三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

福島県の沼尻鉄道保存会が来日し三蟠鉄道研究会と交流

2023-11-02 16:34:17 | 鉄道

福島県の沼尻鉄道保存会が来日し三蟠鉄道研究会と交流

    宿泊予定のホテル岡山プラザホテル周辺を案内   来訪初日

三蟠軽便鉄道は大正4年8月11日三蟠駅か ら桜橋駅が開通したことから、平成27年には山陽学園の建物や敷地を

お借りして開通100周年記念事業をはじめ、年間を通じて多くの記念事業を執り行いました。記念事業を執り行

うに際して2年先輩格の沼尻鉄道が記念事業をされており、表敬訪問したことに始まり、交流が始まりました。

沼尻軽便鉄道は福島県猪苗代町の川桁駅から沼尻駅までを結ぶ鉄道として活躍し、三蟠鉄道が廃線後にコッペル

蒸気機関車を引き取っていただいた過去があります。三蟠鉄道開通100周年記念大会には、沼尻鉄道保存会の会長、

そして事務局長にお越しいただき、大会を盛り上げていただきました。

 三蟠鉄道研究会の仲間も過去、3回に亘り、稲苗代町を答礼訪問した経緯があります。

新型コロナウイルスが蔓延当時は、直接お会いしての交流は難しく、令和5年10月24日から2泊日の工程で、沼尻

鉄道保存会の安部なかさん以下3名を、お迎えすることができました。三日間の交流はとても楽しく、有意義で

親睦を暖めることができ、以下三日間の主な交流行事、訪問先などを掲載します。

初日の令和5年10月24日(火曜日)

 午後のみで宿泊ホテル(岡山プラザホテル)周辺の3か所を散策しました。

  武久夢二美術館

   学芸員の説明やテレビ画面で夢二の生涯や、多くの美術品についての説明を

   受けた後、展示されている作品に目を通しました。

         

  後楽園

   日本三公園の一つと言われる後楽園では、ガイドの説明受けながら、園内を

   ゆっくり回り、秋空の下、綺麗な芝生や、築山、御船入りの場、そして岡山城

   が見える景色に、皆さん驚かれた様子でした。ガイドさんの説明後も、福島の

    人にはかつて明治天皇がお泊りになられた「延養亭」を案内しました。ここは

   今月23日から一週間の特別公開の真っ最中で、岡山市民にとっても大変勉強に

   なりました。 

         

           

  岡山城

   昨年リューアルで新装になった岡山城では、多くのイベントが予定されていますが、

   お城の下まで足を運びましたが、時間の関係もあり、城の中には入りませんでした。 

                  

  ホテルでの歓迎会

   ホテルに戻って福島の3人はチェックイン、18時から盛大な歓迎会を執り行いました。

   

  

 

 

 

 

 


三蟠鉄道研究会資料展示

2023-10-16 21:05:33 | 三蟠軽鉄資料の展示

東山公民館文化祭で三蟠軽便鉄道資料展示

今年令和5年は第20回公民館文化祭の日で、10月14日から2日間の開催で賑わいました。

三蟠鉄道研究会としては、今年もいろいろ画像など展示することができましたが、蒸気機関車を模した

世界で一つしかない神輿は14日が鉄道の日に重なったため、14日は岡山駅前広場に展示することとなりました。

このため神輿の展示は15日のみsとなりましたが、子どもたちにとっては興味を引き、蒸気機関車奈乗りたいと

集まりました。

 資料や画像の展示は室内で執り行いましたが、神輿は大きく、玄関入り口の前で展示しました。

玄関先の機関車神輿は展示

 

展示室(図図書室の一部)

 画像を含む多くの資料を展示して、開始時間を待つ

 

今年リニューアルした蒸気機関車神輿

  今年は念入りな改装に加え、子ども達が乗れるように新たに手摺付きの階段も設置しました

 

ボーズするご家族

子供達は運転手席で汽笛を鳴らすのが人気 ピーッと

 まだマスク姿のご家族も手を振ってくれた

 

着物着付け教室のみなさん玄関先でポーズ

 機関車神輿と台車や階段は軽トラック2台に積み込むところ 

 この後、始発駅だった三蟠の資料館にも戻りました


三蟠鉄道研究会資料展示

2023-10-16 19:39:16 | 三蟠軽鉄資料の展示

東山公民館文化祭で三蟠軽便鉄道資料展示

 

 

 

 

 

 

 

 


三蟠軽便鉄道発祥の地に石碑建立の思い出

2023-09-30 11:25:51 | 石碑建立

三蟠軽便鉄道発祥の地に石碑建立に至る思い出

 平田釣具店の店ご夫妻は、永年の思いを叶えたいと、万成石での

石碑建立を決断され、現地を視察した。万成石は岡山県内では、さほど

知られていないが、明治天皇の皇后陛下の記念館に使われたことでは有名

現在の国会議事堂造営にも使いたいと思ったものの、万成山の石材では

数量が足りない。やむなく外国の石が使われたほど万成石はとても貴重だ。

過去には、歌手の石原裕次郎の墓にも使われたことで有名。

万成山の石切り場見学  (令和5年3月1日)

 

 

 石切り場の跡を見学。万成山山頂には、かつて宇喜多城主の居城があったが、今は痕跡は見つからない。

今日は山頂には上がれないが、頂上から見る四方の景色は抜群。石碑や看板で万成城の記録が分かる。

 

 

平田釣具店長夫妻、石碑に向いた石を確認、大きさはイメージに合うか思案

 

 

三宅石材店の工場を案内され、

  出来上がったばかりの石碑見学(令和5年6月7日)


三蟠軽便鉄道発祥の地に石碑建立

2023-09-06 17:26:07 | 石碑建立

三蟠軽便鉄道発祥の地に石碑建立して除幕式

昭和6年6月30日三蟠軽便鉄道は地域の皆さんに惜しまれつつ、廃業に至りましたが、大きな社会貢献をした三蟠軽便鉄道を後世に伝承したいと

三蟠鉄道研究会は立ち上がりました。三蟠軽便鉄道が走っていた当時の三蟠駅駅長は開通から廃業迄、平田高二ご夫妻でした。令和になった今、岡山市

中区のこの地に鉄道が走っていたことを知る人の少なくなって、地元民は危機感を深めていきました。特に現在は平田釣具店として、店舗を営む

平田竹二ご夫妻にとっては私たちがやらねばと思ったのは自然の流れでした。

現店舗は始発駅の駅舎跡であり、自宅兼店舗となった今、店主竹二さんも93歳とご高齢となり、「今やらねば、いつできる」との思いでした。

三蟠鉄道研究会としても、店舗の軒下が「三蟠鉄道資料館」となっている今、我々の任務であるし、この地の歴史的価値をはっきり後世に伝承する

には、今しかないとの思いでした。

三蟠鉄道研究会会長内田武宏 開会挨拶

沖田神社の秦宮司による石碑のお祓い

石碑の表面には三蟠駅長だった平田高一様、

  そして庶務を務められた寿野様のお名前が刻まれている。

地元を代表して操明学区連合町内会会長萩原正彦様挨拶

秦宮司による祝詞と、これを聴く平田こ夫婦ほか一同

 

岡山市長大森雅夫からご祝辞をいただく

]

玉串奉奠、宮司に続いて、平田竹二ご夫妻による玉串奉奠

 

国土交通省岡山河川事務所所長玉串奉奠

テント内の様子、前方ではテープカットの準備

 

平田竹二様からお礼の言葉

集合写真を控えての平田ご夫婦と秦宮司ほか談笑

除幕式の最後は集合写真

  <本日のご参加は80人余りでした全員がカメラに収まることはできませんでした。>

 

三蟠鉄道研究会会長、テレビ瀬戸内から取材受ける