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日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG

2021-08-02 08:30:00 | 日記

下記の記事は東洋経済オンラインからの借用(コピー)です

世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。1992年に発表された「アダムスキー式腸活メソッド」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワードのベスト3」に選出されるほど、本国イタリアのみならず、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど、世界中で話題になっている。
日テレ系列「世界一受けたい授業」(5月22日放映)でも紹介され、「アダムスキー式腸活メソッド」をすべて解説した『腸がすべて』は、日本でも5万部を超えるベストセラーになっており、大きな反響を呼んでいる。
訳者の森敦子氏が本書の翻訳を通して感じたのは、「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ。
では、アダムスキー氏の提唱する「最高の腸を手に入れるための組み合わせ」はどうやって食卓に取り入れればいいのだろうか? 今回は、本書の翻訳を手がけた森氏が、「フルーツを食べるときにやりがちな4つのNG」について解説する。
腸の洗浄剤として働く「フルーツ」は「食べ方」が大切
ヨーロッパを中心に世界中で話題となっている「アダムスキー式腸活法」、「食べ物が消化管を通過するスピード」に着目するという独自の腸活法が、日本人の間でも、健康に対する意識の高い人たちを中心に、今注目を集めています。
『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)
メソッドの中でアダムスキー博士がとくに大事にしている考え方が、「腸に『汚れ』をため込まないこと」です。台所やお風呂のパイプが詰まったときには掃除をして汚れを落としますが、「同じように『消化管の汚れ』を取るためにも『洗浄剤』が必要なのだ」とアダムスキー博士は話しています。
そのために、最も効果的な洗浄剤の1つが「フルーツ」なのだそうです。1日1回フルーツを食べ、「消化管の滑り」をよくして日常的に「腸の汚れ」をとると、「断食」や「糖質制限」といったつらい食事健康法をしなくても、体重をコントロールし、体調を整えることができるようになるといいます。
今回は、そんな「フルーツ」を食べるときに、私たちがやりがちな4つのNGについて解説します。
そもそも「アダムスキー式腸活法」というのは、食べ物を「消化管を下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸の詰まりを防ぐ」腸活法です。
通過のスピードの違う2種類の食べ物が同時に消化管の中を通ろうとすると、腸の中で「渋滞」が起こり、どちらの食べ物も「本来のペース」で進むことができなくなるのだそうです。
その結果、「腸全体の流れ」が遅くなり、腸内で「腐敗」や「詰まり」が引き起こされると考えるのが、「アダムスキー式腸活法」なのです。
「フルーツ」が消化管を通過する「速度」は?
今回のテーマ「フルーツ」は、消化管を速く通過する「ファストの食品」です。ほかにも、「ヨーグルト」や「はちみつ」といった食材がこのカテゴリーに含まれます。
一方で、消化管を通過するスピードが遅い「スローの食品」には、「穀物(米や小麦粉)」「ナッツ」「豆」「肉」「魚」などがあります。「フルーツ」を食べるときには、こうした「スローの食材」との組み合わせを避けるようにしましょう。
次に、「フルーツと組み合わせることの多い食材」について「OK」と「NG」をまとめました。ぜひ普段の食事の参考にしてみてください。
【フルーツとの組み合わせOK】
★ファストの食品=消化管を速く通過する
→はちみつ、メープルシロップ、ヨーグルト、緑茶など

★ニュートラルの食品=「ファスト」とも「スロー」とも組み合わせられる
→チョコレート、牛乳、コーヒー、紅茶、スパイスなど

【フルーツとの組み合わせNG】
★スローの食品=消化管を通過するのに時間がかかる
→穀物(小麦・米など)、卵、チーズ、ナッツ、豆乳、肉、魚、野菜など
では、私たち日本人がやりがちな「よくあるフルーツの食べ方」には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?
私たちがやりがちな4つのNGの1つめは「小麦×フルーツ」です。
実はNGだった!おなじみの「パンにジャム」
【NGの組み合わせ1】「小麦×フルーツ」
実はNG! 「小麦×フルーツ」(写真:voyagerix/PIXTA)
「スローの食材」には小麦も含まれているので、「小麦×フルーツ」となる「フルーツジャムを塗ったパン」はNGとなってしまいます。腸のためには、「フルーツジャム」は、「ヨーグルト(ファスト)」にかけて食べるほうがいいとアダムスキー腸活法では勧めています。
パンに何かを塗るのであれば、同じく「スローの食品」で作られた「ピーナツバター」や「クリームチーズ」、もしくは、「ニュートラルの食品」で作られた「チョコレートスプレッド」や「ミルクジャム」がおすすめです。「はちみつ」は「ファスト」なので、残念ながらパンに塗るのはNGです。
また、ケーキやタルトには、基本的に小麦粉が使われているので、「フルーツタルト」や「フルーツケーキ」もNGとなってしまいます。
「ケーキ」「タルト」「マフィン」「クッキー」など、「小麦粉で作られたスイーツ」を食べるときには、「チョコレート味」や「ナッツ味」のものを選ぶのがおすすめです。
【NGの組み合わせ2】「肉や魚×フルーツ」
焼き魚×レモンはさっぱりするけれど……(写真:ぱぱ〜ん/PIXTA)
また、「小麦」だけでなく「肉」や「魚」も消化管を通過するのに時間のかかる「スローの食品」です。つまり、「焼き魚」に「レモンやすだち」、「唐揚げ」に「レモン」、「生ハムメロン」はNGとなってしまいます。
腸活のことを考えるのであれば、「焼き魚」には「すだち」や「レモン」ではなく「大根おろし」がおすすめです。
大根は皮にたくさん「食物繊維」が含まれるので、皮ごとすりおろせば、さらなる腸活効果まで期待できます。
ただし、「ファスト」と「スロー」を分けて食べても、お腹の中で混ざってしまっては結局、意味がありません。
したがって、腸の詰まりを防ぐためには、「前に食べたもの」と「後から食べたもの」が、できるだけお腹の中で混ざらないように「食事のタイムスケジュールを組む」のが理想的です。
フルーツを食べるなら「食事」から4~5時間空ける
【NGの組み合わせ3】「食後のフルーツ」
(写真:coffeekai/PIXTA)
「『ファストの食品』を食べるときには、『スローの食事』から4~5時間空けるとよい」とアダムスキー博士は話しています。
米や小麦などの穀物、肉、魚、野菜はスローなので、私たちの食事はだいたいが「スロー」です。つまり「食後すぐのフルーツ」は、ほとんどの場合NGなのです。
フルーツを食べるのであれば、できるならば、昼食から5時間ほど空けた「17~18時ごろの遅めのおやつ」がベストのタイミングだとアダムスキー博士は話しています。
オフィスにいるなどの理由で夕方フレッシュフルーツが食べにくい場合は、「ドライフルーツ」がおすすめです。
「チョコレート」は「ニュートラル」なので、「フルーツ入りのチョコレート」や「オレンジピールのチョコレートがけ」をおやつにするのもいいですね。「フルーツスムージー」や「フルーツ入りの飲むヨーグルト」も職場で飲みやすくておすすめです。
【NGの組み合わせ4】「朝食の米やパン×フルーツ」
フルーツを取るならヨーグルトが腸活効果抜群!(写真:hana&choco/PIXTA)
もう1つ「朝食」も、睡眠により前の食事との間隔が空いているので、フルーツを取るのにいいタイミングです。もともと朝食の軽い方であれば、朝を「フルーツ✕ヨーグルト」にすれば、腸活効果抜群の朝食をとることができます。
ただし、朝食をしっかりと食べるタイプの人は、お米やパン、シリアルや卵といった「スローの食品」と「フルーツ」を組み合わせないように注意する必要があります。
朝食にフルーツを食べるときは、「ごはん」や「パン」ではなく、「バナナ」「りんご」「ヨーグルト」など食べ応えのある「ファストの食品」にすることで、満腹感を出すようにしてみてください。
それでも朝食が物足りなくてつらいと感じたら、「朝のフルーツ」はやめて「遅めのおやつ」に切り替えるのも、いいでしょう。
「腸活はストレスなく続けることが大事」だとアダムスキー博士も話しています。朝はいつもどおりしっかりと食べ、夕方のフルーツを習慣にするなど、「自分にストレスのかからない腸活法」を探してみてください。
ちなみに、「おなかの中でも『ファスト』と『スロー』が混ざらないように」といわれると、「フルーツのあとの食事をいつ取ればいいのか」も気になりますよね。
「アダムスキー式腸活法」では、「『ファスト』の次の食事が『スロー』であれば、1時間半以上あいだを空けるように」といわれています。
例えば、17時にフルーツで「ファストのおやつ」を食べるのであれば「夕食」は18時半以降に取るようにすればいいのです。そんなに難しいことではありませんよね。朝7時にフルーツを食べたら、パンなど何か「スローの食品」を食べるときは8時半にすればいい、というわけです。
メソッドの仕組みを理解して「習慣化」すること
「アダムスキー式腸活法」を実践すると、「開始して数日で効果が現れはじめ、数カ月で体の中に『機能不全から永久に解放されるための基盤』が整う」とアダムスキー博士は話しています。
「腸の詰まり」からくる「便秘」や「肥満」「肌荒れ」、さらには「頭痛」や「不眠」「腰痛」といったさまざまな症状に対して、改善の効果が期待できるのだそうです。
食事健康法というのは、続けることで持続的な効果が得られるようになるものですが、数カ月というと、かなり長期間です。そのため、「継続しよう」と思ったら、メソッドの仕組みを理解し、無理なく自分のライフスタイルに取り入れて習慣化することが必要になります。
もしかしたら今回この記事で提案した方法が、ご自分の生活に合わないという方もいるかもしれません。そんな場合は、ぜひ「アダムスキー式腸活」を学び、みなさんの生活習慣に合わせて「1日1回のフルーツ習慣」を実践する方法を探してみてください。
「腸の掃除」を日々実践することで、腸を清潔に保ち、「健康な体」と「体調不良に振り回されない生活」を手に入れるようにしてくださいね。
(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)



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