桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

ホテルの池は…

2013年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム
4月10日(水)

昨夜は、二度目の風呂(何時もは入っている)は中止して寝てしまった。私にしては早い11時就寝。ベッドはゆったり。

携帯電話の目覚ましが鳴ったがとめてしまった。7時起床。何時もよりは、ずーっとマシだ。
温泉に浸かる。いい湯だな!である。爽やかな春風に露天風呂は気持良い。

朝食には鯵の干物の唐揚げが出る。何時もは頭から尻尾まで、ガリガリかじるのだが、今日の鯵は多少、骨が気になるので、美味しいけれど、そっと残す。(トシヨリだね!)
このホテルのご飯と味噌汁は美味しい。私達が最後のお客だった。
宿泊した人は皆、朝早くにホテルをたったらしい。滞在する人たちも、きっと、あちこち、観光をして歩くのだろう。

掃除の間に、駅前迄、散歩をした。
脚がガタガタ、体もガタガタ、工事中の道を通ってしまい「この道へは来るんじゃなかった」とぼやく。
何時も、工事をしているけれど、狭い道をクルマも大変だ。この街で感心する事は、歩行者が道を渡る時には、クルマは辛抱強く待っていてくれる事だ。えらい!

買い物をして帰る坂道では、ホテルの緑の表示は見えるのに、行けども行けどもと言う感じは、とても辛い。殊に最近の私達にはキツイキツイ行進だ。

私達のクルマだけがポツンと駐車していた。以前だったら、どこかへドライブしたのだが、もう、その気も起こらないとは情け無い。
何時も、駐車に特別な配慮をしていただき感謝している。


<このホテルのフアンとして>
このホテルの見所の一つに、大きなプールの様な正方形に近い池がある。
真ん中には四角錐の金色のピラミッド様の形をした造形物がある。今でこそ、黒っぽくなってしまい、折角の金色は少しばかりになって地味だが、それもかえって貫禄があると思う。

ムカシは太陽のもと、大げさなくらいに黄金色に輝いていた。
今でも、大きな鯉が悠々と泳いでいて、建物に囲まれた素晴らしい空間からは空が仰がれ、まさに水、空、人の動き、そして緑が一度に見える雰囲気である。

食事をしながら、水面や空を眺めている時には、何となく心が癒されたし、今日一日の計画や結果を話し合う良い場所でもある。

ところが、この6月半ばから7月にかけて約一ヶ月間に『足湯』の工事が始まるので、休館すると決まった。
一体、何処に『足湯』が作られるのかと尋ねると、あの素敵な池の一部だと言う。
エーッ!一番、心が和む大切な池の何処へ?と質問した。

残念!『足湯』なんて要らないよ!と言う人もいる。私は靴下を脱がなければならないから面倒、どうだって良いわ!と思う。
しかし、『足湯』があの素敵な池の雰囲気を壊さなければいいなぁ!と心配する。

あの鯉達だって可哀想よ!それにレストランの内部は見えないかなと気にかかる。

心のこもったサービス、もてなし、施設等々…このホテルの大きな魅力の一つを、この池は担っているのだから、成る可く、壊さないで……ネ。



 * 2010年10月に写す

Img_1427_1









 * 今夜の写真
 
Dsc00822_1








 * 2011年7月 グリーンのカーテン

Img_0312_2





何回、間違えたの??<伊東温泉第一日>

2013年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム
4月9日(火)

良い天気になった。ドライブ旅行をするには好適な日だ。
しかし、私は、相変わらず、物凄い夜更かしをしてしまった。つまり、出掛ける準備が殆どと言って出来ていなかったのだ。
それどころか、部屋にはアイロン掛けの衣服やハンカチ、片付け物が広がってどうしようも無くなったと言う、お恥ずかしい状態だった。

だから、目覚まし代わりの携帯電話が6時を告げても起きられない有様だった。と、言うより、もう少し眠らないと、伊東迄の運転に差し支える。

何とか、出掛ける準備が完了したのは正午前。今日は、珍しく都内は混み合っていない。東名高速道路もトラックが多いが、全て順調である。
港北PAで昼食。「海老名はパスするよ」と姉に告げる。
海老名SAからは直ぐに『小田原厚木道路』ヘ入る。入りかけた途端に、勘違いしてしまった。
最近、この勘違いが多過ぎる。ボケたかな?と一瞬、○○がよぎる。

ワオ!仕方が無い!御殿場から行くか?沼津か?
結局、御殿場でおりて箱根へと向かう。幸い、道は空いている。
随分、ムカシにはこの道をよく利用して箱根を走り回った。道路の状況は可成り変わった様子で、こんなに近かったのかしら?と思う。
早くもトンネルを潜れば乙女道路は終わり、峠の茶屋は健在。
その後はうろ覚えの道を通って、元箱根迄、辿り着いた。箱根峠はどこだろう?さて、箱根新道って何だったかしら?

うっかり箱根新道へ入って気がついた。これはムカシからあった道路だわ。『箱根新道』って名称は何時迄、続いているんだ!もう古いでしょう?
又、間違った、これでは小田原へ行ってしまう。途中でUターンする。私って、バカみたい!!

十国峠を経て、やっと、余り好きとは言えない『伊豆スカイライン』に辿り着く。まさに『辿り着く』である。この道は伊豆半島への近道だと言っても、カーブとアップダウンの続く厳しい山道である。
いつだったかは、凄い霧の中で息を飲む様なドライブをした覚えがある。もう二度と通りたくないと思ったが、その後、天気の良い日に一度通った事がある。

やっと『亀石峠』迄辿り着いた。ところが!である。伊東への表示通りに通ったが、どうもおかしい。更に先へ進んでいる。料金所の建物が広い敷地の真ん中にあったからだ。
兎に角、料金所を出て、指示通りに伊東へ向かった。
この道が、又凄い。厳しいカーブの坂道をシフトダウン走行で下って行く。(だから、この道路は嫌いなんだ)
やっと、お目当ての宇佐美へ着いた。この時程、海の青さが嬉しかったのは、最近は無い。何しろ、海の近くと言えば、津波の恐怖につながるのだから…

結局、伊豆スカイラインは、只、ひた走りで、咲き始めた桜も富士山の美しさも、気分を落ち着かせて鑑賞する事もなかった。

何時もより2時間程遅れた。着いたのは5時近く。ホテルの人たちは心配していたそうだ。何と有難く親切な方々。

よろよろしてしまった。「よくまぁ!一人で運転をして!」と、ホテルの人たちは驚いていた。

さあ、三泊四日の温泉が始まるぞ!ご馳走を全部食べられるかな?



 * 亀石峠より富士山を望む

Img_0795_1