佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

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2011.03.03

2011年03月03日 22時01分16秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
冬に逆戻りしたような気温。現在外気は2℃。

最近は学生に逆戻りしたような勉強をしなければならないかな…と焦っています。

流体力学 (物理テキストシリーズ 9)
今井 功
岩波書店


放射線科医に必要なのか、必要でないのか…
不必要なものなど無い、というような一般論は、限られた時間の中ではあまりに陳腐です。

しかし、運良く流体力学の専門家に会えたとしても、今のままではまともな会話すらできそうにないし。
相談されて一番困るのは、相手が何をしたいのかわからない、ということです。そして、それ以前に共通言語を有していない、ということ。
コンサルトでもしばしばありますよね?

なるべくなら、逆の立場にはならないようにしたい。

それはそうと、渦と一言でいっても色んな種類、解析があるんですね。そして様々な分野で相互的に研究が行われているようです。ちょっと覗いただけでも、二次元の渦を表現する方法が山のようにありました。線の色、太さ、矢印のつけ方、光の当て方(ボリュームレンダリング好きな方はイメージが湧くでしょうか?)などなど。


ま、書評を見ると、とても評判の良い本なので1冊買っても良いかな。

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2 コメント

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三次元だと (kh)
2011-03-07 13:24:42
三次元だとこんな感じとか。像情報処理の分野のかたの修士論文です。
http://chihara.naist.jp/movies/y1999/199907-j.html

MAGNETOM Flash 2/2010号にこれと似たような4D-MR画像がありました
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3~4次元 (mune)
2011-03-07 22:39:13
お久しぶりです!
情報処理関係と自然科学系が組み合わさって、しかもかなり細分化されてきているようなので、すっかり道に迷っています…
高校の時に物理と数学を選択していなかったツケが回ってきています(数学、というのは冗談です)。
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