京王多摩川駅すぐの京王フローラルガーデンアンジェは、今まで四季折々の植物で楽しませてくれていましたが、5月31日をもって営業終了することになっていました。
19年の歴史だそうです。
春はガーデンがどんどん華やかになっていく楽しみな季節ですが、緊急事態宣言の延長により、美しい時期に入場することができないまま閉園を迎えていました。
大勢のお客様から閉園を惜しむ声があり、
6月1日(火)から6月13日(日)までの10:00~17:30の間、無料で開放されることになったので、最後に見納めておこうと午前中にひとり自転車で行ってきました。
アンジェに行ったのは、子どもが小さな頃以来です。
ガーデン内は蓮、紫陽花、薔薇ほかたくさんの草花や木々でいっぱいでした。
薔薇の花がたくさん咲いていて、大輪の花に近づくといい香りです。
あちこちで、蝶や蜂が花から花へと飛び回っていました。
たくさんの種類の植物たちはこれからどうなってしまうのかなと思いました
ひととおりガーデン内を回り、奥の芝生広場へ行くと、スイスの長ーい楽器を並べて音出しをしているおじさまたち。
どうやら週末なのでなにか演奏が始まるようです。
木陰に座って待っていると、赤地に白い十字マークのスイスの旗を周りの人たちに配りはじめ、演奏のバックで旗を振ってほしいとのこと。
たくさんの子どもたちが来ていたので、旗は小学校高学年くらいの女の子に託して座っていると、今度は巨大なカウベルを渡されました。
(お、重っ!! ・・・これ、どんな感じで鳴らせばいいのかしら。)
演奏に合わせて鳴らす?というか、ただ、適当にゆすって音を出すしかなく。でも、革ベルト部分を持って揺らしても音はほとんど鳴らない。どうやら、ベルの上についている棒を揺らすとベルがよく揺れるようでよく音が出ました。
教科書がいっぱい入った子どものランドセルくらいの重さなので、自分で持ちながらスマホで写そうとすると全部入らないくらいです。
置いているのを撮るとこんな感じ。
しんみりした感じの演奏曲の周りで、小さな子から大人まで、赤い旗を振り振りしていました。時々、低めのカウベルの音(大きいので音もやや低め)(笑)
おばあちゃんも、演奏者の前で旗を大きく振っていました。
しばしのガーデン散策と演奏を楽しんできました。
明日、13日(日)まで入場できます。無料開放です。ご興味のある方は、いかがでしょうか。