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去年からひとりラブホ巡りを始めて月1回ペースでラブホ訪問をしている。まだまだ行きたいホテルはたくさんあるのでこの趣味はしばらく続きそうだ。(現在コロナの影響にてラブホ巡りは自粛中)
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階段を上がるとこんな感じで部屋がある。
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清算は自動精算機です。
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ホテルの人と終始会わないでホテルステイができるので慣れれば画期的なシステムなのかもしれない。
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シャトーという名のホテルは優しかった。私は何者を演じるのがうまくなった気がした。
女性ひとりなのでだいたいどこもスムーズに入れる。今のところトラブルなくラブホ巡りをしているが、ちょっと恥ずかしかったことは何回かあるので今日はそれについて触れようと思う。
ガレージタイプのラブホの入りかたが分からず駐車場で立ち尽くしてしまったとき
都内の駅から近いラブホは入ってフロントパネルで部屋を選んでフロントで鍵をもらって入室するものが多い。こういうタイプのラブホしか知らなかったので入るとまずフロントを探してしまう。
そのルールが通用しないラブホがある。ガレージタイプのラブホだ。
地方の国道沿いによくあるタイプなのだが、駐車場に車を止めて脇にある階段を上がっていくと部屋がありそこへ入るというシステムだ。
これを知らないとまずフロントを探してしまう。フロントがない…建物をうろうろしてもない。もしかしてこれはそのまま入るのか?じゃあ、入ってみる…?
勇気を出して階段を上って入ってみると部屋はあるけど空いているのかわからない。ドアを開ける勇気もなく階段を下りてまた駐車場をうろうろしていたら従業員の人が「どうかした?」と聞いてくれたため「部屋に入りたいけどどうやって入ればいいかわからなくて…」と答えたら優しく教えてくれたのでよかった。お目当ての部屋はうろうろしているうちに他のカップルにとられて入れなかったのでいつかリベンジしたい。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
このときガレージタイプのラブホに徒歩で行く方法を習得したためその後は問題なく入れるようになった。人生での恥が1つへった瞬間である
そのときのラブホ。田園風景にポツンと浮かぶラブホ。
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階段を上がるとこんな感じで部屋がある。
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清算は自動精算機です。
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ホテルの人と終始会わないでホテルステイができるので慣れれば画期的なシステムなのかもしれない。
「えっと…何しにきたの…?」と怪しまれる
ラブホというよりは連れ込み宿といったら感じのラブホに行ったとき、「入りたいんですけど空いてますか?」と聞いたらかなり怪しまれたこともある。
「写真を撮りたいので…」とモゴモゴしながら言うと、「?」とどんな趣味だよ的な表情をされつつも部屋に通された。(ここは女将さんが部屋まで案内してくれるタイプのラブホ)
もちろん静かにマナーよく使い帰るときには「いい写真とれた?」とニコニコ笑顔で声をかけてくれたので不審感を拭ってもらえたようでよかった。いい写真は…もちろん撮れましたよ!
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↑ラブホというより連れ込み宿といった方が合ってるでしょ?
フロントで「後から来るお連れさんに部屋番号連絡してね!」と言われ退室時に「あら。お連れさん来なかったの?」と言われる。
これはまたひとりラブホという概念が定着してないから起きた事例。
後からお連れさんが来たらフロントに部屋番号を言えば入れるシステムを始めて知った瞬間でもある。フロントのおばちゃん的には気を利かせて言ってくれたのだろうが、私はひとりでラブホステイをするし、お連れさんというのは100年待っても多分来ない。焦った。
「すいません、ひとりなんですよ!」とも言えず「はい」と生気の抜けた返事をして部屋に入り「どうすっかな、ゆっくりするしかないな」と昼寝をした。ラブホで時間を潰すのは容易なことである。
最終的に帰らなければならないので意を決してフロントに鍵を返すと「あら。お連れさん来なかったのね…」と同情され「ちょっと来れなくなっちゃったみたいで…」とあたかも連れが来る雰囲気を出してラブホを後にした。
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シャトーという名のホテルは優しかった。私は何者を演じるのがうまくなった気がした。
こうやって場数を踏み強くなっていく。恥も全てラブホにまつわるいい思い出なのだ。
わたしもラブホのあの雰囲気が好きでたまたま記事を見させていただいてたら、地元のが出てきて「あっ」てなりました笑 なかなか自分で行く勇気が出なかったのですが、わたしもカメラ片手に行ってみようと思います!