三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

NHK連続テレビ小説(エール)17週からのあらすじ

2020-12-02 14:27:07 | 朝ドラエールで古関裕而に光を

第21週「夢のつづきに」

音(二階堂ふみ)は、子育てで一度はあきらめた歌手になる夢をかなえるため、
裕一に励まされ声楽講師のベルトーマス(広岡由里子)に勧められたオペラの

オーディションに挑戦する。
審査員席には懐かしい音楽学校時代のライバル・夏目千鶴子(小南満佑子)に出会う。 
一方、娘の華(古川琴音)は思春期で、母に反発することが増えていた。
そして音が受けたオーディションは思わぬ方向に動き…。
そして、音と華のことが心配な裕一(窪田正孝)はふたりのためにあることを思いつく。

 

第22週「ふるさとに響く歌」

作詞家として大成した鉄男(中村 蒼)だったが、自らの暗い過去にとらわれ
家族を主題にした歌だけは書けずにいた。
裕一(窪田正孝)はそんな鉄男に母校の校歌を一緒に作ろうと誘う。

校歌が完成して福島を訪れた2人に思いがけない出会いが…!
 一方、裕一の弟の浩二(佐久本 宝)はりんご農家を頻繁に訪れていた。
実はその家の娘・まき子(志田未来)にひそかに思いを寄せているのだが、
彼女は戦死した恋人を忘れられずにいて…。

 しかし、音が察して二人の縁結びの神に・・めでたくハッピーエンド。

第23週「恋のメロディ」

裕一(窪田正孝)は池田(北村有起哉)とともに、ラジオドラマ「君の名は」の制作に取り組む。
ハプニング続出の中、大ヒット作品が誕生する。
一方、娘の華(古川琴音)は看護の仕事に多忙を極める毎日で、母の音(二階堂ふみ)は心配していた。
恋愛や結婚には興味を示さない華だったが、
あるとき、勤務先の病院にけがで入院してきたロカビリー歌手アキラ(宮沢氷魚)と出会い、
恋に落ちる。
しかし、裕一は娘の相手を認められず!?

最終週「エール」

アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)との結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。
裕一と音は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業や、これまでの派手な

生活から結婚に反対する。ぶ然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。
しかし、華を思って作ったアキラの歌を通して彼の本気を感じた裕一と音は、かつて
自分達も、親が結婚を許してくれた当時の頃を思い出いだした。
それから数年後、裕一の元に、政府を代表して東京オリンピックの開会式の

入場行進曲の作曲依頼が舞い込む。裕一は、これまでの人生を振り返りながら、

平和の祭典に向けてこん身の一曲を書き上げる。 

さて、開会式当日、全国にこの行進曲が流れると、古里の福島でも、

弟の浩二家族が飛び上がって喜び歓声を上げる。

 

  感想

約半年かけて大変盛り上がったこのドラマ、ストーリーも凄かったが、ミュージカル

メンバーがそれぞれに個性を発揮して歌われたことに感動を覚えました。なにかしら

三蟠鉄道と福島の沼尻鉄道との絆がさらに深まった思いです。

 最後の曲は以下の通り、忘れられない曲ばかりでした。

 ① とんがり帽子

 ② モスラの歌

 ③ 福島行進曲

 ④ 船頭可愛いや

 ⑤ フランチェスカの鐘

 ⑥ イヨマンテの夜

 ⑦ 高原列車は行く

 ⑧ 栄冠は君に輝く

 ⑨ 長崎の鐘

最終回は古関メロディーNHKホールで紅白歌合戦さながらのコンサートが開かれました

司会を古山裕一(窪田正孝)

OPNINGを飾るのは、
とんがり帽子 御手洗清太郎(古川雄大)、藤丸(井上希美)、夏目千鶴子(小南満佑子)、裕一(石田星空)、音(清水香帆)、鉄男(込江大牙)、久志(山口太幹)ら子ども時代を演じたキャスト

モスラの歌 千鶴子(小南満佑子)・藤丸(井上希美)

福島行進曲 ミュージックティーチャー御手洗(古川雄大)

船頭可愛いや 久志(山崎育三郎)が歌唱、ギター伴奏を鉄男(中村蒼)

栄冠は君に輝く 藤堂(森山直太朗)と久志(山崎育三郎)

フランチェスカの鐘 昌子(堀内敬子)が、岩城(吉原光夫)が「イヨマンテの夜」を熱唱する。

イヨマンテの夜 岩城新平(吉原光夫)

「あなたが選ぶ古関メロディーベスト30」(福島民報社主催)で見事1位に輝いた高原列車は行く 光子(薬師丸ひろ子)

最後を締めくくるのは長崎の鐘、古山裕一(窪田正孝)の指揮。音(二階堂ふみ)と出演者全員が平和への祈りを込めて歌い上げる。

 

 

 


NHK連続テレビ小説(エール)17週からのあらすじ

2020-12-02 11:45:19 | 朝ドラエールで古関裕而に光を

第17週「歌の力」

裕一(窪田正孝)に召集令状が届き、戦地で戦うことになっていたものの、作曲活動での戦争への貢献が認められる形いったんは召集解除となる。

海軍の航空機搭乗員となるために学ぶ“予科練”の若者たちをテーマに

「若鷲の歌」を作曲することになり、訓練に励む若者たちに会いに行く。

死を覚悟する若者の心に触れた裕一は感動を覚える。そして、戦地への慰問に行くことが決定した。

第18週「戦場の歌」

裕一は、慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れたが、まさに“インパール作戦”に進出する直前だった。

そこは可成りの激戦地だった。

恩師の藤堂先生(森山直太朗)が前線の駐屯地にいることを知った裕一は、

危険を冒し会いにいく。

兵士たちと演奏会を開き、音楽で気持ちが一つになった翌朝、空から空爆の悲劇が襲う。

一方、福島では母・まさ(菊池桃子)が倒れ、弟の浩二(佐久本 宝)から知らせを受けた音(二階堂ふみ)が駆けつけた。

第19週「鐘よ響け」

終戦後、裕一は焦燥しきって曲を書けなくなっていた。

しかし劇作家・池田二郎(北村有起哉)との出会いでラジオドラマ「鐘の鳴る丘」、そして「長崎の鐘」の作曲をすることに。

裕一は歌詞の元になった本の著者・永田 武(吉岡秀隆)に会いに長崎へ。

原爆投下で自らも被爆しながら医師として人々の救護に当たった永田は、裕一に「落ちるところまで落ちた人間にしか気持ちは分からない」と言われてはっと気が付く。

一方、吟(松井玲奈)の夫で元軍人の智彦(奥野瑛太)は職探しをしている中、戦災孤児の少年と出会う。

第20週「栄冠は君に輝く」

「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一(窪田正孝)は、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐 仁)からの依頼で「全国高等学校野球選手権大会」の曲作りに取り組む。

そんなある日、裕一と鉄男(中村蒼)は藤丸(井上希美)に案内されて、久志(山崎育三郎)と再会する。

戦後、自暴自棄の生活を続けていた久志に立ち直ってほしい裕一は、高校球児のために「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと励まし、甲子園へ連れていく。現場を見せないと気力が回復しないと悟ったからだ。

 

 

 

 


エール再放送情報

2020-09-02 13:21:38 | 朝ドラエールで古関裕而に光を

コロナの影響で収録ができていないようですが、以下のとおり、近く放送が再開される模様です。

放送再開のお知らせ

現在、再放送をお送りしている連続テレビ小説「エール」の放送を再開することとなりましたので、お知らせいたします。

【放送再開日時】
9月14日(月) [総合] 午前8時00分
[BS4K・BSプレミアム]午前7時30分



NHK連続テレビ小説(エール)1週から7週までのあらすじ

2020-05-17 09:43:24 | 朝ドラエールで古関裕而に光を

NHK連続テレビ小説、朝ドラ「エール」が令和2年3月30日から放送が始まっています。

「エール」(月~土)は、生涯で約5000曲を作った昭和の作曲家・古関裕而(福島県出身)と

妻の金子がモデルの物語です。

 

配役 

主役である古山裕一(後の古関裕而)幼少の頃を石田星空、成人してからは窪田正孝が演じる

藤堂先生を森山直太朗

古山三郎を唐沢寿明

古山まさを菊池桃子

古山浩二を佐久本宝

裕一の伯父権藤茂兵衛を風間杜夫

ガキ大将の村野鉄男を入江大牙 成人してからを中村蒼

もう一人の主役関内音の幼少の頃を清水香帆 成人してからを二階堂ふみが演じる

父・関内安隆を光石研

母・関内光子を薬師丸ひろ子

姉・関内吟を本間叶愛 成人してからを松井玲奈

妹・関内梅を新津ちせ 成人してからを森七菜

帝国音楽大学で先輩オペラ歌手・双浦環を柴咲コウ

ハーモニカ倶楽部会長・舘林を川口覚

音の声楽レッスンでの教師・御手洗清太郎先生を古川雄大

裕一が入社したコロンブスレコードに同期・木枯正人を野田洋次郎

音が入学した帝国音楽大学の上級生・佐藤久志を山崎育三郎

コロンブスレコードの先輩作曲家小山田耕三を志村けん

コロンブスレコードのディレクター役廿日市誉を古田新太

早稲田大学の応援団長田中隆役を三浦貴大

村野鉄男の元恋人希穂子役を入山法子

東京での古山家近所の喫茶「バンブー」の店主梶取保を野間口徹

 その妻  役を仲間依紗

古山裕一の最初のレコーディング曲「船頭可愛いや」を最初に歌った藤丸役を井上希美

古山裕一・音の長女  役を田中乃愛

 

 

第1週 初めてのエール

 福島の老舗呉服店の長男として生まれた石田星空演ずる古山裕一(後の古関裕而)は不器用で

内気な少年で、いじめられがち。しかし、森山直太朗演ずる担任の藤堂先生の勧めで作曲を始めると

秘めた才能を発揮する。一方、唐沢寿明演ずる父の古山三郎と、菊池桃子演ずる母のまさは店の経営

に行き詰っている。そこに風間杜夫演ずる裕一の伯父・権藤茂兵衛から申出があり・・・

ある日、音楽家を夢見る裕一は、入江大牙演ずるガキ大将の村野鉄男の秘密を知ってしまった・・・

第2週 運命のかぐや姫

一方愛知県の豊橋で馬具を製作販売している関内家の次女、音は11歳。 父・安隆と母光子のもと、

姉・吟、妹・梅と楽しい日々を過ごしていた。音は、小学校の最高学年になり、クラスで竹取物語を

上演することになり、主役のかぐや姫を演じることを願うのだが・・・そんなある日、教会でオペラ

歌手の双浦環が歌を披露するところに居合わせる。・・・

第3週 いばらの道

福島商業学校で学ぶ裕一は、ハーモニカ倶楽部に入り、音楽に夢中の毎日。ある日、倶楽部の会長の

舘林から定期公演で演奏するオリジナル曲を作らないかと誘われる。一方父三郎が経営する呉服屋の

喜多一は、不況の影響を受け、売り上げが激減。融資を受けなくてはならなくなる。三郎は妻まさの

兄茂兵衛に頼むかどうか悩むが、それにはある条件があり・・・・

第4週 君はるか

将来の目標が見えない日々を送っている裕一。ある日鉄男が訪ねてきて「国際作曲コンクール」の話

をする。一方、豊橋の関内家では音が幼少の頃に出会った双浦環のような歌手になることを夢見て、

御手洗清太郎先生から声楽のレッスンを受けていた。音の姉の吟は、お見合いを重ね、妹の梅は作家

を目指していた。そんな関内家にある知らせが届く・・・・

第5週 愛の狂騒曲

音の真意を確かめようと、裕一が突然豊橋の関内家を訪問する。母親光子は裕一の来訪を喜ぶ音に、

裕一との関係を断ち切るように言う、一方福島では裕一の姿が見えなくなったことで騒ぎが起こって

いた。伯父の茂兵衛は行き先を知っているはずと、三郎を問い詰めるのだが、茂兵衛はすぐにでも

裕一を養子として正式に権藤家を継がせたいと考えていた。・・・

第6週 ふたりの決意

豊橋での演奏会を終えて、裕一は意気揚々と福島に帰るが、音との結婚を認めない母まさや、弟の

浩二たちの気持ちを初めて知り、将来の選択について心が揺れる。そんな折、イギリスから国際郵便

が届く。それは裕一の海外留学についての衝撃の知らせだった・・・・

音楽の道から離れようとする裕一に対して、夢をあきらめてほしくない音は、東京でレコード会社に

裕一の売り込みを開始する。

第7週 夢の新婚生活

家族に反対されながらも上京した裕一は、音との新婚生活をスタートさせる。同時にコロンブス

レコードの専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に採用されない。そんな中、同期入社の

木枯正人の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。一方、音は歌手を目指して音楽学校に

入学。そして上級生の佐藤久志と急接近! 久志は裕一の幼馴染で二人は思いがけず運命の再開

を果たす。

 


古関メロディーベスト30募集で「高原列車は行く」1位に

2020-04-15 12:16:32 | 朝ドラエールで古関裕而に光を

 「高原列車は行く」は岡山の三蟠鉄道にとっても感慨深い曲

  この曲の舞台となったのは沼尻軽便鉄道 温泉通いした丘灯至夫が作詞し、古関裕而が作曲、

岡本敦朗が歌って、一世を風靡した。

福島民報3月7日(土)発刊の記事によると、福島市出身の作曲家・古関裕而さんの作品に光を当てる

あなたが選ぶ古関メロディーベスト30が全国からの投票によりベスト30が決定した。

一位はダントツで「高原列車は行く」がトップとなりました。

この曲は三蟠鉄道が廃線になって、引き取っていただいたドイツ製コッペル機関車が、余生を送った

沼尻軽便鉄道が舞台になっています。

三蟠鉄道ファンは、熱い視線を送り、この曲が上位にランキングされるよう、投票で応援しました。

3月7日、待ちに待った結果発表があり、沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会(会長出口陽子・事務局長

安部なか)から朗報が届き、三蟠鉄道研究会メンバーほか岡山の鉄道ファンは、改めて福島と岡山の

ご縁に感銘を受けました。

 また、NHKの連続テレビ小説エール(朝ドラ)で、古関裕而ご夫婦の生涯が3月30日からの

放映が始まっています。

 

福島民報が、「あなたが選ぶ古関メロディーべスト30受付開始 

令和元年12月10日記事 令和2年2月7日まで、結果発表は同3月上旬

福島の協三工業  古関さんの朝ドラ応援

沼尻軽便鉄道の車両製造で縁

令和2年3月7日付福島民報記事で古関メロディーベスト30決定

 順位   曲名              得票数

第 1位 高原列車は行く         8,141

第 2位 栄冠は君に輝く         3,168

第 3位 長崎の鐘              994

第 4位 オリンピック・マーチ        717

第 5位 紺碧の空              379

第 6位 六甲おろし             357

第 7位 イヨマンテの夜           302

第 8位 モスラの歌             270

第 9位 君の名は              254

第10位 とんがり帽子            241

第11位 ひるのいこい            212

第12位 福商青春歌             187

第13位 あこがれの郵便馬車         138

第14位 ドラゴンズの歌           120

第15位 スポーツ・ショー行進曲        97

第16位 暁に祈る               87

第17位 わらじ音頭              81

第18位 福島夜曲               80

第19位 青春の鐘               79

第20位 愛国の花               70

第21位 闘魂込めて              67

第22位 別れのワルツ             54

第23位 黒百合の歌              51

第24位 長崎の雨               50

第25位 我ぞ覇者               47

第26位 さくらんぼ大将            44

第27位 ラバウル海軍航空隊          43

第28位 若鷲の歌               40

第29位 我が家の灯              38

第30位 夢淡き東京              35

 

「高原列車は行く」に特別な想いを寄せる半沢武男さん(89歳)ご夫婦

この歌の舞台となった福島県猪苗代町にあったの沼尻軽便鉄道の写真など見返して

当時を思い起こす。半沢さんは整備士と運転士を合わせ、約20年間務め、

鉄道の車両を貸し切って、妻里子さんとの結婚式も挙げた。