桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

赤い柵

2016年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム
5月15日(日)

私には日曜も平日も無い。
良い御身分と言われそうだが、案外、不便なものだ。

家の前を通る人の様子で「そうだ!今日は平日だったんだ」と思ったりする。
昼近くになると、近所の会社の従業員が群れをなして、角のコンビニへ来る。
毎日、コンビニ弁当を食べているのかなぁ?と、要らんお節介事を考えてしまう。

午後になると、小学生達が賑やかに帰宅。
コンビニの前あたりにたむろしている。
「早く帰りなさいよ!」と、つい、ムカシ使い慣れた言葉が出そうだ。
しかし、彼らは友達としばしの別れを惜しんでいるのかも知れない。
兎に角、平和な光景である。

そして、ご老人(私も立派な老人だけど…桜)は
杖をつきながら、向かいのマンションに入って行く人も多い。

ところが、昨日、大発見をした。
マンションは四棟あるが、出入りに角の通用口を利用している人が多い。
その入り口が真っ赤な銕柵で閉じられていて、おまけに黄色いロープでぐるぐる巻きにされている。

とうとう、やっちゃった!
最近、ゴミ捨てのルールを守らずに、勝手に種類や収集日をお構い無しに他人の収集場所に置いていく者がいる。
ゴミ収集車の係員は、わざわざ、注意書きの紙を残して立ち去る。
違反した持ち主の分からない人間がやった事を、あたかも、ゴミ置場の家人のように誤解される事がよくある。
とうとう、姉は張り紙をした。それ以来、我が家の被害は無くなった。

ところが、マンションのように大きな世帯は、何時、誰が、勝手な行動をするかわからない。
とうとう、やっちゃった!管理人は大変。
と言うのは、その事である。

足が不自由な人も多くいるのに、マンションの住人は随分、不便になっただろうな?
僅かな人間の身勝手な行為で、住み難い住居にするなんてひどい!