12/12「パニック」
今日東京YMCAでは日隅一雄情報流通計画」と言う集会があった。
これは故 日隅一雄さんが残された遺産を元に、
海渡雄一弁護士や多くの
ジャーナリスト達が集まって起こした基金が1周年を迎えるの当たって
集会を開いたのである。
今日のお題は彼に相応しく「特定秘密保護法」であった。
その中でゲストとして招かれた福島市民放射能測定所の岩田さんや武籐類子さんが切実な訴えをしていた。
それは
「次の原発事故が起こった時にこのような法律があると言う事は
避難計画が住民に知らせれずにパニックを起こすのではないか」と言う事である。
実際、
この法によって
原発関連の情報が特定秘密として扱われる公算はかなり高いし、
福島事故の時も情報は隠されたのである。
そのような事を考えると
今でもでない情報が全くでなくなり、
更に避難計画すらでない事が危惧される。
と言うのである。
私ですら福島事故を知った第1報は
「タイムライン」というラジオ番組だった。
だから、
政府の情報が出ない。
それを知らせると処罰の対象になるとなればこ
の法律の故に私達国民は命の尊厳すら危うくなると言う事になる。
政府はその事に気が付いているのだろうか?
もし気が付いていなければ今直ぐに気が付いて欲しいと
願っている。
政府が今この事に気が付いて
「パニック」を起こすならば私達は大変歓迎する。
今なら間に合う。
どうだろうか?