どうでもいいこと書いてます

食べることと、ややマニアックなこと

ヒミコの夏

2006-04-14 11:54:42 | 
図書館で新しそうな本だったので借りてみました。(そんな理由です
鯨統一郎著。



「ヒミコ」という遺伝子操作によって生み出された新種の米が日本の食卓を
席巻しつつあった。
「ヒミコ」は、アメリカに本社がある食品会社が、古代米からDNA操作に
よって作り出したものだ。

なぜか「ヒミコ」には虫がつかず、まわりに雑草も生えない。
コストがかからない分安価であるにもかかわらず、味はとてもおいしい

いいことずくめのように見えるが、なぜ雑草が生えないのかは解明されていない。

植物の感情が読める少女が発した「ヒミコが日本を滅ぼす」という言葉の真相は・・・!?


「日本農業新聞」にて好評のうちに連載を終えた作品に、大幅な加筆・訂正を
加えた一冊

だそうです。


「日本農業新聞」に連載されてたんですね~ 納得しました。

味もおいしくて値段も安いお米があったら買っちゃいますよね~

でもなぜか「ヒミコ」には虫がつかず、まわりに雑草も生えない。
それが遺伝子操作によるものなのか、そしてそれが人体に何らかの影響を及ぼす
のかは未解明のまま。

これって怖いですね・・・
でも大多数の人が、なんの疑問も持たずに「おいしい、おいしい」と食べている・・・。

実際にこういうことってあるんだろうな~と思ってしまいました。

まぁまぁ面白かったんですが、強引に恋愛ものを入れてしまってる感じと、無理矢理
ハッピーエンドにしたっていう感じが、どうもいただけませんでした

でも食べ物の安全性とかを考えるにはいい本だと思います






コメント (2)
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