三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

湊駅の駅名板を修繕しました

2021-12-05 13:22:40 | 岡山県立聾学校生徒がみなと駅の駅名板制作

 

画像は倒壊した駅名板

駅名板裏面には制作に携わった学生のお名前も書かれています。

 完成したみなと駅の駅名板

三蟠軽便鉄道開通100周年記念事業の一環として、平成27年8月21日みなと駅の駅名板設置に伴う除幕式をして、6年を経過しました。

強い風の日の後、11月1日突然倒壊しました。風雨にさらされての木部腐食の為と分かりました。

設置当時は、こんなに早い倒壊を想定しておりませんでした。

今回は両脚にステンレスの靴下を履かせるような形で、ペンキを塗って看板修理してもらい、無事復元できました。

 メンバーと一緒に他の駅名板の三蟠駅、浜中駅、宮道駅、そしてメガネの三城南のアバット跡、現在も鉄道道床が残っている場所の

計5か所全てをチェックして確認しましたが、他は異常ありませんでした。

 

 

 


みなと駅の駅名板復元除幕式

2017-03-08 14:56:57 | 岡山県立聾学校生徒がみなと駅の駅名板制作
  待ちに待った駅名板除幕式


岡山県立岡山聾学校の学生たちが実習で完成させた駅名板、この日は「みなと駅」の除幕式です

テープカットは地元の連合町内会会長那須和夫氏、平井元町町内会会長内田正夫氏、
三蟠鉄道研究会会長内田武宏、制作指導に当たってくださった下山恵史先生ほか教員、学生たちも参加していただき、盛大に挙行しました。




学生たちが除幕しました。





制作に携わられた先生と学生たちとの記念写真です。 

長い時間かけて大変お世話になりました。 100周年を迎えたこの年に復元できたこと夢のようです。(三蟠鉄道研究会会長談)






マスコミの取材も受けました。




町内には、新名所が誕生しました。





先生方もこれまでの苦労話を語ってくださいました。


岡山県立岡山聾学校生徒による駅名板制作

2017-03-08 13:25:22 | 岡山県立聾学校生徒がみなと駅の駅名板制作
岡山聾学校高等部の学生たちが授業の中で、かつての三蟠軽便鉄道の駅名板復元作業に携わってくれました。

 具体的には「みなと駅」、「はまなか駅」の二つの駅でした。

先生方のご指導で、いくつもの工程を経て、三ヶ月もかけて完成させてくれました。

以下の画像は平成27年7月16日作業実習室の模様です。 学生たちは、制作技術のみならず、鉄道の歴史についても
学ぶきっかけとなりました。


学生たちが材料とした材木から製材作業へと工程を学びます。







組立作業では柱と板の張り合わせで、共同作業になります。




駅名板としてふさわしい色での塗装作業です。





みなと駅です。 100年前は、横書き文字は右から読んでいたので、ここでの駅名板は左から書いているところです。





はまなか駅の駅名板もいよいよ完成です。





みなと駅周辺の定位置に設置を完了しました。