人生一度きり!

これからの生き方について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

SDGs(エスディジーズ)に踊らされる人々

2023-02-19 21:01:31 | 日記

皆様、お元気でしょうか。

今日2月19日は二十四節気の一つ「雨水」です。雪が雨にかわり、氷がとけ始める頃とされています。ここ九州北部では、昨日2年ぶりに春一番が吹きました。

 

ところで、近頃、SDGs(エスディジーズ)という言葉がTV・新聞などのメディア、地方自治体の広報などに盛んに登場するようになりました。意味は、持続可能な開発目標だそうです。そのなかで環境の持続性確保が取り上げられた時に出てくるのが、『地球温暖化防止のために、CO2排出を削減しましょう』という言葉です。

 

胡散臭い。これはユダヤ人が石油、天然ガスの輸出で成り立っているロシアを滅亡させたいための口実ではないのか、と私は思っていました。ユダヤ人のロシア人に対する怒りは凄まじく利用できるだけ利用して滅ぼしてやる気でいるそうです。ユダヤの人々は、帝政ロシアで散々な目に遭わされたのでしょうか。私のこの考えは、間違っていたようです。

 

先日、「SDGsの大噓」池田清彦著 宝島社新書という本を読んで判りました。

池田先生は、1947年生まれで、生物学者だそうです。山梨大学と早稲田大学の名誉教授でもいらっしゃいます。

 

 

本の帯カバーに「脱炭素」は欧州のペテン!と書いてあります。石油を持たないEU諸国が、中東諸国やロシアなどの産油国に世界の主導権を奪われないように、脱石油で成り立つ社会を目指し、そこで盟主となりたいのでしょうか。

本を見てみましょう。

P134『科学的に見れば、CO2というのは一定以上増えると、地球の気温上昇に及ぼす影響はさほどではないということがわかってきている。

これは布団をイメージしてもらえばいい。寒いからといっていくら布団を重ねたって一定以上になると、中の暖かさはそんなに変わらないよね。5枚かけても10枚かけても重くなるだけで、そんなに意味がない。それと同じで、地球にCO2という布団をかけているなかでそれがある程度増えてくると、もう布団のなか、つまり地球の気温はそんなに大きく変わらないんだよね。

しかし、科学的なことがよくわかってない人は、CO2が増えるのはとにかく悪いことだという図式しか頭にないから、「とにかく減らすしかない」「あらゆることを犠牲にしてでも減らすべきだ」となってしまう。これだと科学じゃなくて宗教みたいになってくる。

さらに、科学的な視点からいえば、大気中にはCO2だけではなく、いろいろな物質があって、温暖化ガスということでは水蒸気だってかなり重要だということも分かっている。また、前章でも話をしたように、火山活動なども気温に影響するし、地球の温度なんてCO2だけで説明できるような単純なものではない。』

 

P190『本書で解説してきたように、SDGsは世界にとっても日本にとっても「地獄への一本道である」石油などのエネルギー資源と乏しい欧州や,脱炭素ビジネスをしている企業などの一握りの連中が利益を得るだけで、地球上の生物や大多数の人々は損をする。待ち受けているのは、持続可能な社会ではなく、「絶望の社会」だ。

                                           

SDGsの美辞麗句や「いいことをして気持ちがいい」という快感に惑わされることなく、この壮大な詐欺話の本質を見極めてほしい。ウクライナ支援と同じで、気がついたときには、後戻りができない破滅の道を突き進んでいることになるかも知れないのだ。』                          (引用終わり)

 

今日の社会でSDGsに文句をつけるのは良くないのは分かっています。「お前は何を言っているんだ!」と思われるからです。子どもたちも小中学校で習っているようです。ただ、言われたままに従うのではなく、自分でもよく考えてみることが大切だと思います。面従腹背(めんじゅうふくはい)という言葉があります。表面では服従しているように見せかけて、内心では反抗していることを言います。私は、SDGsに関してはこの態度を取ろうと思います。皆さんはどうお考えになりますか?この記事を参考にしていただければ幸いです。



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