相手の身になる

8月9日（木）

御茶ノ水の予約は10時。到着時刻はなんと10時きっかりと、カードに出た。
驚いた！有楽町駅からAppleへ行くより早く着くのだ。

何時も通りに簡単に終わる。自分の状態が決して簡単であるとは思えない人間にとっては救われない気分だ。
『簡単に終わる』のは、これ以上どうする事も出来ないからだと思うが、小一時間かけて、暑かろうが寒かろうが訪れる側の立場になれば、僅かでもよいから何かの解決策や救いを求めているのだ。
毎日、毎時、悲鳴を上げる手足や腰。これは患者の身になろうとしなかったら、到底、理解出来ない事だと思う。
私は出来るだけ、問題を作って尋ねる事にしているけれど、限りがある。

その後、S先生にお会いして来た。
相変わらず、長い時間をかけて患者の悩みや相談を聞き、適切な診断やアドバイスをされるから、一人一人に長い時間がかかる。
患者にとってはそれが救いになる訳だ。だから、終わって外へ出て来る人は、一様に明るい顔をしている。

S先生の『お迎え』は無くなった。一週間に一日だけの診療では、忙しくて、さぞ、お疲れの事と思う。そう言う事で『お迎え』が無くなったのかも知れないが、少しばかり淋しい。

余りに長く待ち過ぎて、つい、居眠りを始めた途端、呼び出し音がなった。
何時も通りのやり取りだが、暖かく人間味のある先生の対応が、どれ程、患者に安心感と信頼感を与える事か！
（おまけに車庫入れの相談も…）とは、厚かましい患者。

帰りに姉と待ち合わせをした。昼食の後、信用金庫へ行く。
この店は何時も、麦茶とキャンデーをサービスしてくれる。サービスは嬉しいが、駅からもバス停からも離れているので、弱くなった足には苦労の種だ。

帰宅すると、バタン！キュー！
困ったものだ。

東京は良い！

8月8日（水）

又、寝坊をしてしまった。6時の目覚ましも即座に止めて寝てしまった。お陰で『梅子せんせい』を見損なってしまった。

昨夜はブログをまとめようとして、つい、眠ってしまった。無理は止めよう！
今日こそ、ヤルゾ！と言う気持だが、一向に進まない。

夜になって、何とか仕上げた。もう、そろそろ、ブログもお荷物になったみたい。何よりも無理をしない事だ。

持ち帰った洗濯物を二回に分けて器械を動かした。瞬く間にカラカラに乾く。こう言う良い事は山では望めない。
冷房要らずの山の生活は快適だが、朝晩、雨が降るので、乾きも悪い。必要な物以外は、東京へ持ち帰る事にしている。

東京へ帰れば、東京の良さがしみじみ分かる。久し振りに近所のスーパーへ出掛けた。乗り物が要らない買い物は楽だなぁ！

7日は『立秋』だと聞いた。成る程、昼間の異常な暑さが不思議に思える程、吹いて来る風の中に秋が来たと、夕方の買い物帰りにも感じた。