今日はN響定演CプロでNHKホール。ファビオ・ルイージの首席指揮者就任記念。R. シュトラウスのプログラムで交響詩「ドン・フアン」、オーボエ協奏曲 、歌劇「ばらの騎士」組曲。オーボエはデンマーク響の首席奏者エヴァ・スタイナー。プログラムを開き休憩なし70分の実演奏時間とわかって、先日のヴェルレクにしとけばよかったかなぁ、と一瞬思ったが。そんなことなかった。こんな素晴らしい「ばらの騎士の組曲」が . . . 本文を読む
今夜はN響Aプログラムで東京芸術劇場。3月のローエングリンが素晴らしかったマエストロ・ヤノフスキーを聴きたかった。プログラムはシューマンのヴァイオリン協、シューベルト8番ザ・グレート。ヴァイオリンはアリョーナ・バーエワ。30代ロシア人で幾つもコンクールで優勝している。このコンチェルトはヨーロッパでもあまり演奏されていないというが素晴らしい作品で、バーエワも素晴らしかった。技術も確かで情感豊かな . . . 本文を読む
今夜は下野竜也指揮N響定演で東京芸術劇場。小林愛美さんのコンチェルトに、交響曲2番のシューマンプログラム。
シューマンのコンチェルトはCDではいろいろ聴いていたけど、実演で聴いたのは初めて。小林さんの繊細で、瑞々しく、かと思うとダイナミックで、ドラマティックな演奏に釘づけになった。
この作品、ラフマニノフにもショパンにも劣らないピアノコンチェルトなんだなぁ。
. . . 本文を読む
今日はN響定演で東京芸術劇場。
マエストロはジョン・アクセルロッドで、ブルッフ・ヴァイオリン協とブラームス3番 。
ヴァイオリンは服部百音さん。若干22歳にして数々の賞歴を持つだけに、技術力は感じたが、こちらの腑にグサッと突き刺さってくるような感じはなかった。そこまでの迫力までは欠けていた。超速弾きのところでは音が弱く、クリアに訴えて来ない感じがした。オケとのバランスのせいかもせいかもしれない . . . 本文を読む
今夜はファビオ・ルイージのN響定演でサントリーホール。
チャイコフスキーの5番とパガニーニV協の1番。ソリストはイタリア人女性フランチェスカ・デゴ。
やはりファビオはすごい指揮者だ。こんなN響は聴いたことがない、と思うようなコンサートだった。
前半はパガニーニ。
フランチェスカにはYouTube チャンネルがあって、この1番も第1楽章を聴ける。が、小鳥が囀るような超高音の速 . . . 本文を読む
今夜はN響定期公演で東京芸術劇場。
ファビオ・ルイージが首席指揮者として初めて振るコンサート。
待機期間が確保できず13日の公演を沼尻さんに代わってもらったことが、ファビオにとってとても残念だったのだろう。そして楽しみにしていた聴衆に申し訳なく思っていたのだろう。
マエストロは弦楽奏者の入場を追い越して登壇し、コンマスらの驚きの表情にも目を向けず、ぼくら聴衆に向かって深々とお . . . 本文を読む
今日はフェスタサマーミューザのコンサート。篠崎史紀コンマス率いるN響室内合奏団の「新たな時代に蘇る世紀末ウィーンの香り」。ソリストに盛田麻央さん。
プログラムは、前半がシュトラウスⅡのワルツ(南国のバラ、宝石のワルツ、酒・女・歌)で、後半がマーラー交響曲 第4番。
篠崎史紀コンマスの意図は、宮本明氏の解説を読むまでわからなかった。
シェーンベルク、ベルクらがアール・ヌーヴォー . . . 本文を読む
今夜はN響が現代作品をやる「Music Tomorrow 2021」でオペラシティ。
プログラムは先ず尾高賞授賞の細川俊夫氏と委嘱作品作曲の西村朗氏によるプレトーク。少ししか聞けなかったが、プログラムに書いてある話のようだった。
演奏は
N響委嘱の西村朗《華開世界》世界初演
第19回尾高賞受賞作の間宮芳生《ピアノ協奏曲第2番》
第68回尾高 . . . 本文を読む
今夜はN響6月定演でサントリーホール。
マエストロヤルヴィで、シベリウスヴァイオリン協奏曲とニールセン交響曲4番。
ヴァイオリンは青木尚佳さん。
初めて聴く青木さんだったが、クレーメルもムッターもCDではまったく敵わない。すごいシベリウス。
情感豊かな多彩な音色とテクニック。
青木さんはヤルヴィルと何度も視線を合わせて会話し。ヤルヴィルはここぞというところで強い指示を送っ . . . 本文を読む
今日はN響6月定演で東京芸術劇場。
下野竜也マエストロで、ブリテンのシンフォニア・ダ・レクイエム、ブルックナーの交響曲第0番。
大感激、素晴らしいコンサートだった。
下野さんはすごい指揮者だし。N響ってやっぱりすごい。
先週サントリーホールで三浦さんたちARKオケのさえない演奏を聴いていたから、心底そう思った。
前半のブリテンのレクイエム。
これまで聴い . . . 本文を読む