高橋尚子、復活のV…東京国際女子マラソン (読売新聞) - goo ニュース
高橋尚子はCMどおり、まだまだ終わらなかったー足に爆弾を抱えている宣言さえも今思うと彼女的強かな戦術だったのだろうか・・・とさえ思える。アッパレアッパレQちゃん・・・といったところである。
最後まで競っていた二人の外国人選手も、故障を抱えた状態であんな上り坂前でスパートかけるなんてまっさかまさか思わなんだろう。もちろん私達だって最後まで完走できるだけでいいから・・・なんて思ってなかっただろうか?
それはあたかも駒苫がまさか2回も優勝なんて夢にも思ってなくて、もー4強くらいになるだけで、充分・・・とか思ってたのと共通した思いだ。
33歳なんて、昔でいったら大年増だ。それが老体に鞭打って・・・と古い人間は思ってたかもしれない。それより引退して、適当な人と結婚して、早く子供産んで・・・と余計なお世話なことも考えてたかもしれない。
ところが彼女はアスリートー勝負師だったのだ。チームQなんかつくって、高地で秘密特訓したり、栄養面とかにも細心の注意をしていたに違いない。あの足の調子ちょっと悪いのよね~~~といった直前の宣言も決してウソではないけど、ライバルを油断させることになった。
その証拠にあのゴール直後の民放の新人アナウンサーも真っ青なよどみのないコメント!私だったら、その場にへたってお水ガブノミして、周りの目なんか意識しないでグラウンドに大の字に横たわったね。
ところが、彼女はしっかりとした大人の女性に成長しておりました。「今暗闇の中を歩いている人がいたら、希望をもって、2~3年後を見据えて、日々を過ごしてほしい。誰にでも平等に与えられている時間を有意義に過ごしてほしい・・・」みたいヘタな道徳の授業やるハンパな学校の教師よりも、ずっと説得力ある殊勝なコメントまでしている。
まるで筋書き通りのドラマのようである。狙ったとおりんなっただけ・・と案外ケロッとしてるのかもしれない。アスリートとしてだけでなく、人として成熟ー洗練するってこーゆーことなのね・・・と思わせてくれた彼女にはほんとに感動させられたのでした。
sakuraを感動させる人って、何か真摯な人。真剣になれる人。そう、どん底から這い上がって頂点を目指して、ほんとに頂点を極めた人。(自分はどーひっくりかえってもそんな真似できないせいもあって。どっかオチャラケちゃうのよね~~~)今年は駒苫以外にそういう感動させる人にいっぱい出会ったなー。駒苫見てたら、なぜか「巨人の星」のテーマソングがリフレイン♪したもんね。
めでたし・・・めでたし・・・
高橋尚子は終わらない・・・sakuraも終わらない・・・??
とゆーことで、このブログも三日坊主にならずに、いまのところ続く続く・・・のでした。