Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

バンコクの折りたたみ市場

2021年01月24日 | 旅の情報
メークローン、マーケット(タイ)

 バンコクを少し離れると異国情緒たっぷりのタイの生活風景が身近に感じられる場所がある。
メークローン市場、別名「傘をたたむ市場」(タラートロムフップ)と呼ばれ、線路上にテント
が張り出され、魚や果物といった生鮮食料や日用品が並べられている。
 メークローン線は1日4往復と列車が少なく、市場が線路上にはみ出し、遠くで警笛が聞こえ
ると慌ただしくテントをたたみだし、列車が通り過ぎると何もなかったように商売を始める。
 鉄道沿線に不法に住みついた人々が、生活のために食料や日用品など生活必需品を売っている。
どこにでも見られる庶民の生活の場であり、列車が通るたびにテントをたたみ、民家や商店の軒先
をかすめながら列車が走る、この物珍しさから観光客が押し寄せて来るが、観光客などおかまいな
し、観光客目当てのお土産などで稼ごうとする気持ちはない。
このセンスギヤップがコミカルでおもしろい。
 バンコク発着のツアーもあるが、自分で行く方がタイのローカルな雰囲気を味わうことができ、
旅の醍醐味が増す。

























データ:
国鉄ウオンウイエン・ヤイ駅から終点マハ―チャイ駅まで行き(所要53分、10バーツ)、渡し船(2バーツ)で
運河を渡り、対岸のバーンレーム駅から終点メークローン駅に乗り換え(所要1時間、10バーツ)

旧南バスターミナルからメークローン行のロットゥ―に乗り(所要約1時間30分、80バーツ)
メークローンのロットゥーターミナルから歩いて5分

ウオンウエンヤイ駅への行き方
バンコクスカイトレイン(BTS)シーロム線ウオンウイエン・ヤイ駅から徒歩10分、
大通りを少し入ったところにメークローン線のウオンウイエン・ヤイ駅がある。




国鉄ローカル線、ウオンウイエン・ヤイ駅


アドバイス:
国鉄ウオンウィエン・ヤイ駅8時35分発の列車に乗りマハ―チャイ駅9時28分着。
そこから渡し船で対岸のバーンレーム駅10時10分発で終点メークローン駅11時10分着、
この列車が11時30分発で折り返すときに市場のテントが折りたたまれる様子が見学できる。
帰りはロットゥーで旧南バスターミナルまで(現地要確認)

次回は早朝、旧南バスターミナルからアムパワー行のロットゥ―に乗り、アムパワーの水上マーケットを見学後、
メークローン行のソンテオでメークローンへ、メークローン市場見学後、鉄道かロットゥ―を利用してバンコクに
戻ることを計画している。

台湾食い倒れ図鑑(2)

2021年01月14日 | 旅の情報
基隆・台湾おこわ(油飯)の作り方



 もち米に豚肉、椎茸、むきエビを加えて油で炒め、醤油を加えて炊いたもの。油で炒めることから
油飯(ヨウファン)と呼ばれていて、台湾では日常的に食べられている。


台湾おこわの作り方、簡単レシピ

材料(1~2人分)

もち米          1合(150g)
豚肉           約30g
椎茸           2個(約50g)
むきエビ(小)      約20~40g
玉ねぎ          約30g
生姜(すりおろし)    小さじ3分の2(約5g)
ごま油          大さじ 1杯
醤油           大さじ 2杯
みりん          大さじ 1杯
砂糖           小さじ 一杯


作り方

① もち米を2時間水に浸し、ザルで水を切っておく。
② 椎茸(石づきを切り捨てる)、豚肉、玉ねぎを細かく切る。
③ フライパンにごま油を入れ、豚肉と玉ねぎ、すりおろした生姜を炒める。
④ 豚肉に完全に火が通ると、椎茸とむきエビを追加して炒める。
⑤ もち米を追加して、しっかり混ぜる。
⑥ 炊飯器に醤油+みりん+砂糖と水120ccを加え、しっかりと炊く。


料理のコツ・ポイント

醤油、みりんを含め水分は150cc。
ベタっくようなら、水分を減らす。



台湾食い倒れ図鑑(1)

2021年01月09日 | 旅の情報
基隆・カニみぞれスープ(螃蟹羹)の作り方



 台湾基隆廟口夜市の名物料理、カニみぞれスープ(螃蟹羹)はとろみのついたスープにカニとタケノコ、エビ、
エノキと髪菜(海藻)をごった煮したもので、見かけは食欲をそそるものではないが食べてみると、とにかく美味い。


カニみぞれスープの作り方・簡単レシピ

材料(一人前)

水         300cc
昆布        5g  
かつお節      10g
醤油        大さじ1杯
みりん       大さじ半分
片栗粉       小さじ1杯
カニ爪肉or カニ肉  1個か3個 (20g~60g)
むきエビ(中)   2から3個 (10g)
タケノコ      20g
椎茸        1個
エノキ       20g
髪菜(海藻)    ひとつまみ


作り方

① 水 300cc 昆布とかつお節で出汁をつくる。
  醤油 大さじ一杯、みりん大さじ二分の一を加える。
② カニ爪肉0rカニ肉、むきエビ、うす切り椎茸、タケノコ、エノキを入れて煮る。
③ とろみを出すため片栗粉を小さじ一杯入れる。
 
料理のコツ、ポイント

椎茸はうす切りにしたほうが、触感が良くなる
食材は好みに応じて多少加減をする



 コロナ禍の影響で観光目的での台湾の渡航が禁止されていて、基隆へ行って螃蟹羹を食べることが
出来ないので、自分で作って食べようと思い立ち、試行錯誤の末、螃蟹羹の味を再現しました。
1人分を単位として試験的に作っていますので、食材は人数分増量して下さい。
髪菜(海藻)は入手困難ならなくても良いです。


基隆廟口夜市

 黄色い提灯の屋台がずらりと並んで独特な雰囲気、屋台には番号が振られていて、分かりやすい。
特徴は港町だけあって海鮮類が新鮮で、安くてうまい。
 夜市といっても、屋台でなく、店舗で昼間から営業している。
台湾グルメが凝縮されていて、腹一パイ食べられ、充分楽しめる。


基隆廟口夜市風景


螃蟹焿・油飯(⑩番)


呉記螃蟹羹(⑤番)