パソコンを使う上で、知っていると便利なのがショートカットと呼ばれる、キーボード操作です。
今日は、「ctrl」(コントロールキー)+「d」(ディー)の使い方です。
「d」は、
●削除…Delete
●複製…Duplicate
●ダイアログボックス…Boxialog Box
などの複数の頭文字を意味するので、状況に合わせて使うと様々な役割を果たしてくれるのです。
では、状況に分けてご説明しましょう。
■ワードを使っているとき
●文字入力中に「ctrl」+「d」を使うと、フォントの詳細設定ができる画面(フォントダイアログボックス)が現れます。
ホームタブの中にボタンがないような文字飾りの設定をするときなどに使います。
●図形や画像を選択した状態で「ctrl」+「d」を使うと、押した分だけ、複製されます。
書式設定した後のテキストボックスや、シェイプアートで同じパーツを増やしたいときなどに便利です。
押した分だけ増えるのでとても簡単ですし、dereteキーやbackspaceキーですぐに削除できます。
※図形や図の複製は、エクセルでも同様にできます。
■エクセルを使っているとき
上のセルの内容を、ctrl+dでコピーできます。
■デスクトップ上で利用するとき
デスクトップにあるファイルを選択し、ctrl+dを押すと、ゴミ箱に入ります。
■エクスプローラー上で利用するとき
エクスプローラーの中のファイルを選択し、ctrl+dを押すと、ゴミ箱に入ります。
■インターネットを閲覧しているとき
お気に入りにしたいページが開いている状態で、ctrl+dを押すと、お気に入りに追加する画面が開きます。
表示名を確認したら、お気に入りバーやお気に入りに追加できます。
代表的な「ctrl」(コントロールキー)+「d」(ディー)の使い方でした。
パソコンを使う際に、ちょっと思い出してみてくださいね。
使っていると慣れてきて、指が動くようになってくると思います。