O家(おーけ)のドタバタ日記

我が家(O家)の日々の暮らしぶり、生活ぶりをつづった気ままなブログ(定期更新では有りません・・・)

なかなか収束しないギョウザ問題

2008-02-20 23:16:57 | Weblog
さて、まだこのブログ上でM氏が触れていない、毒餃子事件。
果たして、中国だけが悪いのでしょうか?
M氏はそうは思っておりません。

マスコミは、こぞって「中国食品は全て危険だ!」とか、
「中国人従業員はモラルが低い」だとか大げさにはやし立てておりますが、
今知ったんですか??
そんな事実は、何十年も前から知られている事実でした。

今回の事件の背景・根本原因には、我々日本人の「めんどくさがり」、「手抜き文化」が大いに関係していますよ。

面倒なギョウザ作りは、嫌なんで
==>家庭で一度の準備で大量に作り余りは冷凍。
==>大手食品メーカーが大量生産に成功し冷凍食品になりました。
==>ライバルメーカーに負けない為、中国で生産しコスト減しました。

中国にやらしちゃだめなんです、重要な工程は!
だけど各メーカーは、その当時、品質とコストを天秤にかけた時、コストメリットを優先させたわけです。
売るために・・・
よく、こう言い訳する人がいます。
「売れなきゃそこで終わりなんだ!品質云々より、売ることが先決だろ?」

仮に品質よりコスト優先で売ることに成功したとします。
それをまねて、どんどん他製品、他社が追従します。
それに関して、システムが整備され、ルールが作られます。
しかし、結局は、品質を置いてきぼりにしてしまったつけがいずれ来ます。
今回のギョウザ事件のように。
その時に、既にシステムやルールは、たくさん、しかも複雑に構築された後なんです。
正直、取り返しが付きません。

ね?こんなんだったら、売れなくても、売れた時のことを考えて、品質重視にしておけばよかったと思いませんか?
仮に売れなかったとしても、中途半端に成功して、これ見よがしにシステムを構築したり、詰まらんルールで固める前だった為、
いくらでも取り返しがつくじゃないですか?

長い目で見るようにしたいですね。
M氏がいつでも正しいと言うことではありませんが、それにしても、最初から中国に任せてしまった所に
日本の負い目が有るわけです。
日本国内での作製より、格段に安いわけです。
どこかを無理しているはずです。
そのうち何か重大事件がある・・・容易に想像できるじゃないですか?

それはそうと、事件として騒ぎ始めた頃、中国の工場へ調査に行った双日という
商社の名前を覚えていますか?
最近見ませんね~あの方。
ま、ウソの報告をTVでしてしまったわけですからね~・・・街を歩けないんじゃ有りませんか?
「10時間以上、工場内を調査しましたが、疑われているような毒物を発見できませんでした。」
自身を持ってこうおっしゃっていましたね~・・・あほか!
中国のどこの工場で、「毒食品工場」とレッテルを貼られた会社が、そのままの状態にして10時間以上も双日の到着を待ちますか??

双日「これから誰々を派遣し、調査に行きますので宜しくです。」
毒工場「はいはい、了解です。」
チンっって電話を切ったその瞬間から証拠隠滅、調査用の整理、整頓、清掃が始まるわけです。
抜き打ちで双日だって行かなきゃ~・・・

そんなことは彼らもわかっているのですが、
問題ないって言うことにしないと双日だって今後色々まずいことになるんで、
双日からの電話自体が、「今からどう収めるか話しに行くから、証拠隠滅を完璧にやっておいてね!」って言う意味ですもん。

NPOや非利益の団体ではなく、商社ですからね~・・・

なんだかまとまらなくなりましたが、
毒ギョウザは、来るべくしてきた結果です。
事前兆候は、数年前の「中国農薬まみれしいたけ」や「有害物質が溶け出すカップラーメン」で
サインがあったはず。
そうさせたのは、日本人がコスト優先の方策を採った為に中国人に製造を頼らざるを得なくなった。
だから、根本原因は、我々にあって、あまり「中国は悪!」って言えないんじゃないかな~^^;