11月は仕事でもプライベートでも落ち込むことが多かったと言うか。。
「ついてないな~」って思うことが多かったです(-_-;)
些細な事が積み重なって、じわじわとダメージ…みたいな。
それを振り切るかのように、読みまくってしまいました(笑)
S&Mシリーズは、現在最も分厚い10作目を読書中。
(文庫で1000円超えはなかなか無いよね…)
終わったらGシリーズに行く予定なんですが、何故か手元には別のミステリシリーズがあるという。。。
同時に読み進められるように、身体が2つ欲しい!(爆)
中にはネタバレを含む感想もありますので、未読の方はご注意ください。
また、感想は一部加筆・修正しています(読メは文字数制限があるので削ることもしばしばなのです。。)
2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4461ページ
ナイス数:183ナイス
くーねるまるた 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)の
感想
炊飯器でホットケーキ!!なるほど、それは気が付かなかった。今度試してみよう。。
鰹のたたきも美味しそうだけれど、家でやるには勇気が要るなあと思います…換気とか。。
ご近所さんとの持ちつ持たれつがとても良い感じ。女友達というよりも姉妹といった感じで微笑ましい。
楽しそうなアパートでいいなあ♪
読了日:11月30日 著者:
高尾じんぐ
金魚屋古書店 15 (IKKI COMIX)の
感想
斯波さんとトメさんが知り合い→友人(トメさん目線)になるまでを描いた1冊。
『ブギーポップは笑わない』、懐かしい!
私は原作小説の1巻で挫折しておりますが。。。(爆)
何だかんだで菜月さんは斯波さんのことをとても理解してるなあと思います。
“同じ漫画を読んで同じようにいいなと思った時、その人たちの心は同じ部屋の中にいるんだってさ"。
素敵な言葉ですね。
読了日:11月30日 著者:
芳崎せいむ
變愛 -奇妙な恋人たち- (リュウコミックス)の
感想
ホラー要素満載なのかと思いましたが、趣味嗜好が少し変わっているというだけで、
意外にも可愛らしさを感じる話ばかりでした。
最終的にはどれも“受け入れられてハッピーエンド”の結末だからでしょうか。
一般的に“変”と称されることでも、受け止めてくれる人が居れば、
多分幸せなことなのだと思います。
弓で射られたい願望の彼女がとっても可愛らしかった〜。
各話の最後に付いている裏話が面白い。絵柄も結構好きです。
読了日:11月27日 著者:
浅岡キョウジ
数奇にして模型 (講談社文庫)の
感想
S&Mシリーズ9作目。正常と異常の境界、人はどこまでが一人なのかなど、
ともすると哲学的な思考・解釈にまで話が及び、
それが犯人に相対した時に浮き彫りとなるところが面白い。
その思考の全てが伏線だったのかと。話の流れとしては、シリーズで1番好きです。
国枝先生や金子くんなど、脇役の出番が多いのも嬉しい。国枝先生の逆上場面も見所(笑)
タイトルも洒落が効いてる上に、エピローグに続く更なる伏線になっているようで、大好きです。
読了日:11月24日 著者:
森博嗣
ラララ (1) (ヤングガンガンコミックス)の
感想
ぶっ飛んだ設定なのに、不思議としっくり感が出て来るのがこの作者の凄いところかも。
リストラされた主人公・桐島くんが飲み屋で知り合った女性と即日入籍(永久就職という言葉の妙…)→専業主夫に。
お相手の石川さんは美人でスタイル抜群の女医だが、家では真っ裸な上、類を見ない程の超絶マイペースな性格で。。
いやあ、面白いです!結婚から始まる順序逆転ラブストーリー、今後の展開が楽しみ。
この石川さんをどうやってその気にさせるのか、桐島くんの恋路は前途多難なような。。
しかし、「バツイチになりたい」って願望は…あまり聞かないなあ^^;
理屈としては頷ける部分もありますが、、バツイチになるために結婚する。。。ううむ。。
読了日:11月23日 著者:
金田一蓮十郎
らいか・デイズ (16) (まんがタイムコミックス)の
感想
祝10周年!毎回温かな気持ちになれて大好きな漫画です。
赤鬼・青鬼の話、小鳥の話にほろり。『…いじわる』は可愛すぎでしょう!!微笑ましいです。
先生の息子・小太郎くんも少しずつ大きくなって生意気な部分も垣間見えて、、
“働きながら育てる”って大変だなと思ったり。
作中で何度目か分からないクリスマス、お正月、バレンタインですが、
サ○エさん方式でこのまま永遠の小6でいて欲しいですね。
読了日:11月17日 著者:
むんこ
ホテルジューシー (角川文庫)の
感想
大学の夏休みに沖縄のホテルでリゾートバイトをするヒロちゃんが、
お客さんの訳あり事情と関わりながら少しずつ変わってゆく話。
真っ直ぐで、真面目で、曲がったものは正したくなる、そんなヒロちゃんの姿には好感を持ちつつも、
“正してあげよう”という目線が少し鼻につく場面もありました。
あと、訳ありの内容も少々ハードなような…。
個人的には姉妹作品の『シンデレラ・ティース』の方が安心して読めて好きです。
とは言え、沖縄独特のゆる〜い感じや数々の沖縄料理が何とも素敵。
比嘉さん、クメばあ&センばあがいい味出してました。
読了日:11月17日 著者:
坂木司
ホクサイと飯 (単行本コミックス)の
感想
〆切間際でも、アイデアが思い浮かばなくても、猛烈に落ち込んでいても、
“食”にこだわり自分を奮い立たせている漫画家が主人公の日常物語。
モノローグ中心の話が多いのですが、彼女の傍らには常にぬいぐるみの“ホクサイ”がおり、
彼との心の中の対話で話が進む…という形です。
どちらかというと“作る過程”ばかりが描かれており、「いただきます」で終わっている話が多いので、
カテゴリはグルメ漫画なんでしょうけど『ああ〜食べたい!!』という感想にならないのが
少し変わったところでしょうか。でも、コンビーフの大葉巻は作ってみたい。
読了日:11月17日 著者:
鈴木小波
今はもうない (講談社文庫)の
感想
S&Mシリーズ8作目。この話は文章の清廉さに磨きがかかっていると思います。特にエピローグ。
今回は主に笹木さんという男性が語り手となり、彼の目から見、
私情も多いに入った視点での密室殺人事件と西之園嬢が語られます。
睦子叔母はあまり好きな人ではなかったのですけど、この話を読んで印象がガラリと変わりましたね。
事件の結末も、誰も何も語らないことに、何だか優しさのようなものを感じました。
読了日:11月15日 著者:
森博嗣
姉の結婚 6 (フラワーコミックスアルファ)の
感想
どこまで転がり続けていくのか、この話は。。
好きなら好きで良いじゃない!と思うけれど、そうもいかないということか。
美人でスタイルも良くて仕事も出来る(本人に自覚はなく頓着もしてないけれど)人でも、
幼い頃からの刷り込みやコンプレックスはなかなか打破出来ないのだなと。。
ちょっと視点を変えればヨリは幸せになれそうだけど、
そう出来ない最大の引っかかり(真木)が出来てしまった今、余計に悩んでしまうのですね。
これからどうなってしまうのか。。そんな中、ルイちゃんとゆうとくんの2人は微笑ましくて救いになるー。
読了日:11月14日 著者:
西炯子
サムライカアサンプラス 2 (マーガレットコミックス)の
感想
初読で泣いて、再読してもやっぱり泣ける。よい子母さんの言葉は温かくて真っ直ぐで、沁みますね。
お父さんと仲良しなのもとても良い。
若い頃のエピソードがどれも可愛らしくて、そんな毎日なら思い出し笑いだってしちゃうよなあ、と。
よい子母さんがご近所さんやったら、茶飲み友達になりたい。色々話して、聞いてもらいたいなあ。
もちろん私の方も聞きます、息子夫婦&孫や旦那さんの自慢話。むしろ聞かせてください!(笑)
読了日:11月11日 著者:
板羽皆
オレなんかが親になって大丈夫か? (すくパラセレクション)の
感想
父親視点の子育てエッセイなのですが、その視点が独特すぎて面白い。
布おむつと紙おむつのどちらがいいか調べるために腕に装着して炎天下半日過ごすとか…(笑)
そこまで?!と思ってしまいました。
ああ、でも確かに赤ちゃんはそれを下半身に着けて1日を過ごすのだ…
なら、その検証は的を射ている…のか?(笑)
読了日:11月11日 著者:
カラスヤサトシ
夏のレプリカ (講談社文庫)の
感想
偶数章のみのS&Mシリーズ7作目。
6作目と同時期に萌絵の親友である杜萌の周りで起こった誘拐・殺人・失踪事件に関するストーリー。
萌絵ちゃんがマジシャン殺害事件の方に掛かり切りなので出番は少なく(犀川先生はもっと少なく)、
杜萌ちゃんの目線で語られている部分が多いです。
…しかし、それがそもそものトリックに関わる重要部分だったりして。
ラストは何となく覚えてましたが、萌絵ちゃんの涙に切なくなりました。
そして話を聞いただけで真相が分かり、萌絵の身を案じて警察まで呼んでいる犀川先生は超人のようだ。。
読了日:11月9日 著者:
森博嗣
幻惑の死と使途 (講談社文庫)の
感想
奇数章のみのS&Mシリーズ6作目。
“奇跡の脱出”を得意とするマジシャンがショーの最中に殺害され、その遺体も消えてしまう。
殺害方法、消失の方法、遺体の在処、動機などの謎も去る事ながら、
そういった部分とは別の、犀川先生の持論がとても興味深い。
『名詞は言葉の中で格段に高レベルな概念』に納得。
また、ブログやTwitterなど、現在の“情報の飽和”とでも言いたくなるような状況を
予言したような文面があるのも、素敵。
『それはそれで価値は無いと初めから割り切れば面白い』。私も萌絵ちゃんと同意見。
読了日:11月4日 著者:
森博嗣
紅のメリーポピンズ(1) (ジュールコミックス)の
感想
久々に高口里純さんの新作を購入。
子育てのスペシャリスト“スーパーナニー”の女性が主人公のオムニバスストーリー。
童話パロディみたいな感じもしますが(主人公のスタイルとか)、
悩みを抱える家庭はシングルマザーだったり仕事と家庭の両立に悩んでいたりと、割と現実的な感じで面白かったです!
特に4話が良かった♪
そして、高口さんのコミックスの隠れた楽しみがあとがきなのですが、お子さん達がもうハタチ過ぎということに驚愕。。
そうか、私がリアルタイムで読んでたのは10年以上も前か…時の流れにもちょっと切なくなりました。
読了日:11月3日 著者:
高口里純
読書メーター