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原発が残すもの。

2012-01-11 19:13:38 | 原発
原発の事故に関して別の機会に書いたりもしているのだが、一旦放射線が炉内にしろ炉の外に出てしまえば、人間は近寄れないし電源が回復していない状態であれば真っ暗闇で調査どころか動き回ること自体が出来ないのだ。
そこでロボットカメラと云う方法が考えられる(阪神淡路大震災後に提案された無期限軌道=キャタピラを具えた低重心の多関節型)のだが、優秀であるはずの日本の技術は発揮されず、アメリカから取り寄せたという代物が現場で倒れたりして使い物に成らなかったことも判明した。
何事によらず対策を立てるためには相手を良く知ることが大切で、そのためのさまざまなデータを集めるものだが(各国の諜報機関などがそのいい例だ)、原子炉内のデータは全く集めることが出来なかったに等しい。炉内は放射線が充満しているからだ。
以上書いたことなど私の様な素人でも最初の段階で知っていることだ。
とにかく夏までのところで東電と安全委員会と政府は夫々の担当部署で回復出来ない失態を演じた。
この原子炉事故に関して私が理論的背景として信頼することに成ったのは京大の小出先生なのだが、最初期の頃からWeb上でいろいろ発言をされているけど、最近の肉声を聞くことが出来るサイトが此処に在ります。
>//www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=RYcwsPp5Zwg


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