桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

左手と桃の実

2012年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム
6月29日(金)

雨は降らなかった。降らなくて良かったと思う一方、雨降りを期待していた場合は気の毒だ。
今日は気温が高くて、早くも夏の訪れを感じる。いよいよ、海開きの季節になったが、海岸に異変が起こって、砂地が異常に減ったり、台風の為に折角の海の家が壊れてしまい修復を急いでいると言う。海開きには間に合うだろうか?

昨夜は、と言うより、今朝未明に掛けてイラスト描きに夢中になり、大変な夜更かしをしてしまった。ついでにウインブルドンの二人の日本人のテニスの試合を見ながら、作業を進めた。
以前に(約一年前)習ったペンツールで描くイラストの操作を殆ど忘れているので時間がかかってしまった。

何とか仕上げた後は、時計を見るのが怖くなった。二度と、こんな事はやらないぞと思う一方、いや、自分を信じられないと思ったりする。死ぬぞー!!

最近、肩から腕に掛けて腱鞘炎になったらしい。一番いけないのは、パソコンだ。止めた方がいいのは勿論だが、どうしても止められない。

そこで思った。右手だけで無く、左手を使う練習をしなくてはと気付いた。箸を持つ事さえ、とても難しいと実感する。かえって、この無理が左手にも影響するかも知れない。
イイ歳をして、バカなことを考えない方が良いかしら?ネ。

ムカシ、甥が盛んに左手を動かす練習をしていた。なぜ、そんな事をするのかと尋ねたら「右手と左手が同じ様に動かせたら、なにかの時に役に立つ」と言う返事だった。当時の大学生達に流行っていたらしい。

おかしな事を考えるものだと思ったが、彼の計算機操作の速い事には驚いた。今、思うに、何か事があれば、こんなに助かる事は無い。

ムカシ、母が包丁を持つ時には左手だった。昔の人は左手を使う事を嫌がった。だから、子供に厳しく右手を使う事を要求したと言う。母は、縫い物をする時に右と左両方から縫い針を進めて見せて、他人より素早く仕上げられると話していた。

今、考えると、納得出来る事が多い。私も、以前から両手を同じ様に使って、箸や筆記具を扱える様に練習しておけば良かったのにと思うが、もう遅いかな?

ガラス戸越しに桃の木の茂みの中に丸い物が見えた。今年は全滅かと諦めていた桃の実が一個だけ見えている。まあ。立派な桃の実になるのは期待出来ないが、庭を思いっ切り賑わせてくれた満開の桃の花の成果が一つだけ残ったのだから嬉しい。
鳥や虫にやられない様に気をつけよう。

この後、七月のカレンダーをつくるつもりだ。忙しい!




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