実施をやっと見える形に提案して来た。

さらに今日の一面に「中国が皇太子の訪中を要望している」という記事があった。
その心は〝日中国交正常化40周年〟という尤もらしい言いかただ。
40年前に共同声明が調印されたのが9月29日で、時期は今秋に予定しているそうだ。
既にあちこちで云われているように今秋は中国の指導部が入れ替わる時期なので、日中友好を印象づける演出も狙いに入っているようだが、此れはあくまでも表面的な理由で、裏側で何を仕掛けてくるか解らない国だから充分な情報収集や分析が必要だ。殊に北朝鮮にあの事変があったあとだから更に事が複雑化しているのは明らかだろう。
かつて五輪の時に皇太子を招請して来た経緯があるが、あの時は実現しなかったが今回の招請は如何なるのやら。

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