*「カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ又はトウガラシチンキ」についての基準。これらの合計が1.0まで。抽出溶媒がエタノールの場合「トウガラシチンキ」に該当する。溶媒によって変わるものの念のために「ネガティブリスト」該当成分であるとしておく。
全ての化粧品に対して、抽出溶媒がエタノールに限り、マメハンミョウエキス、ショウキョウエキス、トウガラシエキス、トウガラシ果実エキスの合計量は100g中に1.0gまで。
ネガティブリストの毒判定が分かれる理由は上記抽出媒体によって変わるからです。BUT ○○チンキ=ネガティブレスト 別名の○○エキス=抽出媒体で????
表示指定成分 又は表示指定成分&ポジティブリスト又はネガティブリスト=㋧:化粧品に配合可能な医薬品成分=㋑ | 成分名 | 化粧品成分コード | 毒判定 | 分類 | 医:本質 | 化:本質 |
「クレゾール」についての基準 | クレゾール | 551140 | 3 | 防腐剤 | 本品は,クレゾ-ル異性体の混合物である.本品は、オルトクレゾール、メタクレゾール及びパラクレゾールの混合物である。 | 本品は、オルトクレゾール、メタクレゾール及びパラクレゾールの混合物である。 |
「クロラミンT」についての基準 | クロラミンT | 551143 | 3 | 防腐剤 | 本品は,定量するとき,クロラミンT(C7H7ClNNaO2S・3H2O:281.69)96.0~102 .0 %を含む. | 本品は、次の化学式で表される芳香族スルホン酸アミドである。 |
「クロルキシレノール」についての基準 | クロルキシレノール | 500138 | 3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,パラクロルメタキシレノール(C8H9ClO:156.61)95. 0 %以上を含む.本品は、次の化学式で表されるハロゲン化フェノール誘導体である。 | 本品は、次の化学式で表されるハロゲン化フェノール誘導体である。 |
「クロルクレゾール」についての基準 | クロルクレゾール | 500139 | 3 | 防腐剤 | 本品は,定量するとき,パラクロルメタクレゾ-ル(C7H7ClO:142.58)98 .0 %以上を含む.本品は、次の化学式で表されるメタクレゾールの誘導体である。 | 本品は、次の化学式で表されるメタクレゾールの誘導体である。 |
「クロルフェネシン」についての基準 | クロルフェネシン | 500141 | 3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,クロルフェネシン(C9H11ClO3:202.64)99 .0 %以上を含む. | 本品は、次の化学式で表される芳香族化合物である。 |
「クロロブタノール」についての基準 | クロロブタノール | 551153 | 3 | 防腐剤 | 本品は,定量するとき,換算した脱水物に対し,クロロブタノール(C4H7Cl3O:177.46)98. 0 %以上を含む. | 本品は、次の化学式で表されるハロゲン化アルコールである。 |
「サリチル酸」についての基準 | サリチル酸 | 551290 | ~2 | その他 | 本品は,定量するとき,サリチル酸(C7H603:138.12)99 .5 %以上を含む. | 本品は、次の化学式で表される芳香族カルボン酸である。 |
「サリチル酸塩類」についての基準 | サリチル酸チタン | 551295 | ~3 | 防腐剤 | 本品は,チタンのサリチル酸錯塩であり,定量するとき,サリチル酸チタン〔Ti( C7H 403)〕2:320. 09〕98.0 %以上を含む. | 本品は、サリチル酸のチタン塩である。 |
「サリチル酸塩類」についての基準 | サリチル酸塩 | 医薬部外品表示名称 | ~3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,サリチル酸ナトリウム(C7H5NaO3:160.10)99.5% 以上を含む. | 本品は、サリチル酸(*)のナトリウム塩であり、次の化学式で表される。 |
「サリチル酸塩類」についての基準 | サリチル酸Na | 551292 | ~3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,サリチル酸ナトリウム(C7H5NaO3:160.10)99.5% 以上を含む. | 本品は、サリチル酸(*)のナトリウム塩であり、次の化学式で表される。 |
「サリチル酸塩類」についての基準 | サリチル酸ナトリウム | 医薬部外品表示名称 | ~3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,サリチル酸ナトリウム(C7H5NaO3:160.10)99.5% 以上を含む. | 本品は、サリチル酸(*)のナトリウム塩であり、次の化学式で表される。 |
㋧「サリチル酸フェニル」についての基準。 | サリチル酸フェニル | 551296 | ~3 | 防腐剤 | 本品を乾燥したものは,定量するとき,サリチル酸フェニル(C13H1003:214.22)99.0% 以上を含む. | 本品は、サリチル酸(*)とフェノールのエステルであり、次の化学式で表される。 |
表示指定成分 | DIPA | 550128 | ~2 | PH調整剤 | 本品は,主としてジイソプロパノールアミンからなる.本品は,定量するとき,換算した脱水物に対し,ジイソプロパノールアミン(C6H15NO2:133 . 19)として94.0~105 .0 %を含む. | DIPAは、ジイソプロパノールアミンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるアルカノールアミンである。 |
表示指定成分 | ジイソプロパノールアミン | 医薬部外品表示名称 | ~2 | PH調整剤 | 本品は,主としてジイソプロパノールアミンからなる.本品は,定量するとき,換算した脱水物に対し,ジイソプロパノールアミン(C6H15NO2:133 . 19)として94.0~105 .0 %を含む. | DIPAは、ジイソプロパノールアミンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるアルカノールアミンである。 |
表示指定成分 | DEA | 550127 | 2 | 非イオン界面活性剤 | 本品は,主としてジエタノールアミンからなり,通例モノエタノールアミン及びトリエタノールアミンを含む.本品は,定量するとき,ジエタノールアミン(C4H11NO2:105 . 14)として98.0~ 102.0% を含む. | DEAは、ジエタノールアミンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるアルカノールアミンである。 |
表示指定成分 | ジエタノールアミン | 医薬部外品表示名称 | 3 | 非イオン界面活性剤 | 本品は,主としてジエタノールアミンからなり,通例モノエタノールアミン及びトリエタノールアミンを含む.本品は,定量するとき,ジエタノールアミン(C4H11NO2:105 . 14)として98.0~ 102.1% を含む. | DEAは、ジエタノールアミンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるアルカノールアミンである。 |
「シノキサート」についての基準 | シノキサート | 551391 | ~2 | その他 | 本品は,定量するとき,シノキサート(C14H1804:250.29)95.0~105 .0% を含む.本品は、次の化学式で表される芳香族化合物である。 | 本品は、次の化学式で表される芳香族化合物である。 |
表示指定成分 | BHT | 550126 | 2 | その他 | 本品は,主としてジブチルヒドロキシトルエン(C15H240:220 .35) からなる.BHTは、ジブチルヒドロキシトルエンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるトルエン誘導体である。 | BHTは、ジブチルヒドロキシトルエンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるトルエン誘導体である。 |
表示指定成分 | ジブチルヒドロキシトルエン | 医薬部外品表示名称 | 3 | その他 | 本品は,主としてジブチルヒドロキシトルエン(C15H240:220 .36) からなる.BHTは、ジブチルヒドロキシトルエンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるトルエン誘導体である。 | BHTは、ジブチルヒドロキシトルエンの表示名称である。本品は、次の化学式で表されるトルエン誘導体である。 |
㋧「カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ又はトウガラシチンキ」についての基準 | ショウキョウエキス | 551430 | ① | その他 | 本品は,ショウガZingiber officinale Roscoe(Zingiberaceae)の根茎をエタノールで浸出して製したチンキ剤で, 本品1000mL は,日本薬局方ショウキョウを粗末にしたもの200g に薄めた「エタノール」(37→50)約600mL を加 え,時々かき混ぜながら可溶性成分がじゅうぶんに溶けるまで放置して布ごしし,残留物を薄めた「エタノール」 (37→50)少量で洗い,圧搾し,浸出液及び洗液を合わせ,2 日間放置した後,ろ過し,更に薄めた「エタノー ル」(37→50)を加えて全量を1000mL として製する. |
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㋧「カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ又はトウガラシチンキ」についての基準 | ショウキョウチンキ | 医薬部外品表示名称 | ~2 | その他 | 本品は,ショウガZingiber officinale Roscoe(Zingiberaceae)の根茎をエタノールで浸出して製したチンキ剤で, 本品1000mL は,日本薬局方ショウキョウを粗末にしたもの200g に薄めた「エタノール」(37→50)約600mL を加 え,時々かき混ぜながら可溶性成分がじゅうぶんに溶けるまで放置して布ごしし,残留物を薄めた「エタノール」 (37→50)少量で洗い,圧搾し,浸出液及び洗液を合わせ,2 日間放置した後,ろ過し,更に薄めた「エタノー ル」(37→50)を加えて全量を1000mL として製する. |
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