各地で体温超えの猛暑が報道されていて、戸外に出るのもためらわれますね
そうはいっても夕飯の買い物に行かなくちゃ...
17時半頃になって外に出ると、思いのほか夕方の風が涼しくて気持ちよかったです
田舎の縁側で西瓜を食べたりほおずき笛を作って遊んでいた、遠い昔の夏休みを懐かしく思い出しました
庭では鶏が放し飼いになっていて、竹林の手前には豚舎と牛舎
夕方になると毎日、祖母が薪をくべて庭の五右衛門風呂をわかしてくれていました
縁側に寝転んでいるとバスクリンの匂いと煙がまざって漂ってくるのがたまらなく幸せでした
涼みながら見上げた縁側の盆提灯や燈籠の灯がきれいだったこと、夢のように甦ります
蝉時雨の田舎道、里芋畑も郵便局も墓参りも豚の餌やりもいつも祖母と一緒が好きだった、子供時代の夏の宝物です
週末はお墓参りに行こう...
タオルミーナには、7/12(火)~7/15(金)の3泊4日
宿泊したのは、メッシーナ門から歩いて3~4分で、パン屋やスーパーも近くにある便利な立地のアパートでした
私達が宿泊したのは最上階ルーフテラス付きの1フロア(85€/室/1泊)
下の階にはオーナーの弟さん夫婦が住んでおられ、もう一つ下の階は共同貸部屋アパートになっています
広々とした間取りで家にいるような寛ぎを感じる部屋で、東南向きのテラスからはイオニア海の広がりを臨み、早起きすると朝日が昇るのも見ることができます
ベランダから山手を仰ぎ見ると、カステルモーラも見えました
洗濯物は、シチリアの太陽を浴びるとあっという間にからっと乾くの最高(^-^
1週間位ここでのんびりしていたいなあ.. と思う居心地の良さでした!
テラスからの眺め
シチリアのタオルミーナという町を知ったのは映画『グランブルー』をDVDを借りてきて観た、6年前だと思います
この映画、その後も3~4回観ています
アメリカ映画の壮大なスケールとストーリーに魅了されることも度々ですが、ヨーロッパの映画は登場人物の描写が切なくていつも深い余韻と悲しみを残しながら共感したり理解できなかったりします...
そして何度も観てしまうのです.. 『グランブルー』はまさしくそう..
今回の旅で、映画の舞台になったタオルミーナをやっと訪ねることができました
旅行中(一月前)↓ 列車の中から更新した記事がありましたね
■『タオルミーナで浴衣☀』(2016/7/15)
3泊したタオルミーナをどうまとめようか?しばらく考えていましたが、時系列ではなく順不同にしながら
この ⑬ ⑭ の2篇↓↓に分けて記事にしたいと思います
■『イタリア鉄道旅行⑬タオルミーナ(ステイ篇)』
■『イタリア鉄道旅行⑭タオルミーナ(山と海篇)』
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早起きしてテラスから一人で眺めたタオルミーナの静かな朝焼け
到着した日にまずバスで上ったカステルモーラからの眺望
ギリシャ劇場
憧れの五つ星ホテル『Grand Hotel Timeo』の.. 外観 (^-^
お洒落なウンベルト通りと4月9日広場からの眺め
このウンベルト通り・・昼間は明るくカジュアルな雰囲気なのですが、日が暮れ始め... Buonasera~ と挨拶を交わし合う頃になると... ドレスアップしたマダム達の姿が目立ち始めます
どう見ても私達のような運動着のような格好では場違いで、恥ずかしいのです...
急いでアパートに帰って息子はせめて衿付きのポロシャツに、私は浴衣に着替えました!
そうして出直して見ると一体どうしたことでしょう??
先に■『タオルミーナで浴衣☀』でご紹介したようにあちこちから「マダ~ム♪」「マダ~ム(゚∀゚)━」のお声がかかり、前代未聞のモテまくり状態になってしまい、人生モテ期のピークが到来したかのようでした!!
浴衣を持って来てよかった\(#⌒_⌒#)/
(*一日目と二日目の夜に着ました♪)
写真をリクエストされた方には、こちらからも撮らせて頂いた写真の一部が↓↓になります
一日目の夜は、ハンバーガーを買って帰りアパートで食べたのですが、その時もお店のお兄さんが喜んで下さり、新しいピクルスの瓶を開けて作ってくれた上に、ポテトをサービスで付けて下さいました♪
二日目の夜は、美味しそうなレストランを検索してから出かけてDinner にしました
このレストランでも「Oh! KIMONO!! Beautiful madam ♪」と歓迎して下さり、食後にデザートワインをサービスして下さいました(*^-^*)
三日目は夕方からアパートオーナー、メローラさんの共同経営者アンナさんにシチリアの郷土料理を息子と一緒に習いました
アパートの下の階に下りて行くだけの気軽さです!
買ったものを食べたり外食ばかりが続いていたので、キッチンに立つのが楽しかったです♪
みんなで食卓を囲んだ後、アンナさんに浴衣を着て頂きました
お料理を教えて頂いたお礼です(^-^
着物や浴衣を自分で着るのはもちろん楽しいのですが、シチリアで人に着せて幸せを感じる機会がめぐってくるとは夢にも思っていませんでした... (✿◡‿◡ฺ)
■『イタリア鉄道旅行⑭タオルミーナ(山と海篇)』に続きます /