イスタンブールまでは映画を三本見てから5、6時間位は寝ました。現地時間で朝の6時頃着いて2時間ほど空港内での待ち合わせでしたが、トルコのお土産やフードコートに並ぶ食べ物を見たり、様々な国の人々が行き交う様を眺めていると退屈しません。
アテネ便搭乗の際にバス移動があり外気に触れましたが、意外に冷んやりしてました。さてアテネはどうなんだろう、と思いきや。アテネが近づいて来ると強い陽射しが窓から差し込んで来ました。トルコとは1時間時差があるのでアテネ到着は9時すぎ。バスに乗り込み10時から市内観光スタート。ガイドのソフィアさんが同行してくださいます。ギリシャ史に精通したハーフの方。
先ずはアクロポリス博物館。アクロポリス(古代ギリシアのポリスのシンボルとなった小高い丘)から出土した多数の神殿装飾、宝物品を収蔵している。かつては丘の上にあったが2008年に移設。古代芸術を代表する傑作多数。実際の地形と連動した造りになっていてかつてのアクロポリスを彷彿させます。観光客、先生に引率された地元の小学生たちで溢れかえっていました。
博物館を見た後はいよいよアクアポリスの丘に登っていきます。前門、ブーレエの門を見て、紀元161年建設のヘロド・アッティクス音楽堂を見下ろします。そして右手にパルテノン神殿。2500年前に建設され、アテネ守護神を祀った時代からキリスト教の時代、オスマントルコの時代を経て、トルコから独立後1830年代に修復が始まり現在も続いています。
その左手にはエレクティオン神殿。パルテノンより少し後に建設され、最も神聖な場所とされたとのことです。
パルテノンの先の展望台に立ち、アテネの街並みを一望してアクロポリス遺跡を後にしました。
