12/18「国民の生命財産を守る、、」
今日東京では「結いの党」結党記者会見があり、
私も配信でこの様子を見た。
この党に参加したメンバーは
かつて「みんなの党」と言う政党に参加したメンバーだったが
(多分)旧泰然とした考え方をしていた
とある2世議員と
かつて官僚をしていて、一寸甘いマスクの議員が対立した為に、
このような事態になってしまったようだ。
しかし、
今日の結党機記者会見で明らかになった事は、
秘密保護法に関しては「廃案」を明言せず、
安全保障に関しては「第一に国民の生命と財産を守る。第二に日米安保」と明言していた。
そうなると
この発言に対して様々な矛盾や問題点が出て来る。
その矛盾とは「国民の生命財産を守る」と言う殺し文句が所謂、戦争への言い訳の第一に使われるのではないかと言う事である。
第二に、
原発を無くすと言う事と日米安保との矛盾である。
この2つの点において、
その場に居た
ひな壇の諸氏はどのような弁解をするのであろうか。
そんな事を考えると
この党が「何の為に脱党をしたのか」
と言う妙な勘ぐりをしたくなるのである。
そして、
この党がいずれ「日本維新の会」や「民主党」の或る一部の勢力といずれ合体をし、
かつていた党と
全く同じ性格を持つ勢力となると言う結末を迎えるのではないかと言う危惧さえ抱くのである。
事実、
IWJの視聴者数も2桁にとどまっていて、
この配信の直後にあった
「秘密保護法」関連の配信に大きく水を開けられている。
また、
公明党が「集団的自衛権」の問題で自民党にクレームをつけ始めている今日、
このような自民寄りの政党が出来た事で
自民にとって公明党に取って代わる愛人政党が出来た事は
喜ばしい事なのではないか危惧するのである。
そうなると
そろそろ自民党にとって公明党は
単なる
「うるさいオバサン」にしか過ぎず、
さっさと捨てられる存在になるかもしれない。
そんな事で
私達は自身の生命財産を預ける事が出来るのであろうか?
しかし、
じっくりと考えている間は無い。
私達が秘密保護法反対運動の中で得られた知識をフル回転して、
この政党の是非を判断していきたいと思う。