昨日HPでお知らせしましたが、お米の仕入れが大変なことになりました。
さなぎ達自体の運営が厳しい現状で、非常に痛い打撃です。
他の食材ならまだしも、お米を提供しないわけにはいかないので、これは困った!!
世の中にはお米、余ってるはずなんですけどねー…
野菜などにしても、廃棄処分になっている物も多いはずなんです。
どうにか上手く活用できないものでしょうか?
さなぎ達には、お金も、人材も、食材も、足りません。
赤字の食堂なんて、閉店してしまえばいいのに…
確かに、経営ができないのであれば、店は続けられません。
閉めるしかありません。
店を閉めることは簡単です。
さなぎ達の資金が厳しく、理事会で、今後について話し合いました。
活動を縮減するか、新規の収益事業を始めるか…
結論として、さなぎの食堂は、閉めません。
赤字経営は、今後、さらに深刻化するかもしれません。
それでも、「さなぎの家」と「さなぎの食堂」無くしては、さなぎ達の存在意義が無いということを再確認しました。
わたし自身、年々、助成金が減り、寄付金が減り、
そんな状況は、≒さなぎ達は世の中に必要とされていないのではないか?と考えました。
生活保護費が過去最高になり、自分たちの生活で精いっぱいな世の中で、ホームレスをはじめ生活困窮者支援を考える人はどのくらいいるのでしょうか?
「さなぎの家」は、ホームレスの方々が、日中過ごせる場所が欲しいという要請を受けたことから始まりました。
「居場所」なんです。
今、さなぎの家には毎日100人程の方が訪れます。
中には、ここでみんなとおしゃべるするのが楽しみだと言う方も少なくありません。
「さなぎの食堂」は、ホームレスの方々にも、3食温かい食事を提供したいという思いで始まりました。
屋根のある場所で、温かい食事を、ゆっくりと食べてほしい。
ここもまた「居場所」なんです。
いくら理想論を並べても、お金が無くては何もできません。
場所を提供するには、家賃が発生します。
快適な場所を、となれば光熱費を始め、費用がかかります。
食事を提供するには、食材を仕入れなければいけません。
わたし達は、わたし達を必要としている方々のための為に活動を続けていきます。
どうか、ご協力をお願い致します。
BE WITH YOUさなぎ達