「首都圏は一枚で行ける！」！？

うそでしょ？？
鉄道会社のうたい文句です。真っ赤なウソです。

ICカードタイプの乗車券ですが、定期券にしようとすると、その色合いが
ますます濃くなります。
例えば・・・次のようなケースで、B駅、C駅を経由してA駅からD駅まで通うと
します。

A駅　＝＝＞　B駅　＝＝＞　C駅　＝＝＞　D駅
　　　ア線　　　　イ線　　　　　ウ線

この場合、定期券は1枚では済まされません！
2枚いるんですよ。
ICなんて使うカードで、どんだけすごいシステムかと思いましたが、そんなもんです。
人にも優しくありませんしね。
ウ線用の定期券を間違えて、A駅に入場する際にタッチしてしまったとします。
以前の磁気定期でしたら、「キンコーン、キンコーン」と言ってチャイムが鳴り
改札を通過できませんでした。
しかし、ICカードでは、もし、現金チャージが10円でもされていれば、
とりあえず、なにも疑われず、改札が通れちゃうんです。
しかし、降りる駅で、きちんと支払いをしないといけませんよ…
朝の急いでいる時に、いちいち、駅の係員に、「間違えたので、訂正して下さい。」なんて、
頼みたくありません。どうして最近の駅員は、ああも無愛想で、「間違えるなよ、バーカ！」って感じの態度を取るんでしょうかね～？

鉄道会社の都合で強引に始まった「SUICA」「PASMO」・・・いい加減にして下さい。
「キセル」を予防するのが最大の目的ですからね～ICカードの導入は。