2001年8月14日
私達夫婦と私の両親は祖母のお墓参りに行きました
その後、父親にワンコが居る場所に連れて行って欲しいと頼み
車を走らせる事に・・・
私が思っていたワンコの居る場所は保護センター
父親が思っていたのはブリーダーさんが経営しているショップ
ショップで子犬を見ても全く心ときめかなく、そのまま帰る事に・・・
帰る途中、父親が突然車を止めて道路向かい側を指さすので見てみると
ちびちゃんワンコ達が5匹もいました
ワンコ達を見ていると一台の車が止まり、
「雄でしょうか?雌でしょうか?」と尋ねながら車に1匹ずつ乗せていきます
その中に「さまあ」も居たのです
私は母に「この子がかわいいね!」と言っていたので
母が「その子をうちの娘が飼いたいと言っていますので、譲ってもらえますか?」と言ってくれました
この一言が無かったら、さまあは我家の子ではなかったでしょう
我家の子になった「さまあ」はそれからすぐに
実家と言う託児所通いの生活が始まりました
さまあにとっても、母親にとってもこの託児所生活は楽しかったようですが
大きくなって力が有り余ってくる「さまあ」を母の力で制御するのは難しくなり
託児所生活は終わりました
母はいつも電話で「さまあはどうね?元気にしているね?」と尋ねてくれました
その日もそうでした・・・
母と食事をしていると「さまあは元気にしているね?」と
まるで本当の孫を心配してくれている様に・・・
そんな母親の言葉がもう聞けなくなってしまいました
食事をしたその日が最後の日になってしまうとは・・・
先日、母の忌が明けました
お母さん 産んでくれてありがとう
そして、さまあとの縁を結んでくれてありがとう