先週からシルバーウィークに続けて、夫とスペインとポルトガルを旅行してきました
ここ数年、地図を広げては夢想するのが癖になっており、前回のヨーロッパ鉄道旅行から帰国した翌月の6月には、計画に着手していました ..
今回の行先は、夫の本棚に見つけた古ぼけた文庫本『街道をゆく~ 南蛮のみちⅡ(司馬遼太郎)』を手にとってめくる内に気持ちが固まりました
少しずつ読み進めていましたが、あと少しというところで読み切れず、今回の旅にも持参
マドリッド→リスボンの夜行寝台列車「ルシタニア」のベッドに寝転んで続きから読み始め、帰りの飛行機の中で読み終えることとなりました
私が訪ねたイベリア半島はごく限られた時間の限られた地域だけですが、それでも故司馬氏と一緒に旅しながら同じ景色を眺めているようなそんな錯覚を覚えて、ふぅ・・と大きくため息・・
時空を超えて旅している気持ちになるのは、もう何世紀も変わらないような古い街並に心身共に紛れ込んでいたからなのでしょうか
街を行き交うのは、間違いなく現代を生きる様々な人種の坩堝だというのに・・
遠い昔何世紀もの間、侵略と独立が繰り返されていたイベリア半島なのに、ポルトガルはこれまで見たどの国の人々より、どの人種のどの職種に携わる人間も幸せそうな顔で働いているよう見えました
決して裕福な国ではないと思うのですが、誰もが皆、目の奥に穏やかに満ち足りた温かさを宿していて、そして実際にとても優しかったです
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航空券は今回、HISで格安航空券を購入
初めて乗るエミレーツ航空&ドバイでトランジット・・
ここに少し不安を感じていましたが、一生訪れることもないと思っていた朝焼けのドバイに降り立ち(行きの便は乗換時間:1時間25分の慌ただしさ)帰りの便は深夜7時間のインターバル@アラビアンナイトをすごしながら、わくわくしていました!
24時間眠らない空港なのです
*この時期のドバイは、日出:6時過ぎ/日没:18時半前)
*今回の旅で宿泊した都市は以下の通り
・トレド(スペイン) 日出:8時/日没:20時半頃
・リスボン(ポルトガル) 日出:7時半頃/日没:19時半頃)
・ポルト(ポルトガル) 日出:7時半前/日没:19時半頃)
到着した日だけ、晴れたり曇ったり小雨が降り出したり・・の天気でしたのでトレドの夕焼けは見られませんでした
翌朝の朝焼けは見られました
その後の日々は、雲一つない好天続きでしたので朝焼けも夕焼けも目に焼き付けてきました!
その代わり...ものすごく日焼けしています
太陽と一緒に歩いた後も、月を見上げながらよろよろ歩き回り、やっとホテルに戻る毎日でしたので(^-^
首筋は(着物に携わる仕事をしているので)焼かないように衿付きをきていましたが、手は全く無防備でした~
焦げ茶色になってしまいました~(時計の跡だけ白い、、)
顔はお化粧をしているので大丈夫かと思っていたら、日中、ずぼらに化粧直しもしていなかったため... 帰国後じっくり鏡をみたら赤土色になっています@@
イベリア半島の日差しを甘くみていました~~
列車やバスの移動が多かった日以外の万歩計の数字を見てみると、20,000歩超えの日がなんと4日!!
その内、3日間は25,000歩をゆうに越えていました!!!!
こんなに歩き回っていたっていうのに、撮った写真をみてみると・・どれもこれもまん丸顔です~~ なんでこうなるの?
まるまると健康な「イベリコ豚 ぶひっ..」って感じ。。
ブログに載せるには、痩せて見える写真を探すのが大変です。。
今回の旅程は、前回ほどは鉄道三昧ではなかったので鉄道パスは利用しませんでしたが、スペインやポルトガルで乗りたかったいくつかの列車の切符は個々に手配したり、現地駅窓口や券売機で購入しました
鉄道の旅はやっぱりいいです(^。^)
子供みたいですが、乗り物大好き♪です(^^)/
*スペイン→セルカニアス、アヴァント、メトロ、ルシタニア
*ポルトガル→レジオナル、アルファペンドゥラール、メトロ、バス
トラム、ケーブルカー、フェリー、シントラ市営軌道
今回も、駅や列車の中、レストランや街の中でたくさんの外国の人と話をしました!
そしてまたたくさん助けてもらいました(*^-^*)
夫婦喧嘩になる面白い事件もありました! (`θ^*)×(`-´メ)q
今週から早速、教室の授業もお茶のお稽古も始まるので、話題もあれこれ入り混じりながらになりますが、合間をみて少しずつ記事も書き進めて行きますので、ご興味のある方はまた覗いてみて下さい(^o^)丿
サングリアに乾杯 ☆