人間が頻繁に出入りを繰り返していたので
ストレスがかかったのでしょう
帰宅して3日後から「さまあ」のお腹の調子が優れなくなりました
始めはいつもより回数が多くなり、次には「大」の状態が悪くなりました
以前から「お腹が痛くなってもガマン出来ている事は凄い!!」
と思っていましたが
さまあの我慢にも限界が来たようでした
お散歩から帰って2時間ほどすると「外に出して欲しい!!」と要求
(お外でしかトイレが出来ないので・・・)
「どうしたのかな?」と思い庭に出してあげると
お腹が大変な事に
私が2階で用事を済ませていると2階まで上がって来て
何かを要求???
訳も分からず抱っこをしてみるとガタガタ震えだすのです
震えが終わり下ろしてみると・・・
粗相をしてしまいました
あまりにもお腹のピンチで震えていた事に気付きました
「病院に連れて行こうかな?」と悩みましたが
原因はストレスだという事は分かっていたのと
病院嫌いの「さまあ」
もっとストレスを感じてしまう事も分かっていたので
ビオフェルミンを飲ませる事にしました
まずは1回分の食事を抜いてビオフェルミンを1錠
次に食事の量をいつもの4分の1程の量にして
お腹に負担がかからない様に
チキンを煮たスープを入れて、なるべく固形が無いようにして
お薬を1錠
この軟らかい食事を3日ほど続けると
完全に普通のお腹の状態に戻ってくれました
ストレスをかけてしまって ごめんね
そして、ゴールデンのお友達犬のおば様に教えてもらっていて良かったと思いました
「さまあをどこに預ける?」
母の葬儀場を探す兄夫婦の傍らで私達は「さまあ」を預ける場所を探し始める
「最低でも2日はお預かりをしてもらわなくては・・・」
今までは、実家に預かってもらっていたので
「さまあをご近所のホテルに泊める」って事が無い!!
散歩の事、食事の事。
考えて探しまくるけど、どこがいいのか分からない
頭も回らない・・・
結局、入院経験のある動物病院に頼む事にしました
車に乗せて行く時は、とっても嬉しそう
でも、着いた先は動物病院
さまあは理解できていたのか?
いつもなら嫌がる病院
説得するとスゴスゴと入ってくれました
通夜の関係上、2泊3日になり
「さまあ」は慣れないケージ生活を過ごして頑張ってくれました
何があるか分からないこの世の中。
色々な事を想定して、考えておくべきなのだと実感しました
2001年8月14日
私達夫婦と私の両親は祖母のお墓参りに行きました
その後、父親にワンコが居る場所に連れて行って欲しいと頼み
車を走らせる事に・・・
私が思っていたワンコの居る場所は保護センター
父親が思っていたのはブリーダーさんが経営しているショップ
ショップで子犬を見ても全く心ときめかなく、そのまま帰る事に・・・
帰る途中、父親が突然車を止めて道路向かい側を指さすので見てみると
ちびちゃんワンコ達が5匹もいました
ワンコ達を見ていると一台の車が止まり、
「雄でしょうか?雌でしょうか?」と尋ねながら車に1匹ずつ乗せていきます
その中に「さまあ」も居たのです
私は母に「この子がかわいいね!」と言っていたので
母が「その子をうちの娘が飼いたいと言っていますので、譲ってもらえますか?」と言ってくれました
この一言が無かったら、さまあは我家の子ではなかったでしょう
我家の子になった「さまあ」はそれからすぐに
実家と言う託児所通いの生活が始まりました
さまあにとっても、母親にとってもこの託児所生活は楽しかったようですが
大きくなって力が有り余ってくる「さまあ」を母の力で制御するのは難しくなり
託児所生活は終わりました
母はいつも電話で「さまあはどうね?元気にしているね?」と尋ねてくれました
その日もそうでした・・・
母と食事をしていると「さまあは元気にしているね?」と
まるで本当の孫を心配してくれている様に・・・
そんな母親の言葉がもう聞けなくなってしまいました
食事をしたその日が最後の日になってしまうとは・・・
先日、母の忌が明けました
お母さん 産んでくれてありがとう
そして、さまあとの縁を結んでくれてありがとう