なるべく派手でなるべく誰も着ていないような、そんな狂った服をいつも探しています。
というのも火曜サスペンスごっこで地べたに這いつくばるときに淡いトーンの服やアースカラーの服だと映えないからです。
赤やピンク、ぱきっとした色味の服を中心に買い集めて赤いワンピースは10着、もしかしたらそれ以上あるかもしれません。
先日久しぶりに高円寺の古着屋巡りをしまして、その頃仕事が大変な時期というのもあって凶悪になっていたんですよ、精神が。
より強く、より凶悪な服を探しました。そして出会ったのがこのワンピース。
柄が強い!
強いくせに乙女心暴発させるファンシーリボン!即買です。古着屋6件巡った末の出会いでした。
早速着てみましょう。
程よく細身のラインに映える強い柄。存在感が強いくせに案外背景に馴染むという調和性。木綿製で肌触りもよく洗濯にも強い。
ちょっと気の強いとこがあるけど実は繊細で優しい、そんなワンピースです。
買って良かったと思いました。
こういう派手なワンピースを好むのにはもうひとつ理由があって、火曜サスペンスごっこの撮影に行くときに婦人1人だとちょっと心もとない繁華街や人気のない場所を通ることがあります。
こういう個性のキツい服を着ていると見事に誰も声をかけてきません。ある意味武装というか自衛というか。狂ったやつにはより狂えというわけじゃないですけど、狂気で負けないという禍々しさを演出しておくのは大切です。
狂気のワンピースを着ていると職場のおばちゃんには好評なのもうれしいです。
そろそろ冬物が出回る季節ですので冬用の狂った服を探しに行かなきゃ…。皆さんも素敵な狂った服ライフを始めてみてはいかがでしょうか。