大変ご無沙汰しております。この半年多忙を極めておりました庵主です。(生きてます・笑)
気がつけば最後の更新が昨年7月のaccess&TRFジョイントコンサートだったので、おおよそ7か月ぶりになります。本館(twitter)ではいろいろと報告しておりましたが、実は2018年の12月より仕事と住まいの拠点がイギリス・ロンドンに変わりました。というわけで、ロンドン編開幕記念と、2018年観劇振り返り、などなど、備忘録がわりにまとめておこうと思います。
1.2018年観劇記録(半期の総括もできてなかった!)
1月 :『アスファルト・キス』2回
『髑髏城の七人 上弦の月』ライビュ
『髑髏城の七人 下弦の月』ライビュ
2月 :『TERROR』
『アンフェアな月』
『グリーン・マーダー・ケース同窓会@下北沢』
3月 :『夏への扉』東京公演2回 明石公演2回
4月 :『シャッター・ガイ』
『リトル・ナイト・ミュージック』
5月 :『髑髏城の七人 極』ライビュ
6月 :『無伴奏ソナタ』2回
7月 :『モーツァルト!』3回
『エンジェルボール』3回
8月 :『王様と私』
9月 :『猫と針』2回
10月:『メタルマクベス Disc2』ライビュ
『白鷺の城』
『異人たちのルネサンス』
『ペインコレクター』2回
『怪人哀歌』
11月:『魔界転生』
『蘭陵王』
『レ・ミゼラブル』
12月:『リトル・ドラマー・ボーイ』4回
ライブやコンサートを除いて36回、ガクッと回数落ちました。それというのも転勤に備えてTOEICやIELTSのテスト勉強とかビザ申請をしていて、その合間に国内外に出張もして、先の読めない=前売りでチケットを買えない!という状態だったからでもありますが…こうしてみると「よく頑張った自分!」に尽きますw。
マイベスト3は、正直選べないほどに贅沢な観劇体験をさせていただきました。
考えさせられる、という意味では『アスファルト・キス』『TERROR』『猫と針』
エンタメという視点なら『髑髏城の七人』上弦下弦極、次点で梅棒さんの『シャッター・ガイ』
魅入られたように通ったのは『無伴奏ソナタ』『モーツァルト!』『リトル・ドラマー・ボーイ』
新たな体験として記さねばならないのは宝塚3作品『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』『蘭陵王』
今でも「もう一度観たい!」という作品がたくさんあります!!やはり演劇と私は一期一会ですね。2019年はどのタイミングで日本に一時帰国するかまだ分かりませんが、キャラメルボックス『エンジェルボール』の続編は必ず観に帰りたいと思っています。
2.ロンドン観劇日記
こちらに来てストレートプレイよりも傑作ミュージカルを久しぶりにハシゴする方に取りつかれております。もちろん英語上映ですが、もともとの音楽と歌詞などを考えると「こっちのほうがしっくりくる」短期渡欧の間にも時間ができれば直前の割安チケットで劇場に足を運んでいました。
・『王様と私』ご存知日本が誇るワールドワイド俳優、ケン・ワタナベの超当たり役!ここに大沢たかおが絡む、話題のロンドン公演。パラディウム劇場の雰囲気も相まって、数年ぶりのウェストエンドの空気感は私の「ミュージカル魂」に火をつけたようですw。
作品自体は、前時代的な異文化コメディ(多分「古典」とされていなければ人種差別女性蔑視で上演中止を訴えられていいレベルのストーリーではある)…日本人(非英語ネイティブ)キャストが主演を張るのだって「異国シャムの王様」という設定だから許されるので、発音どうこう言う野暮は現場にはおりません。その前時代的なコメディでの役柄を、本質的な知性と高貴さをもって舞台上に君臨した渡辺謙の凄み!!!圧倒的な品格と愛すべきキャラ造形を同時に体現することで大人も子どもも観客皆が夢中になる3時間を作り上げてみせたこと、流石ブロードウェイからの凱旋公演!粗削りながら輝く宝石のようなシャム王を「形の違う愛」で支える家庭教師アンナ、第一王妃チャン、そして大沢さん演じる宰相クララホム…控えめながら身体も大きく作ってしっかりとした存在感、謙さんの王様が光ならたかおさんの宰相は忠実に従う影、まさしくセリフの奥の心象風景が透けて見えるようなお二人でした。ロジャース&ハマースタインの名曲の数々とともに、本当に「ミュージカルは楽しい!」と思わせてくれました。
・『レ・ミゼラブル』映画で見てジャベール視点濃ゆすぎない?と思いつつ「こういう解釈もありか!」と(ある意味)目から鱗だったので、改めて本家を観ておきたくて、11月の3日しかいないロンドン滞在中に観劇敢行!キャスト的には不満が残る(特にマリウスと大コゼット)公演でしたが、まあいつでもリベンジできるし…と贅沢なことを考えています。ちなみに小コゼットにガブローシュ、アンジョルラスは私の期待通りでしたので、文句ないです!(ジャン・バルジャンとジャベールは本役で、流石としか言いようがない仕上がり、素人が何か言うもんじゃありませんw)
・『オペラ座の怪人』すみません…多分これ私の一番好きなミュージカル作品です。ただ日本公演は1回だけ、ロンドンで大昔に3回ほど観ていて、ここにきて愛が再燃!!!(笑)引っ越しも終わらない12月半ばに3階席から観てファントムの虜になり、1月半ばにもう1回(6列目センター)今週火曜に最前列(爆)という転落生活を送っていますw。今(2018年12月~2019年6月)ファントムを演じてる役者さんが素晴らしく良くて♪(もともと本役だった歌手がツアーに出てしまい代役なんですが、前に演ってたのが『レミゼ』のジャベールなので、実力は折り紙付き!そしてカッコいい!!)クリスティーン役の女優さんがまさしく歌姫、最高!でも現公演のカルロッタ様、美貌といい歌声といい衣装の着こなしといい、個人的にいちばん大好きです!今後間違いなく月1以上のペースで通うと思います。曜日や公演によって私の思うベストキャストではないことが判明したので、推しが出ている回に行く!!!これも大きな学びw。
・『シカゴ』欧州ツアーのためウェストエンドでの閉幕間近と知って、慌てて観に行った2階席。グランドサークルの中列最上手で視界は結構良いものの、斜め前に相当前のめりのお兄さんがいて「その姿勢だとかなり見えにくいのですが…」と遠慮がちに言ったら…まさかの英語通じない国民だった件!というか、観劇マナーの悪さは2018年夏から改めてよくわかってたけど、こりゃひどい。公演自体はシンプル極めた舞台装置にセクシーな衣装と超一流のダンサー&シンガー!!!満員のお客さんも1曲ごとに拍手と歓声で大盛り上がり🎵ザッツ・ブロードウェイ♪な王道過ぎるエンターテイメントをロンドンで観るという贅沢を実感、ヴェルマ&ロキシー生身最高✨相変わらず美味しい役所のママ、フリン、エイモスに、最後美味しいところ全部かっさらうサンシャイン嬢w。ノリノリかつ聴かせ所魅せ所ぜーんぶ分かってる!なあ、と。
・『ドリームガールズ』これも閉幕間近と知ってあわてて観に行った作品。ブラックミュージックの迫力とストーリーの切なさは『メンフィス』に通じるものが。そして良い席だと双眼鏡要らない?!第2幕のI'm changing や Listen そしてラストの四人揃ってドリーメッツ♪男性がCC以外クズ度合い5割増でw女性がカッコ良くて可愛くて切ない、今風の『ドリームガールズ』でした。
今後何を観に行こうかなあ、というのは改めて本館(twitter)で更新していきます。
という訳で?久しぶりのブログでした。日々徒然に書き綴っていきますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。(庵主拝)
気がつけば最後の更新が昨年7月のaccess&TRFジョイントコンサートだったので、おおよそ7か月ぶりになります。本館(twitter)ではいろいろと報告しておりましたが、実は2018年の12月より仕事と住まいの拠点がイギリス・ロンドンに変わりました。というわけで、ロンドン編開幕記念と、2018年観劇振り返り、などなど、備忘録がわりにまとめておこうと思います。
1.2018年観劇記録(半期の総括もできてなかった!)
1月 :『アスファルト・キス』2回
『髑髏城の七人 上弦の月』ライビュ
『髑髏城の七人 下弦の月』ライビュ
2月 :『TERROR』
『アンフェアな月』
『グリーン・マーダー・ケース同窓会@下北沢』
3月 :『夏への扉』東京公演2回 明石公演2回
4月 :『シャッター・ガイ』
『リトル・ナイト・ミュージック』
5月 :『髑髏城の七人 極』ライビュ
6月 :『無伴奏ソナタ』2回
7月 :『モーツァルト!』3回
『エンジェルボール』3回
8月 :『王様と私』
9月 :『猫と針』2回
10月:『メタルマクベス Disc2』ライビュ
『白鷺の城』
『異人たちのルネサンス』
『ペインコレクター』2回
『怪人哀歌』
11月:『魔界転生』
『蘭陵王』
『レ・ミゼラブル』
12月:『リトル・ドラマー・ボーイ』4回
ライブやコンサートを除いて36回、ガクッと回数落ちました。それというのも転勤に備えてTOEICやIELTSのテスト勉強とかビザ申請をしていて、その合間に国内外に出張もして、先の読めない=前売りでチケットを買えない!という状態だったからでもありますが…こうしてみると「よく頑張った自分!」に尽きますw。
マイベスト3は、正直選べないほどに贅沢な観劇体験をさせていただきました。
考えさせられる、という意味では『アスファルト・キス』『TERROR』『猫と針』
エンタメという視点なら『髑髏城の七人』上弦下弦極、次点で梅棒さんの『シャッター・ガイ』
魅入られたように通ったのは『無伴奏ソナタ』『モーツァルト!』『リトル・ドラマー・ボーイ』
新たな体験として記さねばならないのは宝塚3作品『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』『蘭陵王』
今でも「もう一度観たい!」という作品がたくさんあります!!やはり演劇と私は一期一会ですね。2019年はどのタイミングで日本に一時帰国するかまだ分かりませんが、キャラメルボックス『エンジェルボール』の続編は必ず観に帰りたいと思っています。
2.ロンドン観劇日記
こちらに来てストレートプレイよりも傑作ミュージカルを久しぶりにハシゴする方に取りつかれております。もちろん英語上映ですが、もともとの音楽と歌詞などを考えると「こっちのほうがしっくりくる」短期渡欧の間にも時間ができれば直前の割安チケットで劇場に足を運んでいました。
・『王様と私』ご存知日本が誇るワールドワイド俳優、ケン・ワタナベの超当たり役!ここに大沢たかおが絡む、話題のロンドン公演。パラディウム劇場の雰囲気も相まって、数年ぶりのウェストエンドの空気感は私の「ミュージカル魂」に火をつけたようですw。
作品自体は、前時代的な異文化コメディ(多分「古典」とされていなければ人種差別女性蔑視で上演中止を訴えられていいレベルのストーリーではある)…日本人(非英語ネイティブ)キャストが主演を張るのだって「異国シャムの王様」という設定だから許されるので、発音どうこう言う野暮は現場にはおりません。その前時代的なコメディでの役柄を、本質的な知性と高貴さをもって舞台上に君臨した渡辺謙の凄み!!!圧倒的な品格と愛すべきキャラ造形を同時に体現することで大人も子どもも観客皆が夢中になる3時間を作り上げてみせたこと、流石ブロードウェイからの凱旋公演!粗削りながら輝く宝石のようなシャム王を「形の違う愛」で支える家庭教師アンナ、第一王妃チャン、そして大沢さん演じる宰相クララホム…控えめながら身体も大きく作ってしっかりとした存在感、謙さんの王様が光ならたかおさんの宰相は忠実に従う影、まさしくセリフの奥の心象風景が透けて見えるようなお二人でした。ロジャース&ハマースタインの名曲の数々とともに、本当に「ミュージカルは楽しい!」と思わせてくれました。
・『レ・ミゼラブル』映画で見てジャベール視点濃ゆすぎない?と思いつつ「こういう解釈もありか!」と(ある意味)目から鱗だったので、改めて本家を観ておきたくて、11月の3日しかいないロンドン滞在中に観劇敢行!キャスト的には不満が残る(特にマリウスと大コゼット)公演でしたが、まあいつでもリベンジできるし…と贅沢なことを考えています。ちなみに小コゼットにガブローシュ、アンジョルラスは私の期待通りでしたので、文句ないです!(ジャン・バルジャンとジャベールは本役で、流石としか言いようがない仕上がり、素人が何か言うもんじゃありませんw)
・『オペラ座の怪人』すみません…多分これ私の一番好きなミュージカル作品です。ただ日本公演は1回だけ、ロンドンで大昔に3回ほど観ていて、ここにきて愛が再燃!!!(笑)引っ越しも終わらない12月半ばに3階席から観てファントムの虜になり、1月半ばにもう1回(6列目センター)今週火曜に最前列(爆)という転落生活を送っていますw。今(2018年12月~2019年6月)ファントムを演じてる役者さんが素晴らしく良くて♪(もともと本役だった歌手がツアーに出てしまい代役なんですが、前に演ってたのが『レミゼ』のジャベールなので、実力は折り紙付き!そしてカッコいい!!)クリスティーン役の女優さんがまさしく歌姫、最高!でも現公演のカルロッタ様、美貌といい歌声といい衣装の着こなしといい、個人的にいちばん大好きです!今後間違いなく月1以上のペースで通うと思います。曜日や公演によって私の思うベストキャストではないことが判明したので、推しが出ている回に行く!!!これも大きな学びw。
・『シカゴ』欧州ツアーのためウェストエンドでの閉幕間近と知って、慌てて観に行った2階席。グランドサークルの中列最上手で視界は結構良いものの、斜め前に相当前のめりのお兄さんがいて「その姿勢だとかなり見えにくいのですが…」と遠慮がちに言ったら…まさかの英語通じない国民だった件!というか、観劇マナーの悪さは2018年夏から改めてよくわかってたけど、こりゃひどい。公演自体はシンプル極めた舞台装置にセクシーな衣装と超一流のダンサー&シンガー!!!満員のお客さんも1曲ごとに拍手と歓声で大盛り上がり🎵ザッツ・ブロードウェイ♪な王道過ぎるエンターテイメントをロンドンで観るという贅沢を実感、ヴェルマ&ロキシー生身最高✨相変わらず美味しい役所のママ、フリン、エイモスに、最後美味しいところ全部かっさらうサンシャイン嬢w。ノリノリかつ聴かせ所魅せ所ぜーんぶ分かってる!なあ、と。
・『ドリームガールズ』これも閉幕間近と知ってあわてて観に行った作品。ブラックミュージックの迫力とストーリーの切なさは『メンフィス』に通じるものが。そして良い席だと双眼鏡要らない?!第2幕のI'm changing や Listen そしてラストの四人揃ってドリーメッツ♪男性がCC以外クズ度合い5割増でw女性がカッコ良くて可愛くて切ない、今風の『ドリームガールズ』でした。
今後何を観に行こうかなあ、というのは改めて本館(twitter)で更新していきます。
という訳で?久しぶりのブログでした。日々徒然に書き綴っていきますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。(庵主拝)