佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

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2009.04.05 第3相海上試験

2009年04月05日 22時44分25秒 | 船釣り、魚料理など 
 先週後半あたりから、天候についての期待が高まっていました。「釣りに行けるのでは?」という会話がアンギオ室と読影室を中心に交わされていました。

 さて、本日の天候は曇りのち晴れ。風は弱い北~北西。期待通りの天気となりました。
 船長は集落の川掃除も早くに済ませ、「20分出発を早めます」とのメールをくれたころ、チーフは待ち合わせ場所の釣り具屋に到着していたようです。

 みんな、いつもの釣行よりも落ち着かないのは、春だからだけではなく、近頃はやりの鯛カブラが気になるせいでした。



 出航は10時過ぎ。油絵の具を流したような凪の内海を、順調に航行。今回、調査に調査を重ねて購入した、自慢の機材チェックに余念のないチーフ。



 そして、これが鯛カブラ。今、一部の釣りファンの間で旋風が巻き起こっているデバイスです。一本のDVDがチーフを、このディープな世界にダイブさせてしまいました。

 今回は、機材の海上試験と、ポイント開発を主眼とした釣行でした。副船長は、コントロールとして通常の仕掛けを用い、船長以下ぼくらはそれぞれ思い思いの道具でトライしていました。試験と言いつつも、大物を期待しながら…

 最初のポイントは、「お土産用のサカナはいるだろう」ということでいつものポイントへ向かいました。若干のウネリがあったものの、流れはあまりなく、イトヨリダイがポツリポツリとしか釣れませんでした。

 出発時間が遅かったこともあり、早々にポイントを変更。島と島の間の水道となっている深場に移動しました。しかし、副船長のアラカブ(カサゴの仲間)以外はなかなか釣れず…
 
 やはり、潮のせいか(長潮:干潮12:30)?などと思っていましたが、終盤に差し掛かった頃、船上をあちらコチラと移動していたチーフがついにやりました!



 人生初の疑似餌で、しかも鯛カブラで、アラカブを釣り上げたのです!根魚も釣れるとは聞いていたのですが、DVDで繰り返しイメトレをしたとおりに、釣り上げてしまったのです!誰かが「鯛カブラじゃなくて、アラカブラ」などと言っていました。

 その後は、魚伝も途絶え、3時過ぎに納竿。



 帰りの船上。大事な竿を抱きかかえ、太陽と一緒に傾いているチーフ。第3相海上試験は、満足のいく結果だったようです。

 我が家では、もらったアラカブを唐揚げにしました。子どもが「ンマンマ、ンマンマ」とがっついて来るのを振り払いながら、美味しくいただきました。イトヨリダイは、腹開きにして塩水につけてあるので、もう少ししたら干そうっと。

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