それはsakuraが小学生くらいだったか・・秋の日はつるべ落としの晩秋のうすら寒い頃・・・・学校から帰ってきても誰もいなくて、お腹を空かせた私は、いつものように、まずはボチッっとTVなんぞをつけ、ポテチかなんかを探すのだった。
・・・とそこに、尋常でないもの音が・・・それは明らかに煙筒の方からだ。もしや・・・
(ーー;)カンのいいsakuraはそれが、生き物であることをすぐに察知。しばらく耳を澄ませた。
ゴソゴソカサコソ・・・・ゴソゴソ・・・。
しばらくそんなもの音が続いた後、トントントントン・・・を長い煙筒を渡る音が・・・
ヤバッ!!!先を見越す能力も幼い頃から兼ね備えていたsakuraは恐怖で(~_~;)を引き攣らせた・・・
あ”~~~~っ、マジやば過ぎ!!!・・・で、案の定、
ストォ~~~ン。という音。
しばらく転落のショックで脳震盪でも起こしてたのか・・・ちょっと間があった後、今度はストーブのところの透明で小さな点火窓から、ツンツンツンツンとその窓をつつくいたいけなスズメの命乞いが・・・。
←by sakura
あ~~~マジやば過ぎる。ど~~~しよ~~~まだお母さんしばらく帰って来ないしぃ~~~弟なんて帰ってきても頼りになるわけないしぃ~~~。でも寒いからストーブ点けなきゃならないし・・・でも点けたら確実にスズメの焼き鳥だし・・・・そしたらスズメに祟られるかも・・・だし~~~。
ど~~~したもんだろ~~~ いっそストーブの蓋開けて逃がしてやろうか・・・でもそしたらスズメ部屋の中逃げ惑って、煤だらけにするだろし・・・そしたら、お母さんに怒られるし・・・
なにより、スズメ怖いし・・・(←スズメの方がよっぽど怖がるだろう!)
・・・としばらくは状態が延々と続いたのだった。
しかし晩秋の北海道は暖房無しでは耐えられない寒さ。
仕方ない・・・ さん、ゴメンナサイ。・・・と・・・ついに・・・
泣く泣くストーブを点火してしまったのです
つまり・・・ 【 → → 】ってことに。
その時の後味の悪いこと・・・ったら、こうして、ん~十年後までまるで昨日のことのように記憶が甦るのだから、よっぽどだったのです。
その時からsakuraにはスズメに対して根深い<罪の意識>を持ち続けてきました。おかげで大人になった今でも、焼き鳥もキムチつくね と梅シソつくね以外は口にできません。
なので、ここにあらためて懺悔したいと思います。アーメン
スズメさん、戻ってきておくれ~~~